10人のジェノアに辛勝のローマが首位ユーベに迫る《セリエA》
2014.12.15 01:05 Mon
▽セリエA第15節、3位のジェノア(勝ち点26)と2位のローマ(勝ち点32)による上位対決が14日にルイジ・フェラリスで開催され、ローマが1-0で勝利した。
▽ジェノアは、前節のミラン戦の勝利でリーグ戦9試合無敗(6勝3分け)を達成。上位陣の取りこぼしもあり、気付けばCL出場圏内の3位に浮上した。迎えた今節は、2位のローマを本拠地ルイジ・フェラリスに迎えた。
▽一方、サッスオーロとのドローでホームでの連勝が「7」でストップしたローマは、直近のCLマンチェスター・シティ戦でもホームで敗戦しCL敗退が決定。失望感を抱えた中で好調ジェノアとの難しい一戦に臨んだ。シティ戦からのメンバー変更は3点。トッティとマノラス、リャイッチに代わってアストーリとイトゥルベ、フロレンツィが先発で起用された。
▽多くの熱狂的なホームサポーターが詰めかけた一戦は、立ち上がりから積極的な主導権争いが繰り広げられていく。だが、時間の経過とともに繋ぎの精度で勝るローマがペースを掴む。ピャニッチを起点に相手のプレッシャーを難なくいなすローマだが、アタッキングサードではトッティ不在の3トップの呼吸がやや合わず、相手を崩し切れない。
▽それでも17分、味方とのワンツーでバイタルエリアを強引にこじ開けたジェルビーニョの仕掛けからピャニッチ、フロレンツィが連続で決定的なシュートを放つが、ここは相手GKペリンの素早いレスポンスに阻まれた。
▽ローマは前節PKを決めているリャイッチがゴール右隅を狙ってシュートを放つが、投入直後のGKラマナに圧巻のPKストップで阻まれる。続く35分にはバイタルエリアで前を向いたナインゴランが強烈なミドルシュートを放つも、再びラマナの好守に遭う。
▽緊急出動のラマナに手を焼くローマだが、数的優位を生かして攻め続けると、40分にようやく先制に成功する。相手陣内右サイド深くでボールを奪い返したマイコンが折り返したボールを、ボックス手前中央のナインゴランが身体を倒しながら見事な右足のダイレクトボレーで合わせ、ゴールネットを揺らした。その後、前半終了間際にカウンターからマトリに決定機を許すも、ここはGKデ・サンクティスの冷静な対応で凌ぎ、アウェイのローマが1点リードで試合を折り返した。
▽1点ビハインドに加え数的不利を強いられたジェノアはハーフタイムに動く。前線で奮闘していたマトリをベンチに下げて右ウイングバックが本職のエデニウソンを投入。この交代でシステムを[5-3-1]に変更し、最前線に据えたペロッティのスピードに懸けたカウンタースタイルで同点を目指した。
▽相手のカウンターに気を配りつつ圧倒的にジェノアを押し込むローマは試合を決定付ける2点目を狙う。だが、63分にマイコンのお膳立てからピャニッチに決定機が訪れるも、ゴール至近距離でピャニッチが放ったボレーシュートはミートせず、GKにキャッチされてしまう。さらに71分にはアストーリの意表を突いたリスタートからジェルビーニョがGKと一対一を迎えるが、この決定機をモノにすることができない。
▽その後もローマペースながらこう着状態が続く中、両チームの指揮官は後半半ば過ぎに動きを見せる。攻め手がないジェノアはDFを1枚削ってターゲットマンのピニージャを投入し、より前がかりとなる。対してローマはエースのトッティとイトゥルベをピッチに送り込み、試合を殺しにかかる。
▽再三の決定機を決め切れないローマは試合終了間際に絶体絶命のピンチを招く。後半アディショナルタイム、右CKをファーのN・ブルディッソに頭で落とされると、これをゴール至近距離のリンコンに頭で押し込まれてしまう。だが、リンコンのポジションがオフサイドだったため、ジェノアのゴールは認められず。最後の最後に肝を冷やしたローマだったが、ジェノアとの上位対決を1-0で制した。この結果、ローマは同日行われた試合でサンプドリアと引き分けた首位ユベントスとの勝ち点差を「1」に縮めた。
▽ジェノアは、前節のミラン戦の勝利でリーグ戦9試合無敗(6勝3分け)を達成。上位陣の取りこぼしもあり、気付けばCL出場圏内の3位に浮上した。迎えた今節は、2位のローマを本拠地ルイジ・フェラリスに迎えた。
▽一方、サッスオーロとのドローでホームでの連勝が「7」でストップしたローマは、直近のCLマンチェスター・シティ戦でもホームで敗戦しCL敗退が決定。失望感を抱えた中で好調ジェノアとの難しい一戦に臨んだ。シティ戦からのメンバー変更は3点。トッティとマノラス、リャイッチに代わってアストーリとイトゥルベ、フロレンツィが先発で起用された。
▽それでも17分、味方とのワンツーでバイタルエリアを強引にこじ開けたジェルビーニョの仕掛けからピャニッチ、フロレンツィが連続で決定的なシュートを放つが、ここは相手GKペリンの素早いレスポンスに阻まれた。
▽その後はやや攻めあぐねたローマだったが、前半半ば過ぎに絶好の先制機が訪れる。29分、カウンターからリャイッチの絶妙な縦パスに抜け出したピャニッチがボックス左でフリーのナインゴランに丁寧なラストパスを送る。ナインゴランが深い切り返しでGKをかわしにかかると、相手GKペリンが勢い余ってナインゴランの足をすくってしまい、ローマにPKが与えられる。さらにこのファウルでペリンが一発退場でピッチを後に。ガスペリーニ監督はファルケを下げてGKラマナを投入した。
▽ローマは前節PKを決めているリャイッチがゴール右隅を狙ってシュートを放つが、投入直後のGKラマナに圧巻のPKストップで阻まれる。続く35分にはバイタルエリアで前を向いたナインゴランが強烈なミドルシュートを放つも、再びラマナの好守に遭う。
▽緊急出動のラマナに手を焼くローマだが、数的優位を生かして攻め続けると、40分にようやく先制に成功する。相手陣内右サイド深くでボールを奪い返したマイコンが折り返したボールを、ボックス手前中央のナインゴランが身体を倒しながら見事な右足のダイレクトボレーで合わせ、ゴールネットを揺らした。その後、前半終了間際にカウンターからマトリに決定機を許すも、ここはGKデ・サンクティスの冷静な対応で凌ぎ、アウェイのローマが1点リードで試合を折り返した。
▽1点ビハインドに加え数的不利を強いられたジェノアはハーフタイムに動く。前線で奮闘していたマトリをベンチに下げて右ウイングバックが本職のエデニウソンを投入。この交代でシステムを[5-3-1]に変更し、最前線に据えたペロッティのスピードに懸けたカウンタースタイルで同点を目指した。
▽相手のカウンターに気を配りつつ圧倒的にジェノアを押し込むローマは試合を決定付ける2点目を狙う。だが、63分にマイコンのお膳立てからピャニッチに決定機が訪れるも、ゴール至近距離でピャニッチが放ったボレーシュートはミートせず、GKにキャッチされてしまう。さらに71分にはアストーリの意表を突いたリスタートからジェルビーニョがGKと一対一を迎えるが、この決定機をモノにすることができない。
▽その後もローマペースながらこう着状態が続く中、両チームの指揮官は後半半ば過ぎに動きを見せる。攻め手がないジェノアはDFを1枚削ってターゲットマンのピニージャを投入し、より前がかりとなる。対してローマはエースのトッティとイトゥルベをピッチに送り込み、試合を殺しにかかる。
▽再三の決定機を決め切れないローマは試合終了間際に絶体絶命のピンチを招く。後半アディショナルタイム、右CKをファーのN・ブルディッソに頭で落とされると、これをゴール至近距離のリンコンに頭で押し込まれてしまう。だが、リンコンのポジションがオフサイドだったため、ジェノアのゴールは認められず。最後の最後に肝を冷やしたローマだったが、ジェノアとの上位対決を1-0で制した。この結果、ローマは同日行われた試合でサンプドリアと引き分けた首位ユベントスとの勝ち点差を「1」に縮めた。
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ジェノアのアイスランド代表MFアルベルト・グズムンドソン(26)がスペインメディアのインタビューに応じた。 ジェノアのグズムンドソン。この名前にピンとくる人はあまりいないだろう。AZ時代は日本代表DF菅原由勢とチームメイトだったが、2021-22シーズン途中にジェノアへ移籍し、昨季はセリエBでプレー。今季からセリエAに戻ってきた。 ただ、今季の活躍はにわかに注目を集めており、ここまでセリエA全9試合出場で3ゴール。アルベルト・ジラルディーノ監督率いるチームで2トップの一角を担い、自由なボールの受け方やエレガントなドリブル、切れ味鋭いシュートなどなど、対戦相手を悩ます非常に怖い存在となっている。 この活躍はイタリアを超えてスペインまで届いているようで、スペイン『Relevo』がグズムンドソンへのインタビューを実施。アイスランド産のドリブラーは、自身のプレースタイルは少年時代に磨かれたものと明かしている。 「欧州全体がどうとかは言えないけど、子どもたちが路上でサッカーをしている姿を最近ほとんど見かけないんだ。僕はアイスランドしか知らないけど、近年はアイスランドでも学校や街中に人工芝のピッチがたくさん作られ始めた。そもそも雪国ゆえにストリートサッカーが難しいっていうのはあるけどね」 「ストリート、人工芝、天然芝…どんな環境でサッカーをしたって成長につながることは間違いない。僕は子どものころに道端でボールを蹴ってたし、学校へ行けばコンクリートの上でサッカーをした。雪だらけでボールがどこへ飛ぶか予測できないピッチでも1人で練習した。雪が積もり過ぎれば今度は屋内でフットサルさ」 雪国アイスランドの出身でありながら、南米の選手かと思わせるような回答をしたグズムンドソン。やはり、好きな選手も南米出身のドリブラーが多い。 「リオネル・メッシはどの瞬間も異次元のレベル。ネイマールもね。そう、僕はネイマールを心から愛してるんだ。子どもたちは皆ネイマールのような選手が好きだろ? 今なら…そうだな、レアル・マドリーのヴィニシウス・ジュニオールだね。彼のドリブルはとっても上手で、観るのが楽しい」 生粋のドリブラー・グズムンドソン。26歳と決して若手ではないが、現在の活躍が続けば、来年の今頃はビッグクラブにいるかもしれない。 2023.10.24 18:40 Tue4
「2桁ゴールなし」イタリア代表のストライカー陣が軒並み低調? 伊紙がユーロ2024へ向けて問題提起
イタリア代表のストライカー陣が所属クラブで数字を伸ばせていない。イタリア『カルチョメルカート』が問題提起している。 今夏ユーロ2024を控えるイタリア代表。いくら過去2回のワールドカップ(W杯)に出場できていないと言っても、そこは欧州王者。通算3度目の優勝、同国史上初の連覇に期待が懸かる。 ここで、ルチアーノ・スパレッティ監督就任後の全3回の代表活動(昨年9月・10月・11月)に1度でも招集され、センターフォワードとして1分でもプレーした選手を並べてみよう。(指揮官は全6試合とも[4-3-3]を採用) チーロ・インモービレ(ラツィオ) 今季リーグ戦:22試合6得点 国際Aマッチ通算:57試合17得点 ジャコモ・ラスパドーリ(ナポリ) 今季リーグ戦:25試合3得点 国際Aマッチ通算:24試合6得点 ジャンルカ・スカマッカ(アタランタ) 今季リーグ戦:19試合6得点 国際Aマッチ通算:15試合1得点 マテオ・レテギ(ジェノア) 今季リーグ戦:19試合6得点 国際Aマッチ通算:4試合2得点 『カルチョメルカート』は「危機に瀕する攻撃陣。2月末の段階で、ストライカーは誰一人2ケタゴールまで到達せず。スパレッティは誰をユーロへ連れていき、誰を振り落とすのか」と問題提起。 そう、4者ともそれぞれクラブでの立ち回り・役割の影響であったり、ケガの影響であったりと、あまりゴール数を伸ばせていないのだ。 ゴール数以外にも懸念点があり、34歳インモービレは最近隠せなくなった「衰え」、ラスパドーリは「ナポリで控え」、スカマッカは「代表での存在感に乏しい」などなど… 選手の“枠”を考慮すれば、少なくとも1人はユーロ行きを逃すことになりそうだが、カルチョファンのあなたがスパレッティ監督の立場なら、誰をチョイスするだろうか。 今冬フィオレンティーナへレンタル移籍したアンドレア・ベロッティ、イタリア人ストライカーでセリエA得点ランキングトップ(9得点)のアンドレア・ピナモンティ etc...スパレッティ体制で声がかかっていない選手も数多くいる。 2024.02.28 16:45 Wed5
