トッテナムを破ったベシクタシュが首位通過《EL》
2014.12.12 05:41 Fri
▽ELグループステージ最終節が11日にヨーロッパ各地で行われた。グループCの2位・ベシクタシュ(勝ち点9)と首位・トッテナム(勝ち点11)の一戦は、ベシクタシュが1-0で勝利した。
▽前節終了時点でグループステージ突破を決めている両者は、首位通過を懸けてベシクタシュのホームで激突した。アウェイのトッテナムは、約9カ月ぶりの公式戦となったウォーカーやローズ、カブールなど負傷明けのメンバーと、パウリーニョなど控えメンバーが先発で起用された。
▽開始5分過ぎに突然の停電で15分ほどの中断を余儀なくされるなど、ややバタついた前半は、ほとんどの時間でトッテナムが主導権を握ったが、再三のチャンスをソルダードら攻撃陣が決め切れない。一方、ベシクタシュもカウンターから何度かチャンスを迎えたが、エースのデンバ・バを欠く攻撃陣は迫力を欠き、こちらもゴールをこじ開けることはできなかった。
▽迎えた後半は、逆転での首位通過に向けて勝利が必要なベシクタシュがアグレッシブな入りを見せる。負傷明けでコンディションが整っていないウォーカーとカブールの相手右サイドを積極的に狙うベシクタシュは59分、ボックス左に抜け出したオルジャイの折り返しをトスンがワンタッチで押し込み、先制に成功した。
▽何とか追いつきたいトッテナムは、精彩を欠いたソルダードとパウリーニョを同時に下げてラメラとレノンを投入。さらに終盤にはウォーカーを下げてこちらも負傷明けのキャプーをピッチに送り出し、同点ゴールを目指した。
▽グループCのもう1試合、最下位のパルチザン(勝ち点1)と3位のアステラス・トリポリス(勝ち点5)の一戦は、ゴールレスドローに終わっている。
▽前節終了時点でグループステージ突破を決めている両者は、首位通過を懸けてベシクタシュのホームで激突した。アウェイのトッテナムは、約9カ月ぶりの公式戦となったウォーカーやローズ、カブールなど負傷明けのメンバーと、パウリーニョなど控えメンバーが先発で起用された。
▽開始5分過ぎに突然の停電で15分ほどの中断を余儀なくされるなど、ややバタついた前半は、ほとんどの時間でトッテナムが主導権を握ったが、再三のチャンスをソルダードら攻撃陣が決め切れない。一方、ベシクタシュもカウンターから何度かチャンスを迎えたが、エースのデンバ・バを欠く攻撃陣は迫力を欠き、こちらもゴールをこじ開けることはできなかった。
▽何とか追いつきたいトッテナムは、精彩を欠いたソルダードとパウリーニョを同時に下げてラメラとレノンを投入。さらに終盤にはウォーカーを下げてこちらも負傷明けのキャプーをピッチに送り出し、同点ゴールを目指した。
▽試合終盤には猛攻を仕掛けたトッテナム。だが、停電によるこの試合2度目の中断に気勢を削がれたのか、最後まで相手ゴールを破ることはできず。直接対決を制したベシクタシュが通過を決定し、敗れたトッテナムは2位でラウンド32を戦うこととなった。
▽グループCのもう1試合、最下位のパルチザン(勝ち点1)と3位のアステラス・トリポリス(勝ち点5)の一戦は、ゴールレスドローに終わっている。
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