バレンシア、ロス・カルメネス攻略ならず セビージャ&ビジャレアルは勝利《リーガエスパニョーラ》
2014.12.08 09:30 Mon
7日にリーガエスパニョーラ第14節がスペイン各地で開催され、バレンシアは敵地ロス・カルメネスでのグラナダ戦を1-1で引き分けた。
ここ3試合で勝ち点1しか獲得していないなど、急ブレーキがかかったバレンシアが今節に乗り込んだのは、過去3シーズンの対戦で全勝してきたロス・カルメネス。しかし、この試合の立ち上がりは、9試合勝利に恵まれていないカパロス監督率いるチームの攻勢に遭った。
グラナダがインテンシティを落とした後は中盤での潰し合いが続くようになり、バレンシアはゴールに迫ることができない。それでも33分には、ムリージョのマークを外したネグレドがペナルティエリア内右に侵入。しかしグラウンダーのシュートは、わずかに枠の右へと外れている。
後半も守備の激しさが、何より際立つ状況は変わらない。そのような状況でバレンシアは72分、スルーパスからペナルティーエリア内左に抜け出したネグレドが角度のないところからシュートを打つも、これは右ポストを直撃。一方のグラナダは74分、ペナルティエリア内のエル=アラビが巧みにDFラインを抜け出してネットを揺らしたが、オフサイドでゴールは取り消された。
ネグレドが迎えた二度目の決定機の直後にフェグリをデ・パウルに代えていたヌノ監督は、その後に足首を痛めたムスタフィ、またロドリゴとの交代でルベン・ベソ、パコ・アルカセルを投入。すると83分、デ・パウルのパスをペナルティエリア浅い位置で受けたネグレドが、素早く左足を振り抜きバレンシア加入後初得点を決めた。
先制したバレンシアだったが、87分にはフアン・カルロスを叩いたとしてパコ・アルカセルが一発退場となり、数的不利に陥る。そしてその2分後、ピティの折り返しをGKジエゴ・アウベスがクリアし損ね、こぼれ球をサクセスに押し込まれて失点。結局、同点のまま試合終了を迎えた。4試合白星から見放されるバレンシアは勝ち点25で5位に位置し、グラナダは15位に沈んでいる。
今節の正午開催試合、バジェカスでのラージョ・バジェカーノvsセビージャは1-0でセビージャが勝ち点3を獲得している。
セビージャ、ラージョともにボール保持を臨んだこの試合だが、セビージャの圧迫するようなプレッシングを前にラージョはミスを連発。勢いで勝るセビージャが先制したのは8分、パレハのロングフィードからバッカが最終ラインを抜け出し、GKクリスティアン・アルバレスもかわしてボールを枠内に収めた。後半に入るとラージョが巻き返し、87分にはカリソ退場で数的優位に立つも、セビージャが1点リードを最後まで維持している。
連勝のセビージャは3位アトレティコ・マドリーと勝ち点3差で4位につけ、連敗のラージョは10位に位置している。
エル・マドリガルでのビジャレアルvsレアル・ソシエダは4-0でビジャレアルが快勝した。
ビジャレアルはブルーノの巧みな配球によって徐々に試合を支配し、後半からゴールを量産した。まず64分、ブルーノのペナルティエリア手前からの直接FKがクロスバーとGKスビカライの背中に当たって枠内に収まると、74分にはペナルティエリア内左に入り込んだチェリシェフが加点。さらに80分、87分と立て続けM・ゴメスがネットを揺らし、モイーズ監督が率いるソシエダを一蹴している。
3連勝と調子を上げる6位ビジャレアルは5位バレンシアとの勝ち点差を1に縮めた。一方、モイーズ監督体制4戦目で初の黒星を喫したソシエダは14位につけている。
提供:goal.com
ここ3試合で勝ち点1しか獲得していないなど、急ブレーキがかかったバレンシアが今節に乗り込んだのは、過去3シーズンの対戦で全勝してきたロス・カルメネス。しかし、この試合の立ち上がりは、9試合勝利に恵まれていないカパロス監督率いるチームの攻勢に遭った。
グラナダがインテンシティを落とした後は中盤での潰し合いが続くようになり、バレンシアはゴールに迫ることができない。それでも33分には、ムリージョのマークを外したネグレドがペナルティエリア内右に侵入。しかしグラウンダーのシュートは、わずかに枠の右へと外れている。
後半も守備の激しさが、何より際立つ状況は変わらない。そのような状況でバレンシアは72分、スルーパスからペナルティーエリア内左に抜け出したネグレドが角度のないところからシュートを打つも、これは右ポストを直撃。一方のグラナダは74分、ペナルティエリア内のエル=アラビが巧みにDFラインを抜け出してネットを揺らしたが、オフサイドでゴールは取り消された。
ネグレドが迎えた二度目の決定機の直後にフェグリをデ・パウルに代えていたヌノ監督は、その後に足首を痛めたムスタフィ、またロドリゴとの交代でルベン・ベソ、パコ・アルカセルを投入。すると83分、デ・パウルのパスをペナルティエリア浅い位置で受けたネグレドが、素早く左足を振り抜きバレンシア加入後初得点を決めた。
先制したバレンシアだったが、87分にはフアン・カルロスを叩いたとしてパコ・アルカセルが一発退場となり、数的不利に陥る。そしてその2分後、ピティの折り返しをGKジエゴ・アウベスがクリアし損ね、こぼれ球をサクセスに押し込まれて失点。結局、同点のまま試合終了を迎えた。4試合白星から見放されるバレンシアは勝ち点25で5位に位置し、グラナダは15位に沈んでいる。
今節の正午開催試合、バジェカスでのラージョ・バジェカーノvsセビージャは1-0でセビージャが勝ち点3を獲得している。
セビージャ、ラージョともにボール保持を臨んだこの試合だが、セビージャの圧迫するようなプレッシングを前にラージョはミスを連発。勢いで勝るセビージャが先制したのは8分、パレハのロングフィードからバッカが最終ラインを抜け出し、GKクリスティアン・アルバレスもかわしてボールを枠内に収めた。後半に入るとラージョが巻き返し、87分にはカリソ退場で数的優位に立つも、セビージャが1点リードを最後まで維持している。
連勝のセビージャは3位アトレティコ・マドリーと勝ち点3差で4位につけ、連敗のラージョは10位に位置している。
エル・マドリガルでのビジャレアルvsレアル・ソシエダは4-0でビジャレアルが快勝した。
ビジャレアルはブルーノの巧みな配球によって徐々に試合を支配し、後半からゴールを量産した。まず64分、ブルーノのペナルティエリア手前からの直接FKがクロスバーとGKスビカライの背中に当たって枠内に収まると、74分にはペナルティエリア内左に入り込んだチェリシェフが加点。さらに80分、87分と立て続けM・ゴメスがネットを揺らし、モイーズ監督が率いるソシエダを一蹴している。
3連勝と調子を上げる6位ビジャレアルは5位バレンシアとの勝ち点差を1に縮めた。一方、モイーズ監督体制4戦目で初の黒星を喫したソシエダは14位につけている。
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