ベイル「ユーロ出場ならデシマに匹敵する偉業」

2014.11.16 19:24 Sun
レアル・マドリーのウェールズ代表MFガレス・ベイルは、ウェールズがユーロ2016予選を突破して本大会に出場することができたとすれば、昨季マドリーで成し遂げた“ラ・デシマ(10度目の欧州制覇)”にも匹敵する偉業だと話している。

個人としては優れた選手も輩出してきたウェールズだが、主要国際大会とはほぼ無縁。1958年ワールドカップ(W杯)に出場したのを除けば、W杯でもユーロでも予選敗退を繰り返してきた。

ベイルはイギリス『BBC』で、予選突破への意気込みを次のように語っている。

「僕にとっては究極の目標だよ。今までユーロに出場できたウェールズ代表チームはなかったし、W杯に一度出場しただけだからね」

「(ラ・デシマに匹敵する偉業になるか?)そのとおりだと思う。一度もユーロ予選を突破したことがないという事実を考えれば、素晴らしい偉業になる。間違いなく歴史に残ることだ」

今予選では2勝1分けと順調なスタートを切ることに成功したウェールズは、16日にグループ最大の強敵と見られるベルギー代表との一戦に臨む。

「絶対に予選を突破できるはずだ。突破できると思わないのなら、誰一人としてプレーしていないよ」

「代表でのプレーは大好きだし、すごく名誉なことだ。勝つべきだというプレッシャーがあるのは僕らではなく、世界4位のベルギーの方だと思う」


提供:goal.com

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