『キッカー』、ブンデスリーガ18クラブ新加入選手を評価

2014.11.13 22:34 Thu
ドイツ『キッカー』は、ブンデスリーガ所属18クラブによる今夏の補強を評価した。ブンデスリーガ第11節までの各新選手の活躍が対象となり、それぞれ新クラブに加入した日本人選手5人も採点されている。

現在ブンデスリーガ1部クラブのトップチームに在籍する日本人選手は過去最高の12人。そのうち、すでに同リーグでプレーしていたMF長谷部誠(フランクフルト)、清武弘嗣(ハノーファー)のほか、ドルトムントに復帰したMF香川真司、ブンデスリーガ2部から移籍したFW大迫勇也(ケルン)、今季ドイツで初シーズンとなった原口元気(ヘルタ・ベルリン)の5人も今回の評価対象に含まれることになった。

10点満点形式の評価では、各選手は獲得当時に寄せられた期待に沿ったパフォーマンスを見せているかが基準となっているが、具体的な採点の解説は記されていない。

日本人選手においては、フランクフルトの中盤でチームの主力の1人を務める長谷部に7がつけられ、トップの点数にとなっている。なお、同じく昨季終了後にニュルンベルクを退団した清武のハノーファーでは6とまずまずのスタートを見せたとされているようだ。

2011-12シーズンの香川の活躍に対し、ブンデスリーガ全プレーヤーのうち唯一「ワールドクラス」と絶賛した『キッカー』だが、ドルトムント復帰後の評価は清武と同じ6だった。なお、ヘルタでのリーグ戦デビューで好スタートを切りながらも負傷により離脱を強いられた原口には、復帰後はチーム全体が調子を落としたのも響いたのか5がつけられている。なお、ケルンではまだ本領を発揮できていない大迫は3と低い採点となった。

また、GKヤン・ゾンマーやMFアンドレ・ハーンの獲得に満点が与えられたボルシア・メンヒェングラッドバッハの補強政策に対しては、採点を獲得選手数で割った平均点は8.2と全クラブ最高の点数だった。2位にホッフェンハイム(平均点7.17)が続き、バイエルン・ミュンヘンとパダーボルンは6.71と3位タイに並んだ形だ。

一方、このランクではマインツ(4.67)は16位、ヘルタ(4.44)は17位、ハンブルガーSV(4.0)は最下位となっており、補強政策においては「降格圏」に入っている。なお、注目のドルトムントは5.0で14位、シャルケは4.75で15位となった。
提供:goal.com

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