スアレスの2アシストで逆転勝利のバルサがリーガ3戦ぶり勝利《リーガエスパニョーラ》

2014.11.09 02:10 Sun
バルセロナは8日、リーガエスパニョーラ第11節でアルメリアの本拠地デ・ロス・フエゴス・メディテッラネオスに乗り込み、2-1で勝利した。
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▽運にも恵まれず前節セルタ戦を0-1で惜敗したバルセロナ(勝ち点22)は、リーガ2連敗中。4位に後退したバルセロナだが、3日前に行われたCLアヤックス戦では2-0で勝利し、早くも決勝トーナメント進出を決めた。その試合のスタメンから5選手変更。ネイマールやスアレスに代わってペドロやムニルを起用した。▽立ち上がりから自陣に4-3-3の3ラインを敷くアルメリアに対して、ポゼッションしたのはバルセロナ。そして9分にバルセロナが最初の決定機を迎える。しかし、ムニルのパスを受けたメッシが立て続けに放ったシュートは、GKルベン・マルティネスにセーブされた。
▽しかし、ここから一転してアルメリアのペースで試合が進んでいく。両ウイングのティエビーとホナタンが快速を生かしてディフェンスライン裏へのランニングで揺さぶりをかけていった。そしてバルセロナ陣内でのプレー時間を増やしたアルメリアは22分、ボックス左に抜け出したティエビーがシュートに持ち込んだが、威力を欠いてGKブラーボにセーブされる。

▽劣勢が続いたバルセロナだったが28分、再び決定機を迎える。ボックス右からムニルの上げたクロスをラキティッチがヘッドで合わせる。シュートは枠の左を捉えたが、GKルベン・マルティネスの好セーブに阻まれてしまった。さらにルーズボールをメッシがヘディングで合わせたものの、バーに弾かれてしまう。ここからバルセロナは、左ウイングのペドロが起点となって再び押し込み始めた。
▽しかし37分、アルメリアが思惑通りにカウンターで先制する。ソリアーノのスルーパスに抜け出したティエビーがバルトラを振り切って独走。ボックス中央まで侵入して冷静に左足でゴール左隅に流し込んだ。

▽1点を追うバルセロナは、後半からペドロとムニルに代えてネイマールとスアレスを投入。ネイマールを左ウイングに、スアレスをセンターに配置し、メッシを右サイドに移した。そのバルセロナはネイマールの仕掛けを起点に打開を図るも崩しきれず、ホナタンのスピードに引き続き揺さぶられる状況が続いた。

▽そんな中61分、バルセロナは右CKの流れからスアレスがバー直撃のボレーシュートを放つも、ゴールが遠い。そこでルイス・エンリケ監督は66分、3枚のカード使い切る。ブスケッツを下げてチャビを投入し、アンカーの位置に据えた。

▽その後もヘメドに密着マークされるチャビが起点となりきれずに攻めあぐねていたバルセロナだったが、73分に試合を振り出しに戻す。ボックス右でスアレスが仕掛け、グラウンダーのクロスをゴール前のネイマールがダイレクトで流し込んだ。

▽勢いに乗るバルセロナは79分にメッシのヘディングシュートがバーに直撃する決定機を演出すると、82分に逆転ゴールを奪いきる。ボックス右からスアレスが丁寧に入れたクロスにジョルディ・アルバがボレーで合わせてネットを揺らした。スアレスの2アシストで逆転に成功したバルセロナは、反撃の力が残っていなかったアルメリアをいなして時間を進め、タイムアップ。リーガ3試合ぶりの勝利を飾った。

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