カタールW杯は25時キックオフ? “深夜開催”案が浮上
2014.10.22 15:57 Wed
▽2022年に予定されているカタール・ワールドカップでは、40度を超える酷暑の中でのプレーが議論を呼び、開催が危ぶまれている。そこで、このカタール・ワールドカップで“深夜開催”という驚きのプランが浮上しているようだ。イギリス『BBC』が報じた。
▽『BBC』は21日、CHI(チリサッカー連盟)の会長を務めていたハロルド・マイネニコルス氏のコメントを掲載。2018年と2022年のワールドカップ開催地決定に関する視察団の団長を務めていた同氏は、『BBC』のインタビューで以下のように話した。
「たとえば、最初の試合を午後7時に行い、2つ目を午後10時、そして最後の試合を午前1時に開催すればいいだろう」
「(開催時間を遅らせれば)全てが変わるだろう。特にヨーロッパにとっては2時間遅れの時差となる。これはテレビ放映の助けになるはずだ」
「5月から6月は夜であってもとても暑い。しかし、太陽がないことは大きな助けになる。もちろん、日中に眠って、夜の間にプレーするのは簡単なことではない。しかし、このような考えもあるということだ。さらに調査を進めていく必要があるがね」
▽カタール・ワールドカップに関しては、FIFA(国際サッカー連盟)のジョゼップ・ブラッター会長が以前から冬季開催などの可能性を示唆。しかし、各国のリーグ戦だけでなく、冬季オリンピックなどと時期が重なってくることが指摘されている。
▽なお、マイネニコルス氏は、来年5月に行われるFIFAの次期会長選に出馬すると予想されており、5期目の再選を狙うブラッター会長の対抗馬の1人と目されている。
▽『BBC』は21日、CHI(チリサッカー連盟)の会長を務めていたハロルド・マイネニコルス氏のコメントを掲載。2018年と2022年のワールドカップ開催地決定に関する視察団の団長を務めていた同氏は、『BBC』のインタビューで以下のように話した。
「たとえば、最初の試合を午後7時に行い、2つ目を午後10時、そして最後の試合を午前1時に開催すればいいだろう」
「5月から6月は夜であってもとても暑い。しかし、太陽がないことは大きな助けになる。もちろん、日中に眠って、夜の間にプレーするのは簡単なことではない。しかし、このような考えもあるということだ。さらに調査を進めていく必要があるがね」
「これまで5月にカタールで試合を行ったことはなかった。もし知りたいのであれば、ユースの大会でも開いてみれば状況がわかるだろう。それほど5月の開催は難しいのだ。もし、この案で解決できないのであれば、我々は別の案を探さなければならない」
▽カタール・ワールドカップに関しては、FIFA(国際サッカー連盟)のジョゼップ・ブラッター会長が以前から冬季開催などの可能性を示唆。しかし、各国のリーグ戦だけでなく、冬季オリンピックなどと時期が重なってくることが指摘されている。
▽なお、マイネニコルス氏は、来年5月に行われるFIFAの次期会長選に出馬すると予想されており、5期目の再選を狙うブラッター会長の対抗馬の1人と目されている。
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