終盤に追いつかれたトッテナムは2戦連続ドロー《EL》
2014.10.03 06:10 Fri
▽ELグループリーグ第2節が2日に行われた。グループCのトッテナムvsベシクタシュは、1-1の引き分けに終わった。
▽互いにグループリーグ初戦をドローで終えた両者の対戦は、戦前の予想に反してアウェイのベシクタシュが積極的な入りを見せた。開始2分に相手DFキリケシュのミスパスをカットしショートカウンターを仕掛け、ボックス内でオルジャイがGKと一対一となる。だが、オルジャイはシュートを枠に飛ばせない。さらに12分にはボックス右で味方のクロスのこぼれ球を拾ったデンバ・バがフリーでシュートを放つが、このシュートはGKロリスが指先で触りクロスバーを叩いた。
▽ホームにも関わらず、覇気のない戦いぶりが目立ったトッテナムだったが、前半半ば過ぎにワンチャンスを生かして先制する。27分、ボックス手前中央でベンタレブのパスを受けたケインが鋭い縦への仕掛けから左足のシュートをゴール右隅に流し込んだ。
▽悪い流れの中で何とか先制に成功したトッテナムだが、その後も試合の主導権を掴み切れない。32分には守備面で穴となっていたB・デイビスの左サイドを崩されて決定機を許すも、ボックス左でグラウンダーのクロスに詰めたオルジャイがこれを押し込めず。ワンチャンスを生かしたトッテナムが、前半を1点リードで終えた。
▽後半も良い入りを見せたのは、1点のビハインドを追うベシクタシュ。56分にはゴール前に抜け出したオルジャイが決定的なシュートを放つが、ここはGKロリスのファインセーブに阻まれた。
▽89分、ボックス内でキリケシュがハンドを犯しベシクタシュにPKが与えられると、キッカーのバが冷静にゴール右隅へ決めた。そして、試合はこのまま1-1でタイムアップ。前節に続き両チームは、勝ち点1獲得にとどまった。なお、グループCのもう1試合、アステラス・トリポリスvsパルチザンは、2-0でアステラス・トリポリスが勝利。この結果、勝ち点を「4」に積み上げたアステラス・トリポリスがグループCの首位に立った。
▽同日行われたそのほかの試合では、今グループリーグの最激戦区となったグループH、FCクラスノダールvsエバートンは、1-1のドローに終わった。前半終了間際に先制点を奪われたエバートンだったが、82分にベインズの右クロスをエトーがワンタッチで合わせ、敵地から勝ち点1を持ち帰った。同じくグループHのヴォルフスブルクvsリールは、両チームに所属する若きベルギー代表のオリギ(リール)、デ・ブライネ(ヴォルフスブルク)が1ゴールずつを奪い、こちらも1-1のドローに終わった。
▽また、優勝候補のナポリ、フィオレンティーナのセリエA勢は、それぞれグループI、グループKの2戦目でスロバン・ブラチスラバ(2-0)、ディネモ・ミンスク(3-0)に勝利。一方、前大会王者のセビージャは、グループG第2節で格下のリエカ(クロアチア)相手に2-2で引き分けた。
▽互いにグループリーグ初戦をドローで終えた両者の対戦は、戦前の予想に反してアウェイのベシクタシュが積極的な入りを見せた。開始2分に相手DFキリケシュのミスパスをカットしショートカウンターを仕掛け、ボックス内でオルジャイがGKと一対一となる。だが、オルジャイはシュートを枠に飛ばせない。さらに12分にはボックス右で味方のクロスのこぼれ球を拾ったデンバ・バがフリーでシュートを放つが、このシュートはGKロリスが指先で触りクロスバーを叩いた。
▽ホームにも関わらず、覇気のない戦いぶりが目立ったトッテナムだったが、前半半ば過ぎにワンチャンスを生かして先制する。27分、ボックス手前中央でベンタレブのパスを受けたケインが鋭い縦への仕掛けから左足のシュートをゴール右隅に流し込んだ。
▽後半も良い入りを見せたのは、1点のビハインドを追うベシクタシュ。56分にはゴール前に抜け出したオルジャイが決定的なシュートを放つが、ここはGKロリスのファインセーブに阻まれた。
▽その後、試合終盤にかけては拮抗した展開が続く。71分と76分にはケイン、バがそれぞれ惜しいシュートを放つも、いずれのシュートも相手GKの牙城を破ることができない。それでも、試合終盤にトッテナムのミスからベシクタシュに同点ゴールが生まれる。
▽89分、ボックス内でキリケシュがハンドを犯しベシクタシュにPKが与えられると、キッカーのバが冷静にゴール右隅へ決めた。そして、試合はこのまま1-1でタイムアップ。前節に続き両チームは、勝ち点1獲得にとどまった。なお、グループCのもう1試合、アステラス・トリポリスvsパルチザンは、2-0でアステラス・トリポリスが勝利。この結果、勝ち点を「4」に積み上げたアステラス・トリポリスがグループCの首位に立った。
▽同日行われたそのほかの試合では、今グループリーグの最激戦区となったグループH、FCクラスノダールvsエバートンは、1-1のドローに終わった。前半終了間際に先制点を奪われたエバートンだったが、82分にベインズの右クロスをエトーがワンタッチで合わせ、敵地から勝ち点1を持ち帰った。同じくグループHのヴォルフスブルクvsリールは、両チームに所属する若きベルギー代表のオリギ(リール)、デ・ブライネ(ヴォルフスブルク)が1ゴールずつを奪い、こちらも1-1のドローに終わった。
▽また、優勝候補のナポリ、フィオレンティーナのセリエA勢は、それぞれグループI、グループKの2戦目でスロバン・ブラチスラバ(2-0)、ディネモ・ミンスク(3-0)に勝利。一方、前大会王者のセビージャは、グループG第2節で格下のリエカ(クロアチア)相手に2-2で引き分けた。
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「最高の自分でありたい」マディソンが捲土重来期す今季への思い語る…「末恐ろしい」目をかける17歳逸材の台頭を確信
トッテナムのイングランド代表MFジェームズ・マディソンが、復活を期す今シーズンへの思いを語った。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えている。 昨夏、レスター・シティからトッテナムにステップアップし、序盤のプレミアリーグを席巻した“アンジェ・ボール”の司令塔として躍動したマディソン。 しかし、足首のケガによる長期離脱以降はトップフォームを取り戻すことができず。チームと共に尻すぼみの加入1年目となった。その失速によってスリーライオンズでの序列も低下し、悲願だったユーロ2024行きも逃した。 捲土重来を期す今シーズンは開幕からプレミアリーグ6試合1ゴール2アシストを記録し、試合を経るごとにパフォーマンスを上げている印象だ。 直近の試合でもマンチェスター・ユナイテッド撃破に貢献した27歳MFは、イングランド代表発表を翌日に控える中、3日に行われるヨーロッパリーグのフェレンツヴァーロシュ戦に向けた公式会見に出席。 今シーズンここまでのパフォーマンスやスリーライオンズ復帰への思いを語った。 「昨年初めのジェームズ・マディソンについて、多くの人がかなり好意的に多くを語っていた。僕自身は、昨年からプレーを始めたジェームズ・マディソンはプレミアリーグで4、5年、そのレベルでプレーしてきたと思っている。より大きなクラブでプレーし、試合に勝つことで、誰もが『ジェームズ・マディソンは本当に高いレベルにいる』と思うようになったと思いけど、実際のところでは数年間、かなり一貫してそのレベルにいたと感じていたよ」 「人生で挫折したときは、2つの道のどちらかになる。(アンジェ・ポステコグルー)監督も以前そう言っていたよ。それは、どう対処するかだ。少し飲み込まれて自分を憐れみ、その道を進むか、正しい方法で対応するか、それが成功に戻り、イングランド代表に戻り、再びスパーズのトップレベルでプレーするための唯一の方法だ」 「(徐々に増えた批判的な見方も)大したことではなかったよ。昨シーズンの後半はかなりうまく終えられたと思う。僕はいつも、人々が間違っていることを証明したいと思ってきたし、どんな疑い深い人、疑問を持つ人に対しても、いつも彼らが間違っていることを証明したいと思っている。それが僕のハングリー精神の一部だ」 「トッテナム、チームメイト、そして身近な人たちのために最高の自分でありたいと願っているけど、自分を疑う人たちが間違っていることを証明したいとも思っているんだ。今はとても調子が良いと感じているし、この調子が続けばいいなと思うよ」 コヴェントリー・シティやU-21イングランド代表でも指導を受けた、イングランド代表の暫定指揮官リー・カーズリー監督率いるスリーライオンズへの復帰の可能性について問われると、「代表チームに入りたい。単純なことだよ。スパーズでのパフォーマンスをしっかりすれば、他のことはうまくいくはず。その考え方とメンタリティを持ち続け、自分が望む場所にたどり着けることを願っているよ」と、自身の状態に自信を得つつ返り咲きを誓っている。 また、今回の会見ではスパーズのチームメイトについても言及。いくつか興味深いエピソードを語った。 今シーズンはインサイドハーフとして躍動の気配を示すMFデヤン・クルゼフスキについては「最高のメンタリティを持つトップクラスのフットボーラーで、今まで見た中で最も体力のあるプレーヤーの一人。彼と一緒にプレーするのは楽しい」と、自身と共にアタッキングサードで違いを生むスウェーデン出身選手を絶賛。 プライベートでも仲が良いFWブレナン・ジョンソンは、ノースロンドン・ダービーでのパフォーマンスをきっかけに誹謗中傷に遭い、SNSから遠ざかった中、直近4試合連続ゴールと決定的な仕事を見せている。 ここ最近同選手に起こった出来事に気を遣いながらも、「4試合連続で得点するのは簡単ではないよ。彼は素晴らしい若者であり友人だから、僕はいつも彼のためにそばにいるよ。僕らにとって本当に脅威を与えられる存在だと思っているし、この調子を維持してくれるといいなと思うよ」と、今後も好調を維持し続けてほしいと語った。 さらに、昨シーズンからファーストチームに絡み始め、17歳ながら今季は本格ブレイクも期待される逸材FWマイキー・ムーア。日々のトレーニングではマディソンが熱心に助言を行う姿も確認されている。 「彼にプレッシャーを感じてほしくない」と兄貴分として過度なプレッシャーを与えたくないとしながらも、その特大のポテンシャルについて饒舌に語った。 「マイキーが初めて昇格したとき、実際どれほど若いのかを自分に言い聞かせなければならなかった。当時彼は16歳で、プレーしているのを見ると、すでに大人のようだった。とても力強く、体が成長するにつれてさらに強くなるばかりだ。本当に末恐ろしいよ。とにかく彼にはたくさんの能力がある」 「まず、彼は素晴らしい青年だよ…。礼儀正しく、行儀の良い若者だね。それは彼の家族の教育の賜物だ。若手が昇格してくると、ベテランのプレーヤーとして最初に認識するのはそういったところなんだ」 「若手が傲慢な態度を取ったり、自分が何者だと思っているのか考えたりするのは望ましくない。そして、ボールを扱う能力も。僕らはトレーニングでそれを見てきたし、スパーズのファンは試合でもっと見たいと思っているはずだけど、僕らはトレーニングでそれをいつも見ている。個人的には、ゲームを愛し、プレーを愛し、タックルを受け、時にはピッチに倒れても何もなかったかのように飛び上がって、またボールをほしがっているように見えるね。だから、彼の旅がどうなるかを見るのが本当に楽しみだし、できる限り彼を助けようとしているんだ」 「いつも彼と少し話をするようにしているんだ。なぜなら、『16歳のジェームズ・マディソンは何を望むだろうか?』と考えるからさ。彼は、ベテランのトップチームのプレーヤーの一人に肩を抱き、男らしく接してもらい。また、彼の成功を加速させ、これから歩む道を歩む手助けをしてもらうことを望んでいるはずだからね。彼はチャンスがあれば、それを活かさなければいけないし、僕は彼がそれをできると確信している。そして、もっと出場時間を増やしたいと熱望しているはずだ。僕はそれを楽しみにしているんだ」 2024.10.03 09:08 Thu3
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