ユーロ2連覇中の王者スペイン、5発快勝スタート《ユーロ2016予選》
2014.09.09 05:55 Tue
▽ユーロ2連覇中の王者スペイン代表が8日、ユーロ2016予選グループC初戦でマケドニア代表をバレンシアのシウダ・デ・バレンシアに迎え、5-1で快勝した。
▽ブラジル・ワールドカップではグループステージ敗退に終わったものの、ユーロ2008、ユーロ2012を連覇しているスペイン。そのユーロ王者は4日前に行われ、0-1で敗れた国際親善試合フランス代表戦のスタメンから大幅に7選手を変更。負傷したFWヂエゴ・コスタやDFカルバハルらに代わってFWアルカセルやDFフアンフランを先発で起用し、ゴールマウスにはGKカシージャスを起用した。主要国際大会に出場経験のないマケドニア相手に白星スタートを切ることはできたか。
▽[5-4-1]の5バックを敷いて自陣に引くマケドニアに対し、[4-4-2]のシステムを採用するスペインはMFシルバとMFセスクを起点にポゼッションを高め、2トップの一角を務めたアルカセルがディフェンスライン裏を突いて揺さぶりをかけていく。5分にMFイブライミの直接FKでゴールに迫られたものの、GKカシージャスが好守で凌ぐと、9分に最初のチャンスを迎える。FKの流れからボックス左のセスクが放ったコントロールシュートがわずかに枠の右へ外れた。
▽それでも14分、ジョルディ・アルバのパスをボックス左で受けたシルバがDFモジソフに倒されてPKを獲得。これをDFセルヒオ・ラモスがチップキックシュートでゴール正面に決め、スペインが先制に成功した。さらに17分、セスクのフィードをボックス右に走り込んだフアンフランが折り返し、最後はフリーのアルカセルが無人のゴールに流し込んでリードを2点に広げる。
▽ところが、主導権を握るなかスペインは28分にPKを献上してしまう。ボックス左に侵入したMFトライコフスキをフアンフランが倒し、これをイブライミに決められた。思わぬ失点を喫したスペインは、32分にFWペドロ、35分にジョルディ・アルバが立て続けにゴールに迫ったが、いずれもGKパコブスキの好守に阻まれてしまう。
▽前半終盤にかけても攻勢に出たスペインは、ハーフタイム間際にシルバ、アルカセルがそれぞれ決定機を迎えたが、前者はGKパコブスキに、後者はDFに阻まれてしまう。それでも追加タイム3分、ルーズボールをゴール正面の位置にいたMFブスケッツがダイレクトで叩いたシュートがDFに当たり、ゴール右に吸い込まれた。
▽リードを2点に広げたスペインは、後半開始2分にピンチを迎える。FWジャホビッチにボックス左に抜け出されてシュートを打たれたが、GKカシージャスがビッグセーブで阻止。すると50分、ジョルディ・アルバのリターンパスを受けたボックス左のシルバがグラウンダーのシュートでゴール右を射抜き、4-1とする。
▽その後、アルカセルを下げてイスコを、セルヒオ・ラモスを下げてDFバルトラを投入するなど余裕のスペインは、78分に新星を送り出す。コケに代えてFWムニルを2トップの一角に投入した。
▽その直後、イブライミに決定的なシュートを打たれるも、GKカシージャスがまたもビッグセーブで防ぐと、終了間際の追加タイム1分にシルバのラストパスを受けたペドロがループシュートを決めて、マケドニアを一蹴。ユーロ王者スペインが5-1で完勝し、白星スタートを切った。
▽グループCそのほかの2試合ではスロバキア代表がウクライナ代表を敵地で敗り、ベラルーシ代表が格下ルクセンブルク代表に1-1で引き分けている。
◆グループC第1節結果
スペイン 5-1 マケドニア
ウクライナ 0-1 スロバキア
ルクセンブルク 1-1 ベラルーシ
▽ブラジル・ワールドカップではグループステージ敗退に終わったものの、ユーロ2008、ユーロ2012を連覇しているスペイン。そのユーロ王者は4日前に行われ、0-1で敗れた国際親善試合フランス代表戦のスタメンから大幅に7選手を変更。負傷したFWヂエゴ・コスタやDFカルバハルらに代わってFWアルカセルやDFフアンフランを先発で起用し、ゴールマウスにはGKカシージャスを起用した。主要国際大会に出場経験のないマケドニア相手に白星スタートを切ることはできたか。
▽[5-4-1]の5バックを敷いて自陣に引くマケドニアに対し、[4-4-2]のシステムを採用するスペインはMFシルバとMFセスクを起点にポゼッションを高め、2トップの一角を務めたアルカセルがディフェンスライン裏を突いて揺さぶりをかけていく。5分にMFイブライミの直接FKでゴールに迫られたものの、GKカシージャスが好守で凌ぐと、9分に最初のチャンスを迎える。FKの流れからボックス左のセスクが放ったコントロールシュートがわずかに枠の右へ外れた。
▽それでも14分、ジョルディ・アルバのパスをボックス左で受けたシルバがDFモジソフに倒されてPKを獲得。これをDFセルヒオ・ラモスがチップキックシュートでゴール正面に決め、スペインが先制に成功した。さらに17分、セスクのフィードをボックス右に走り込んだフアンフランが折り返し、最後はフリーのアルカセルが無人のゴールに流し込んでリードを2点に広げる。
▽ところが、主導権を握るなかスペインは28分にPKを献上してしまう。ボックス左に侵入したMFトライコフスキをフアンフランが倒し、これをイブライミに決められた。思わぬ失点を喫したスペインは、32分にFWペドロ、35分にジョルディ・アルバが立て続けにゴールに迫ったが、いずれもGKパコブスキの好守に阻まれてしまう。
▽前半終盤にかけても攻勢に出たスペインは、ハーフタイム間際にシルバ、アルカセルがそれぞれ決定機を迎えたが、前者はGKパコブスキに、後者はDFに阻まれてしまう。それでも追加タイム3分、ルーズボールをゴール正面の位置にいたMFブスケッツがダイレクトで叩いたシュートがDFに当たり、ゴール右に吸い込まれた。
▽リードを2点に広げたスペインは、後半開始2分にピンチを迎える。FWジャホビッチにボックス左に抜け出されてシュートを打たれたが、GKカシージャスがビッグセーブで阻止。すると50分、ジョルディ・アルバのリターンパスを受けたボックス左のシルバがグラウンダーのシュートでゴール右を射抜き、4-1とする。
▽その後、アルカセルを下げてイスコを、セルヒオ・ラモスを下げてDFバルトラを投入するなど余裕のスペインは、78分に新星を送り出す。コケに代えてFWムニルを2トップの一角に投入した。
▽その直後、イブライミに決定的なシュートを打たれるも、GKカシージャスがまたもビッグセーブで防ぐと、終了間際の追加タイム1分にシルバのラストパスを受けたペドロがループシュートを決めて、マケドニアを一蹴。ユーロ王者スペインが5-1で完勝し、白星スタートを切った。
▽グループCそのほかの2試合ではスロバキア代表がウクライナ代表を敵地で敗り、ベラルーシ代表が格下ルクセンブルク代表に1-1で引き分けている。
◆グループC第1節結果
スペイン 5-1 マケドニア
ウクライナ 0-1 スロバキア
ルクセンブルク 1-1 ベラルーシ
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