日本代表FP星の10戦連発弾で浦安が上位対決を制し2位浮上!!《Fリーグ2014/2015》

2014.09.07 19:55 Sun
▽Fリーグ2014/2015 powered by inゼリー第11節が、5日(金)〜7日(日)にかけて各地で行われた。5日に行われたすみだvs神戸は4-2で、すみだがホームアリーナ初白星を飾った。府中vs北海道は5-2で府中が勝利している。6日に行われた仙台vs大阪は、前半に2点を奪った大阪が2-1で逃げ切った。浜松vs名古屋の“東海ダービー”は、名古屋が5-2で勝利し、AFCフットサルクラブ選手権王者の意地を見せている。7日に行われた浦安vs大分は、星翔太の10試合連続ゴールなどで浦安が5-2と勝利した。湘南vs町田の“境川決戦”は、町田が8-0と圧勝している。第11節の詳細は以下の通り。

◆すみだvs神戸
▽墨田区総合体育館で行われた一戦は、前半終了間際の19分にFP金川武司のゴールですみだが先制して試合を折り返す。24分にFP須藤慎一のゴールで神戸が同点に追いつくが、26分にFP曽根直人、36分に金川がネットを揺らしてすみだが2点差とする。直後に神戸はFP田中智基をGKに置いてパワープレーに出るが、38分にFP宮崎暁にパワープレー返しを決められてしまう。39分に田中のゴールで詰め寄った神戸だったが、反撃もここまで。すみだが神戸を下して、ホームアリーナで初勝利を飾った。

◆府中vs北海道
▽5日に府中市立総合体育館で3連勝中の府中と2戦未勝利の北海道が対戦した。試合は、府中が電光石火の先制点を奪う。キックオフ直後から前に出ていくと、FP皆本晃がGK関口優志の牙城を破った。幸先の良いスタートを切った府中は、8分にも皆本がゴールを決めて追加点を奪う。府中のプレスに苦しむ北海道だが、10分にFP室田祐希のゴールで1点を返した。しかし、その直後の13分、FP上福元俊哉のゴールで府中が3点目を奪取。さらに、府中は18分に第2PKを獲得すると、これをFP山田ラファエルユウゴが確実に沈めてリードを3点に広げた。迎えた後半も府中が追加点。24分には敵陣でボールを奪った山田が関口との1対1を冷静に制してスコアを5-1とした。何とか反撃に出たい北海道は、35分からパワープレーを開始。試合終了間際の39分にFP阿部恭也がゴールを挙げたが、反撃もここまで。試合を通して北海道を圧倒した府中が、4連勝を飾った。

◆仙台vs大阪
▽6日にFリーグ初開催となる塩釜ガス体育館で仙台vs大阪が行われた。試合は、立ち上がりから互いに攻め合うものの、GKクロモトとGK宮竹晴紀の両守護神が好セーブを見せてゴールを許さない。そんな中大阪は10分、FKの流れからFPヴィニシウスが左足で蹴り込み、先制に成功。さらに大阪は14分、右からのキックインを受けたFP稲田瑞穂のゴールで追加点を奪った。迎えた後半も2点をリードする大阪が試合の主導権を握る。しかし24分、CKからFP清水誠が倒れ込みながらゴールを沈めて仙台が1点を返した。反撃に出る仙台は、残り4分50秒からGKクロモトを上げてパワープレーを開始する。しかし、決定的なチャンスを作ることなく試合終了。アウェイの大阪が今季5勝目を挙げた。一方の仙台は塩釜での初開催試合を落とし、未勝利が続いている。

◆浜松vs名古屋
▽浜松アリーナで6日、セザル体制2戦目となる浜松と先週のAFCフットサルクラブ選手権でアジア王者に輝いた名古屋が激突した。試合は早い時間帯にスコアが動く。3分、FPラファエルサカイが放ったシュートのこぼれ球をFP白方秀和が押し込んで名古屋が先制した。一方の浜松は、13分にFP曽根田盛将のゴールで同点とする。これで浜松に流れが行きかけたが、15分にFP北原亘がボール奪取からゴールを奪い、名古屋がスコアを2-1として前半を終えた。迎えた後半、浜松は27分にFP中村友亮の突破からFP三輪修也がゴールを決めて再びタイスコアに戻す。攻勢をかける名古屋は、チャンスをGK川原永光に防がれていたが、35分にFP吉川智貴のゴールで勝ち越しに成功した。36分から浜松がパワープレーを開始するも、名古屋は37分にオウンゴール、38分にFP森岡薫とゴールを重ねて5-2で勝利。アジア王者に輝いた名古屋は、中国遠征後の難しい試合を制して首位をキープした。

◆浦安vs大分
▽7日に浦安市総合体育館で行われた上位対決は、15分にFP鳥丸太作のゴールで浦安が先制に成功。しかし大分も20分にFP仁部屋和弘のゴールで同点としてハーフタイムを迎えた。すると26分にFP冨廣洋平のゴールで大分が勝ち越し成功する。浦安は29分にFP星翔太の10試合連続ゴールで同点とするが、直後にFP荒牧太郎が退場して数的不利となる。このピンチを凌いだ浦安は33分、FP完山徹一がPKを決めて勝ち越すと、36分にはFP中島孝のゴールでリードを広げた。追いかける大分は直後にFP北嶋佑一をGKに置いてパワープレーに出るも、FPディドゥダがこの日2枚目のイエローカードで退場。2分間を凌いで攻勢に出る大分だったが、39分にFP深津孝祐にパワープレー返しを決められる。試合終了間際にはGK青柳佳祐がボックス外でハンドを取られて退場し、試合はそのまま終了。浦安が大分を下して2位に浮上した。

◆湘南vs町田
▽7日に小田原アリーナで行われた一戦は、一方的な展開となった。今季2度目の“境川決戦”は序盤から湘南が出足の鋭い守備で主導権を握るも、13分にFP本田真琉虎洲のゴールで町田が先制する。さらに16分にも本田が加点すると、18分にはFP藤井健太がネットを揺らして町田が3点のリードを得てハーフタイムを迎えた。後半も町田が得点を重ねる。22分にFKの流れからFP滝田学のゴールで4点目を奪取。追いかける湘南は、残り5分からFP近藤純也をGKに置いてパワープレーを開始するが、36分にGKイゴールにパワープレー返しを決められる。37分には、セグンドに詰めたFP金山友紀にゴールを許すと、39分にイゴール、40分に藤井にパワープレー返しを決められて試合は終了。町田が大量8得点を奪い“境川決戦”を制した。

◆第11節結果
すみだ 4-2 神戸
府中 5-2 北海道
仙台 1-2 大阪
浜松 2-5 名古屋
浦安 5-2 大分
湘南 0-8 町田

◆順位表(第11節終了時)
1 名古屋 28
2 浦安 23
3 町田 22
※得失点+21
4 大分 22
※得失点+9
5 北海道 18
※得失点+1
6 大阪 18
※得失点-5
7 すみだ 15
8 府中 13
9 神戸 10
10 湘南 7
11 浜松 5
12 仙台 3

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