『ビルド』紙、清武のインタビューを掲載「お気に入りの場所は動物園」
2014.09.07 18:46 Sun
▽ドイツメディア『ビルド』は6日、今夏の移籍市場でハノーファーに加入した日本代表MF清武弘嗣のインタビューを掲載した。
▽清武は『ビルド』のインタビューで、ハノーファーでの新生活や家族、著書、プライベートに至るまで様々なことに答えた。清武のインタビュー内容は以下の通り。
――ハノーファーでの生活に馴染めているか
「そうですね。落ち着いてきたと思います。チームはとても温かく迎えてくれました。妻や3歳の息子と一緒に住む場所も見つけることができました。ハノーファーはとても過ごしやすいですね。お気に入りの場所も見つけました」
――お気に入りの場所とは
「動物園です。すでに4回は行きました。僕はライオンがお気に入りで、息子はキリンを気に入っています」
――ハノーファーで馴染むのに、酒井宏樹の存在は大きいか
「宏樹は、あらゆることを助けてくれています。買い物する場所やレストランを見つけるときとか。通訳であり友人の山森淳平さんも時々顔を出してくれます。みんなからの助けを受けて、ハノーファーでの生活はとても順調です」
――ドイツ語は順調に学べているか
「ドイツに2年経って、よく理解できるようになりました。でも話すのは、まだ難しいですね。もっとドイツ語を勉強しなくてはいけないし、そうしていくつもりです」
――カーナビは何語で設定しているのか
「ドイツ語です。最近、間違って英語で設定していたら、道に迷ってしまいました(笑)」
――生い立ちについて語ってもらえるか
「僕は大分の港町出身です。プロサッカー選手になったのは2008年。3歳のときに父や兄の影響でサッカーを始めました。僕にとって最初の監督は父親です」
――弟もいると聞いたが
「はい。(清武)功暉もプロサッカー選手で、今はJリーグのサガン鳥栖というチームでプレーしています」
――移籍の経緯について教えてもらえるか
「ニュルンベルクの降格が決まった後、いくつかのクラブからオファーをもらいました。ニュルンベルクに残留することも含めてよく考えましたね。ハノーファーは熱心に僕を誘ってくれました。それが、このクラブを選んだ理由です」
――お気に入りのポジションは
「中盤ならどこでもプレーできます。ニュルンベルクのときは10番(トップ下)のポジションでよく出場しました。トップ下はとても好きなポジションです」
――ニュルンベルクでは2部降格を味わい、ブラジル・ワールドカップでは5分間の出場に留まった。今後に向けて気持ちを切り替えることはできたか
「ニュルンベルクでの降格はとても苦い思い出です。ワールドカップはあまりにも早く終わってしまった印象ですね。気持ちを切り替えるのはとても難しかったけど、3週間の休暇では何も考えないようにしてきました。今ではゼロからの出発イメージを持っているし、ハノーファーでの生活をとても高いモチベーションで臨むことができています」
――どこで休暇を過ごしたのか
「もちろん日本です(笑)。大分の温泉が大好きなんです。息子と一緒に入りました。30分から1時間は入っていましたね」
――著書を出したと聞いたが
「本当です。僕はまだ24歳で、プロサッカー選手としても7年しか過ごしていないけど、出版社から声を掛けてもらったときはとても嬉しかったですね」
――どういった内容の本か
「自叙伝です。僕のキャリアについて書かれています。夢を叶えたいと考えている若い人たちの助けになれば嬉しいですね」
――ドイツ語版はいつ販売されるのか
「良いアイデアですね。こっちの出版社からも声を掛けてもらうよう頑張りたいです(笑)」
――2012年からドイツで暮らしているけど、日本を思い出させるものはあるか
「コンビニエンスストアです。日本の大きな街ならどこでもあるし、何でも揃っています。ドイツでもガソリンスタンドが24時間営業だけど、比較できるほどじゃないですね」
――ドイツ料理は口に合うか
「ニュルンベルクで焼きソーセージのおいしさを学びました。今では毎日、家で焼きソーセージを食べています」
――本当に?
「はい。朝食時にご飯とみそ汁と一緒に食べることが多いですね。あとは魚をよく食べます。とてもヘルシーですからね」
――食事は箸を使って食べるのか?
「もちろん、家では。だけどチームメートと一緒に食事をするときはナイフとフォークで食べるようにしています」
▽清武は『ビルド』のインタビューで、ハノーファーでの新生活や家族、著書、プライベートに至るまで様々なことに答えた。清武のインタビュー内容は以下の通り。
――ハノーファーでの生活に馴染めているか
「そうですね。落ち着いてきたと思います。チームはとても温かく迎えてくれました。妻や3歳の息子と一緒に住む場所も見つけることができました。ハノーファーはとても過ごしやすいですね。お気に入りの場所も見つけました」
――お気に入りの場所とは
「動物園です。すでに4回は行きました。僕はライオンがお気に入りで、息子はキリンを気に入っています」
――ハノーファーで馴染むのに、酒井宏樹の存在は大きいか
「宏樹は、あらゆることを助けてくれています。買い物する場所やレストランを見つけるときとか。通訳であり友人の山森淳平さんも時々顔を出してくれます。みんなからの助けを受けて、ハノーファーでの生活はとても順調です」
――ドイツ語は順調に学べているか
「ドイツに2年経って、よく理解できるようになりました。でも話すのは、まだ難しいですね。もっとドイツ語を勉強しなくてはいけないし、そうしていくつもりです」
――カーナビは何語で設定しているのか
「ドイツ語です。最近、間違って英語で設定していたら、道に迷ってしまいました(笑)」
――生い立ちについて語ってもらえるか
「僕は大分の港町出身です。プロサッカー選手になったのは2008年。3歳のときに父や兄の影響でサッカーを始めました。僕にとって最初の監督は父親です」
――弟もいると聞いたが
「はい。(清武)功暉もプロサッカー選手で、今はJリーグのサガン鳥栖というチームでプレーしています」
――移籍の経緯について教えてもらえるか
「ニュルンベルクの降格が決まった後、いくつかのクラブからオファーをもらいました。ニュルンベルクに残留することも含めてよく考えましたね。ハノーファーは熱心に僕を誘ってくれました。それが、このクラブを選んだ理由です」
――お気に入りのポジションは
「中盤ならどこでもプレーできます。ニュルンベルクのときは10番(トップ下)のポジションでよく出場しました。トップ下はとても好きなポジションです」
――ニュルンベルクでは2部降格を味わい、ブラジル・ワールドカップでは5分間の出場に留まった。今後に向けて気持ちを切り替えることはできたか
「ニュルンベルクでの降格はとても苦い思い出です。ワールドカップはあまりにも早く終わってしまった印象ですね。気持ちを切り替えるのはとても難しかったけど、3週間の休暇では何も考えないようにしてきました。今ではゼロからの出発イメージを持っているし、ハノーファーでの生活をとても高いモチベーションで臨むことができています」
――どこで休暇を過ごしたのか
「もちろん日本です(笑)。大分の温泉が大好きなんです。息子と一緒に入りました。30分から1時間は入っていましたね」
――著書を出したと聞いたが
「本当です。僕はまだ24歳で、プロサッカー選手としても7年しか過ごしていないけど、出版社から声を掛けてもらったときはとても嬉しかったですね」
――どういった内容の本か
「自叙伝です。僕のキャリアについて書かれています。夢を叶えたいと考えている若い人たちの助けになれば嬉しいですね」
――ドイツ語版はいつ販売されるのか
「良いアイデアですね。こっちの出版社からも声を掛けてもらうよう頑張りたいです(笑)」
――2012年からドイツで暮らしているけど、日本を思い出させるものはあるか
「コンビニエンスストアです。日本の大きな街ならどこでもあるし、何でも揃っています。ドイツでもガソリンスタンドが24時間営業だけど、比較できるほどじゃないですね」
――ドイツ料理は口に合うか
「ニュルンベルクで焼きソーセージのおいしさを学びました。今では毎日、家で焼きソーセージを食べています」
――本当に?
「はい。朝食時にご飯とみそ汁と一緒に食べることが多いですね。あとは魚をよく食べます。とてもヘルシーですからね」
――食事は箸を使って食べるのか?
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