10人のトッテナムが追加タイム弾で白星スタート《プレミアリーグ》
2014.08.17 01:08 Sun
▽プレミアリーグ第1節が16日に行われ、トッテナムがウェストハムの本拠地アップトン・パークに乗り込んだ一戦は、トッテナムが1-0で勝利した。
▽昨季6位に終わり、ポチェッティーノ監督を招へいしたトッテナムは今夏、GKフォルムやDFベン・デイビス、DFエリック・ダイアーを獲得。そのうち、負傷者が続出しているセンターバックの位置でE・ダイアーが先発となった。また、MFラメラやMFキャプーといった1年目の昨シーズンに期待外れに終わった面々や、MFエリクセン、MFベンタレブらがスタメンに名を連ねた。
▽立ち上がりからボールを保持したのはアウェイのトッテナム。流動的にポジションを変えるラメラとエリクセンを起点にしながら、両サイドバックが高い位置を取って厚みのある攻撃を仕掛ける。しかし、自陣に構えながら守備に徹し、カウンターを狙うウェストハムの守備網を攻略することはできない。
▽すると、守備から攻撃に転じる回数を徐々に増やしていったウェストハムがペースを引き寄せていく。23分にはCKの流れからヴァズ・テがボレーシュートに持ち込めば、24分にC・コール、26分にクヤテーがそれぞれ決定的なヘディングシュートを浴びせていった。
▽そして28分、CKの流れからノーランの放ったシュートがノートンの故意に出した手に当たって、ウェストハムがPKを獲得。このプレーで主審のフォイ氏は迷わずノートンにレッドカードを提示した。しかし、キッカーのノーブルが放ったグラウンダーのシュートは枠の左に外れ、先制することはできない。
▽10人となったトッテナムは、[4-4-1]で対応する。センターバックにキャプーを下げて、E・ダイアーを右サイドバックに回し、中盤は右からレノン、エリクセン、ベンタレブ、ラメラと並べた。
▽前半終盤にかけても数的優位となったウェストハムがゴールに迫る。37分にはCKの流れからヴァズ・テがボレーシュートを放つも枠を捉えきれず。さらに42分、J・オブライエンの右サイドからのクロスにフリーとなったヴァズ・テがヘッドで合わせるも、ミートしきれずにGKロリスの正面を突き、前半のうちにゴールを割ることはできなかった。
▽後半も数的優位のウェストハムがシンプルなサイド攻撃で流れを引き寄せていく。53分にはダウニングの強烈なミドルシュートが枠を捉えたが、GKロリスにセーブされた。
▽徐々にウェストハムの攻撃に慣れ始めたトッテナムは61分、2枚代えを敢行する。レノンとラメラに代えて、右サイドにタウンゼント、左サイドにホルトビーを投入。すると63分、アデバヨールが強引な突破からコリンズに2枚目のイエローカードを誘発させ、退場に追い込んだ。この退場により、ウェストハムはクヤテーをセンターバックの位置に下げて対応した。
▽10人同士の戦いとなった一戦は、トッテナムが押し込む展開で推移していく。70分には、タウンゼントが右足で強烈なミドルシュートを放つも、GKアドリアンの好セーブに阻まれる。その直後にもタウンゼントがミドルシュートでゴールに迫ったが、枠を捉えきれない。
▽劣勢となっていったウェストハムは73分、カブールからボールを奪ったノーブルがシュートに持ち込むも、GKロリスにセーブされる。そのウェストハムは80分にC・コールに代えてE・バレンシアを投入し、勝負に出た。
▽終盤はオープンな展開となると、87分にウェストハムがゴールに迫る。ノーランのヒールパスを受けたダウニングがボックス中央に侵入。キャプーをかわしてシュートを放ったが、GKロリスのスーパーセーブに阻まれてしまう。
▽ひやりとしたトッテナムは90分、ベンタレブの強烈なミドルシュートが枠を捉えたが、GKアドリアンにセーブされた。しかし追加タイム3分、トッテナムが値千金の決勝ゴールを奪う。流れの中で前線に上がっていったE・ダイアーがケインのスルーパスからディフェンスライン裏に抜け出すと、GKアドリアンをかわして無人のゴールにシュートを流し込んだ。このゴールで競り勝ったトッテナムが苦しみながらも白星スタートを切っている。
▽昨季6位に終わり、ポチェッティーノ監督を招へいしたトッテナムは今夏、GKフォルムやDFベン・デイビス、DFエリック・ダイアーを獲得。そのうち、負傷者が続出しているセンターバックの位置でE・ダイアーが先発となった。また、MFラメラやMFキャプーといった1年目の昨シーズンに期待外れに終わった面々や、MFエリクセン、MFベンタレブらがスタメンに名を連ねた。
▽立ち上がりからボールを保持したのはアウェイのトッテナム。流動的にポジションを変えるラメラとエリクセンを起点にしながら、両サイドバックが高い位置を取って厚みのある攻撃を仕掛ける。しかし、自陣に構えながら守備に徹し、カウンターを狙うウェストハムの守備網を攻略することはできない。
▽すると、守備から攻撃に転じる回数を徐々に増やしていったウェストハムがペースを引き寄せていく。23分にはCKの流れからヴァズ・テがボレーシュートに持ち込めば、24分にC・コール、26分にクヤテーがそれぞれ決定的なヘディングシュートを浴びせていった。
▽そして28分、CKの流れからノーランの放ったシュートがノートンの故意に出した手に当たって、ウェストハムがPKを獲得。このプレーで主審のフォイ氏は迷わずノートンにレッドカードを提示した。しかし、キッカーのノーブルが放ったグラウンダーのシュートは枠の左に外れ、先制することはできない。
▽10人となったトッテナムは、[4-4-1]で対応する。センターバックにキャプーを下げて、E・ダイアーを右サイドバックに回し、中盤は右からレノン、エリクセン、ベンタレブ、ラメラと並べた。
▽前半終盤にかけても数的優位となったウェストハムがゴールに迫る。37分にはCKの流れからヴァズ・テがボレーシュートを放つも枠を捉えきれず。さらに42分、J・オブライエンの右サイドからのクロスにフリーとなったヴァズ・テがヘッドで合わせるも、ミートしきれずにGKロリスの正面を突き、前半のうちにゴールを割ることはできなかった。
▽後半も数的優位のウェストハムがシンプルなサイド攻撃で流れを引き寄せていく。53分にはダウニングの強烈なミドルシュートが枠を捉えたが、GKロリスにセーブされた。
▽徐々にウェストハムの攻撃に慣れ始めたトッテナムは61分、2枚代えを敢行する。レノンとラメラに代えて、右サイドにタウンゼント、左サイドにホルトビーを投入。すると63分、アデバヨールが強引な突破からコリンズに2枚目のイエローカードを誘発させ、退場に追い込んだ。この退場により、ウェストハムはクヤテーをセンターバックの位置に下げて対応した。
▽10人同士の戦いとなった一戦は、トッテナムが押し込む展開で推移していく。70分には、タウンゼントが右足で強烈なミドルシュートを放つも、GKアドリアンの好セーブに阻まれる。その直後にもタウンゼントがミドルシュートでゴールに迫ったが、枠を捉えきれない。
▽劣勢となっていったウェストハムは73分、カブールからボールを奪ったノーブルがシュートに持ち込むも、GKロリスにセーブされる。そのウェストハムは80分にC・コールに代えてE・バレンシアを投入し、勝負に出た。
▽終盤はオープンな展開となると、87分にウェストハムがゴールに迫る。ノーランのヒールパスを受けたダウニングがボックス中央に侵入。キャプーをかわしてシュートを放ったが、GKロリスのスーパーセーブに阻まれてしまう。
▽ひやりとしたトッテナムは90分、ベンタレブの強烈なミドルシュートが枠を捉えたが、GKアドリアンにセーブされた。しかし追加タイム3分、トッテナムが値千金の決勝ゴールを奪う。流れの中で前線に上がっていったE・ダイアーがケインのスルーパスからディフェンスライン裏に抜け出すと、GKアドリアンをかわして無人のゴールにシュートを流し込んだ。このゴールで競り勝ったトッテナムが苦しみながらも白星スタートを切っている。
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