大分が痛恨の敗戦! 乱打戦を制した名古屋が首位に立つ!《Fリーグ2014/2015》

2014.08.04 00:30 Mon
▽2日(土)、3日(日)に、全国各地でFリーグ2014/2015 powered by inゼリー第7節が行われた。2日に行われた北海道vs府中は、5連勝を目指した北海道が3点差を追いついてドローに終わった。3日に行われた大分vs浦安の上位対決は、2-3で浦安が勝利。名古屋vs浜松の“東海ダービー”は乱打戦の末に名古屋が競り勝ち、大分を抜いて首位に立った。大阪vs仙台は、大阪が効果的に得点を重ねて3-1で勝利。町田と湘南の“境川決戦”は2-2のドローに終わった。神戸がすみだを迎えた一戦は、すみだが怒涛のゴールラッシュで奪ったリードを守り切り4-5で勝利している。第7節の詳細は以下の通り。

◆北海道vs府中
▽2日に札幌市美香保体育館で、北海道vs府中が行われた。クラブ史上初の5連勝を目指した北海道だったが、2分に上福元俊哉のゴールで府中が先制する。6分には水上玄太のゴールで同点とした北海道だったが、10分には小山剛史のゴールで府中が再びリードを得る。さらに府中は、17分に岡山洋介、小山が加点に成功。前半は4-1と府中がリードして終えた。迎えた後半は北海道が攻勢に出ると、22分にオウンゴールで得点を奪う。29分には吉田順省のゴールで1点差に詰め寄った北海道は、34分に室田祐希がネットを揺らして、試合を振り出しに戻した。終盤は府中が猛攻を仕掛けるも、北海道が最後まで耐え抜いて試合は終了。初の5連勝とはならなかったが北海道が3点差を追いついて勝ち点1を獲得。一方の府中も開幕から続く連敗を“6”で止めて、今季初の勝ち点獲得となった。

◆大分vs浦安
▽3日に大分県立総合体育館で大分vs浦安が行われた。今節、最注目の上位対決は8分、仁部屋和弘のゴールで大分が先制する。そのまま前半を終えると、21分には完山徹一のゴールで浦安が同点に追いついた。しかし大分も反撃に出ると、24分にディドゥダのゴールで勝ち越しに成功。浦安も食い下がると、36分にキャプテン・星翔太がネットを揺らして、またも浦安が同点とした。打ち合いとなった試合は38分、完山のこの日2点目が決まる。結局このゴールが決勝点となり、浦安が大分との上位対決を制した。

◆大阪vs仙台
▽3日に住吉スポーツセンターで、大阪vs仙台が行われた。住吉スポーツセンターで初のFリーグ開催となった一戦は、12分にゴール前でこぼれ球を拾った江口孝一が押し込んで大阪が先制する。そのまま前半を終えた試合は、22分にパス回しから相手を崩した大阪は佐藤亮がネットを揺らした。追いかける仙台は25分を過ぎた頃からGKクロモトを上げたパワープレーの形を時折混ぜて攻撃を仕掛ける。しかし36分に林浩平のシュートが決まって大阪がリードを3点に広げた。失点後から完全にパワープレーに移行した仙台は、渡邊一城のミドルシュートで1点を返すも反撃はここまで。大阪が3試合ぶりの白星を手にした。

◆名古屋vs浜松
▽3日にテバオーシャンアリーナで、名古屋vs浜松の“東海ダービー”が行われた。試合は6分に、蓮池紳吾のゴールで浜松が先取点を奪うと、18分にはCKの流れから曽根田盛将がネットを揺らして2点目を奪った。一方の名古屋は、20分にシンビーニャのゴールで、前半のうちに1点差へと詰め寄る。すると、23分に前鈍内マティアスエルナンのゴールで名古屋が同点に追いつく。さらに名古屋は、28分に北原亘、30分にはラファエルサカイが立て続けにネットを揺らして、スコアを4-2とする。引き離された浜松だったが、33分に江藤正博のゴールで詰め寄ると、33分に田中充彦がネットを揺らして同点に追いついた。しかし36分渡邉知晃のゴールで名古屋が勝ち越しに成功すると、試合はそのまま終了を迎え、名古屋が逆転で東海ダービーを制した。

◆町田vs湘南
▽3日に町田市立総合体育館で、町田vs湘南の“境川決戦”が行われた。試合は互いに早い時間帯にチャンスを作り出すと、徐々に湘南が試合のペースを握り始める。試合が動きを見せたのは11分、左サイドでボールを奪った内村俊太が縦に突破すると、小野大輔が合わせて湘南が先制する。先制を許した町田だったが12分、横江怜のシュートパスを狩野新が押し込んで同点に追いつき前半を終える。同点で迎えた後半、先手を奪ったのは町田だった。24分、味方のクリアのこぼれ球を拾った出浦知弘が一瞬の反転で前を向きシュート。これが決まり町田が勝ち越しに成功する。勝ち越された湘南だったが26分、左サイドからのシュートパスを、内村がニアサイドで触ってコースを変え、湘南が同点に追いつく。その後は互いにチャンスを作り出すも、決定力を欠いてゴールを奪えず。今季最初の“境川決戦”は2-2のドローに終わった。

◆神戸vsすみだ
▽3日にグリーンアリーナ神戸で、神戸vsすみだが行われた。先に得点を動かしたのはホームの神戸。9分、原田浩平が第2PKのポイント付近から相手DFの間を通すシュートを放ち先制する。神戸は10分にも森洸がゴールを奪い、リードを広げる。2点差を付けられたすみだは11分、CKからボールを受けた宮崎暁のシュートが決まり、1点を返す。さらに12分には、諸江剣語が左足のミドルシュートを決め、すぐさま同点に追いつく。追いついたことで勢いに乗ったすみだは、17分にカウンターから杉尾浩平が決めて逆転に成功。18分には、岡山和馬、20分には中村歩が立て続けに得点を奪い、2-5とすみだが神戸を一気に突き放して前半を終える。ビハインドを負った神戸は25分、FKを鈴村拓也が直接決めて3-5とする。点差を詰めたい神戸は、33分に渡井博之をゴレイロの位置入れてパワープレーを開始すると、直後にその渡井がゴールを奪い1点差に詰め寄る。その後もゴールに迫る神戸だったが、あと1点が奪えずに試合終了。すみだが打ち合いを制した。

◆第7節結果
北海道 4-4 府中
大分 2-3 浦安
大阪 3-1 仙台
名古屋 5-4 浜松
町田 2-2 湘南
神戸 4-5 すみだ

◆順位表(第7節終了時)
1 名古屋 18
2 大分 16
3 浦安 16
4 北海道 14
5 町田 12
6 大阪 11
7 すみだ 9
8 神戸 8
9 浜松 5
10 湘南 4
11 仙台 2
12 府中 1

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