ドルトムント、キエーボ戦で丸岡がフル出場

2014.08.02 08:05 Sat
ボルシア・ドルトムントは1日、キエーボとの練習試合に臨み、1-0の白星を収めた。ドルトムントのU-23チームに所属するMF丸岡満は、この一戦でフル出場を果たしている。

新加入DFマティアス・ギンターを除き、ドイツ代表のワールドカップ・メンバーがいまだ合流していないドルトムント。チーム練習に復帰していないMFマルコ・ロイス、ヤクブ・ブワシュチコフスキ、イルカイ・ギュンドガンらに加え、ヌリ・サヒン、ヘンリク・ムヒタリャンが負傷のため、この試合を欠場した。

その状況でユルゲン・クロップ監督は、DFクリストフ・ツィンマーマン、MFムスタファ・アミニ、そして2014年1月にレンタルで加入した丸岡とドルトムント2軍の若手を先発起用。アピールの機会が訪れた丸岡は、4-4-2の右サイドハーフの位置でプレーした。

丸岡は21分、FWチーロ・インモービレのシュートがブロックされたところに詰めたが、ヘディング弾は枠をとらえず。27分にも再びインモービレのシュートが起点となり、丸岡が角度のないところからゴールを狙ったが、これは惜しくもゴールの右に外れてしまった。

クロップ監督は後半で9人を入れ替えるも、丸岡はツィンマーマンとともにピッチに立ち続けた。より攻撃的なポジションに位置した丸岡は67分、ペナルティーエリア右手前でボールを受け、そのままミドルシュート。ボールは左ポストの横にそれたが、チャンスに乏しい一戦で見せ場をつくった。

ドルトムントの決勝点が生まれたのはセットプレーから。MFミロシュ・ヨイッチが蹴った右CKにFWチ・ドンウォンが頭で触れると、ゴール左前にわたったボールを、FWピエール=エメリク・オーバメヤンが右足でキエーボ・ゴールに突き刺した。

ドルトムントの今後の予定だが、3日にはキャンプ地でスイス3部ラッパースィルと対戦。6日にはポーランドのポーランド1部シロンスク・ヴロツワフと、10日にはリバプールとの練習試合を予定している。
提供:goal.com

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