町田がすみだとの“東京ダービー”を制す! 王者・名古屋は仙台を一蹴!《Fリーグ2014/2015》

▽26日(土)、27日(日)に、全国各地でFリーグ2014/2015 powered by inゼリー第6節が行われた。26日に行われたすみだvs町田は、町田が要所で得点を重ねて4-1で勝利。浜松vs神戸は打ち合いの末に4-4のドロー決着を迎えている。大阪vs北海道は、北海道が4-1で逆転勝利を飾った。浦安vs府中は、浦安が3-0で快勝している。27日に行われた大分vs湘南は、6-3で大分が勝利し大分が首位をキープ。仙台vs名古屋は、名古屋が6-2で勝利している。第6節の詳細は以下の通り。

◆すみだvs町田
▽26日に墨田区総合体育館で、すみだvs町田の“東京ダービー”が行われた。試合は開始早々の9秒、FP篠崎隆樹のゴールで町田が先制に成功する。リードを奪われたすみだは、攻めに出ていくものの、相手GKイゴールの牙城を崩せない。結局、前半は町田の1点リードで終了した。迎えた後半、町田が押し気味に試合を進めいくと、22分にFP永島俊のゴールで追加点を奪う。2点差とされたすみだは33分、FP太見寿人が反転シュートを突き刺して1点差に詰め寄る。これで勢いに乗ったすみだだったが、試合終盤の39分にFP狩野新にゴールを許すと、残り59秒で篠崎に4点目を奪われて万事休す。結局、終始リードを奪った町田が今季初の連勝を飾った。一方のすみだは、ホームゲームで痛い連敗を喫した。

◆浜松vs神戸
▽26日にエコパアリーナで、浜松vs神戸が行われた。ホーム初勝利を目指す浜松は、7分にFP三輪修也のゴールで先制すると、8分にはFP剣持貴充もネットを揺らし、序盤に2点を先行する。しかし、神戸も反撃に出ると10分にFP渡井博之、19分にFP原田浩平がゴールを奪い、前半は2-2で終えた。迎えた後半も先にスコアを動かしたのは浜松。22分にFP萩原洪拓、24分にFP田中充彦が得点を挙げて、再び2点のリードを得る。連敗を避けたい神戸は、32分にFP森洸がネットを揺らして1点差に詰め寄ると、残り5分からFP田中智基をGKに置いてパワープレーを開始。すると36分に渡井がこの試合2点目を奪い、試合は再びタイスコアとなる。神戸はそのままパワープレーを続けて勝ちにいく姿勢を見せたが、決勝ゴールは生まれずに試合終了。打ち合いとなった一戦はドロー決着となった。

◆大阪vs北海道
▽26日に岸和田市総合体育館で、大阪vs北海道が行われた。立ち上がりから積極的に攻め込む大阪は、8分にFPヴィニシウスのゴールで先制に成功する。その後も試合を優位に進める大阪だったが、追加点を奪えないまま後半を迎えた。すると、31分にGK清家大葵がレッドカードを受け一発退場となる。ここから流れが北海道に移ると、34分にFP高山剛寛のゴールが決まり同点に追いつく。さらに22秒後、FP上貝修もネットを揺らして北海道が一気に逆転に成功した。大阪はGKにFP村上哲哉を入れてパワープレーに出るも、40分にGK関口優志がパワープレー返しから2点を奪い、試合は終了。アウェイの北海道が4連勝を飾った。

◆浦安vs府中
▽26日に浦安市総合体育館で浦安vs府中が行われた。試合は4分、FP星翔太のゴールが決まり浦安が先制する。その後は互いにチャンスを決めきれずに前半を終えると、24分に浦安がカウンターからFP加藤竜馬のゴールで追加点を奪取。加藤は見事バースデーゴールを決めた。その後は、府中が主導権を握る時間が続くも得点を奪えず。残り2分でFP皆本晃をGKに置いてパワープレーに出た府中だったが、39分にGK藤原潤にパワープレー返しを決められて勝負あり。浦安がホームで府中に快勝した。

◆大分vs湘南
▽27日に大分県立総合体育館で大分vs湘南が行われた。試合が動いたのは12分。FP北嶋佑一のパスを受けたFP芝野創太が蹴り込んで、大分が先制する。さらに、前半残り50秒にFP仁部屋和弘もネットを揺らして、大分が2点のリードを得て試合を折り返した。後半は湘南が反撃に出ると、23分にFP刈込真人、31分にFPボラが得点を挙げて同点に追いつく。しかし、33分、34分に仁部屋、FP小曽戸允哉の日本代表コンビが加点して、大分が勝ち越しに成功。湘南は残り6分からパワープレーを行うと、35分にオウンゴールで1点差に詰め寄る。ところが37分、FP田村龍太郎にパワープレー返しを許して再び2点差に離されると、試合終了間際には小曽戸にこの試合2点目を奪われて試合終了。大分がホームで湘南との打ち合いを制し、首位をキープした。

◆仙台vs名古屋
▽27日にゼビオアリーナ仙台で仙台vs名古屋が行われた。仙台が積極的な入りを見せた一戦だったが、先制点は名古屋に転がる。5分、得意のセットプレーからFP前鈍内マティアスエルナンがネットを揺らす。14分にはFP佐々木諒に同点ゴールを許した名古屋だったが、17分に前鈍内のこの試合2点目のゴールで、前半を1点リードで終えた。後半も名古屋が先にスコアを動かす。29分にFPシンビーニャ、30分にFPペドロコスタがネットを揺らして、スコアは3-1に。引き離された仙台は、35分からGKクロモトを上げてパワープレーのような形をとる。しかし、37分に名古屋のFP浦上浩生に初ゴールを許してしまう。39分にはFP今井翔のゴールで意地を見せた仙台だったが、40分にFPラファエルサカイにゴールを奪われて勝負あり。名古屋がアウェイで仙台に快勝した。

◆第6節結果
すみだ 1-4 町田
浜松 4-4 神戸
大阪 1-4 北海道
浦安 3-0 府中
大分 6-3 湘南
仙台 2-6 名古屋

◆順位表(第6節終了時)
1 大分 16
2 名古屋 15
3 浦安 13
4 北海道 13
5 町田 11
6 神戸 8
7 大阪 8
8 すみだ 6
9 浜松 5
10 湘南 3
11 仙台 2
12 府中 0