新規参入チーム同士の一戦はすみだに軍配!!《Fリーグ2014/2015》

▽12日、13日に全国各地でFリーグ2014/2015 powewd by in ゼリー第4節が行われた。12日に行われた浦安vs神戸の上位対決は、2-2のドロー決着に終わった。湘南vs名古屋は、0-6で名古屋が圧勝。大阪vs町田は、町田が先制するも大阪が2-1と逆転勝利を飾った。13日に行われた大分vs府中は、5-2で勝利した大分がホーム開幕戦を白星で飾っている。浜松vs北海道は打ち合いとなるも、北海道が3-2で競り勝った。仙台vsすみだの新規参入チーム同士の一戦は、6-2ですみだが勝利している。第4節の詳細は以下のとおり。

◆浦安vs神戸
▽浦安市総合体育館で行われた浦安vs神戸の上位対決は、立ち上がりから一進一退の攻防が続く展開となった。そんな中、9分に浦安が星翔太のゴールで先制に成功する。ところが神戸もすぐさま反撃に出ると、10分に原田浩平のシュートが決まって前半は1-1で終えた。迎えた後半、先にスコアを動かしたのは神戸だった。27分に自陣でパスカットに成功した鈴村拓也がそのままダイレクトでロングシュートを放つと、これがネットを揺らした。以降は浦安が攻勢を強めると、37分にカウンターから加藤竜馬がネットを揺らして浦安が同点に追いついて試合は終了。打ち合いとなった一戦は2-2のドロー決着となった。

◆湘南vs名古屋
▽小田原アリーナで行われた湘南vs名古屋は、一方的な試合となった。名古屋は4分にセットプレーから北原亘のボレーシュートが決まって先取点を奪う。すると11分、今度は左からのCKをラファエルサカイが押し込んでリードを広げた。16分には湘南が6つ目のファウルを犯して名古屋に第2PKを献上。これを森岡薫が決めると、19分にも森岡が加点し、前半は名古屋が4点のリードを奪った。迎えた後半は湘南が攻めに転じるもゴールを奪えない。すると25分にサテライトから昇格した八木聖人がFリーグ初ゴールを奪い試合の大勢を決する5点目を奪う。追いかける湘南は30分から内村俊太をGKとしてパワープレーを仕掛けるも、直後にペドロコスタにゴールを許して試合は終了。名古屋がアウェイで湘南に6-0と大勝した。

◆大阪vs町田
▽岸和田市総合体育館で行われた大阪vs町田は、互いに決定機を決めきれないまま迎えた前半終了間際に動きを見せた。19分、町田はCKの流れからファーサイドの出浦知弘がダイレクトで合わせてネットを揺らした。今季のホーム初勝利を目指す大阪は、後半に入ると猛攻を仕掛けていく。すると23分、CKの流れからニアサイドの村上哲哉が合わせて同点に追いついた。31分には、またもCKから今度はヴィニシウスが合わせて大阪が勝ち越しに成功する。一方の町田は残り5分から篠崎隆樹をGKとしてパワープレーを開始するも及ばず。大阪が2-1で町田に逆転勝利を収めた。

◆大分vs府中
▽大分県立総合体育館で行われた大分vs府中は、3分に山田ラファエルユウゴのゴールで府中が先制する。しかし14分、19分と芝野創太がネットを揺らして大分が前半に逆転して試合を折り返した。迎えた後半、府中が押し込みに試合を進めていくと、30分に皆本晃のシュートが決まって同点に。ところが、33分に小曽戸允哉のゴールでまたも大分が勝ち越しに成功する。すると府中は関尚登をGKにおいてパワープレーを開始するも、試合終了間際にディドゥダ、GK青柳佳祐にゴールを許して試合は終了。大分がホーム開幕戦で5-2と大勝した。

◆浜松vs北海道
▽浜松アリーナで行われた浜松vs北海道は、両チームともにチャンスを作り出すオープンな展開となった。すると13分、水上玄太が2試合連続のゴールで北海道が先制する。迎えた後半は先に浜松がスコアを動かした。21分に縦に早い攻撃を見せると最後は曽根田盛将がゴールを奪った。32分にゴール前の混戦から高山剛寛が押し込んで北海道が再び勝ち越したが、その2分後には江藤正博のゴールで浜松が食らいつく。決着が着いたのは34分。北海道は浜松ゴールPA少し外でFKを得ると、狙い澄ましたサインプレーから十川祐樹がゴールを奪い、3度目の勝ち越しに成功。追いかける浜松は残り46秒から曽根田をGKとしてパワープレーに出るも同点ゴールを奪えずに試合は終了。北海道が乱打戦を3-2で制して2連勝を飾った。なお、試合後に浜松の保田健二朗監督が腸の病気のため休養することが発表された。

◆仙台vsすみだ
▽ゼビオアリーナ仙台では、今季からFリーグに加入した仙台とすみだが対戦した。試合は11分に、岡山和馬のゴールですみだが先制すると、16分、17分と立て続けに杉尾浩平が加点。さらに前半終了間際には宮崎曉にもゴールが生まれて、すみだが4-0と仙台を突き放す。後半も先にすみだがスコアを動かす展開となった。21分に岡山がこの日2点目となるゴールを奪う。これ以上はなされたくない仙台は、32分から今井翔をGKにおいてパワープレーを開始するも、35分にすみだのキャプテン・金川武司がネットを揺らす。ここでタイムアウトを取った仙台は清水誠をGKに置いたパワープレーにチェンジ。すると37分、39分に藤本豊がゴールを奪うが、反撃もここまで。すみだが6-2で仙台を下して2連勝を飾った。
◆第4節結果
浦安 2-2 神戸
湘南 0-6 名古屋
大阪 2-1 町田
大分 5-2 府中
浜松 2-3 北海道
仙台 2-6 すみだ