韓国を粉砕したアルジェリアがW杯32年ぶりの勝利でグループHの2位に浮上《ブラジル・ワールドカップ》
2014.06.23 06:00 Mon
▽ブラジル・ワールドカップのグループH第2節、韓国代表vsアルジェリア代表が22日にポルト・アレグレのエスタディオ・ベイラ・リオで行われ、2-4でアルジェリアが勝利を収めた。
▽初戦でロシア代表と1-1のドローに終わった韓国と、ベルギー代表に逆転負けを喫したアルジェリアの一戦。韓国が初戦と同じ11人を起用したのに対し、アルジェリアは初戦のスタメンから5人を変更した。
▽試合は、キックオフ直後からアルジェリアが韓国ゴールに迫った。1分に左サイドからジャブが入れたクロスをボックス内で収めたフェグリがシュートに持ち込めば、4分にはボックス内の混戦からフェグリがキム・ヨングォンに倒される。これはPKとはならなかったが、続く8分に右CKからファーサイドでフリーとなったスリマニがヘディングシュートを放ち、相手ゴールを脅かす。
▽一方、アルジェリアの攻勢に慌てる韓国は、カウンターで応戦。ソン・フンミンのドリブルからアルジェリアゴールを目指すも、相手のブゲラを中心とした守備陣に止められてシュートまで持ち込めなかった。
▽立ち上がりから積極性を維持するアルジェリアは、スリマニにボールを送ってチャンスを作る。すると26分、メジャニの縦へのフィードに抜け出したスリマニがキム・ヨングォンとホン・ジョンホの相手センターバック2人に囲まれながらもボックス内に侵入。スリマニはGKの位置を見てループシュートをゴールに流し込んだ。
▽先制に成功したアルジェリアは直後の28分、左CKをハリシェが打点の高いヘディングでゴールに突き刺してリードを広げる。さらに38分、相手のクリアボールをボックス左で拾ったスリマニが右足アウトサイドで中にパスを送ると、これをジャブがダイレクトでゴール右隅に流し込んだ。3点のリードを得たアルジェリアは、韓国の反撃を許さずにハーフタイムを迎えた。
▽3点のビハインドを追う韓国のホン・ミョンボ監督は、ハーフタイムで交代に踏み切らず、前半と同じ布陣で後半に入った。すると50分、後方からのフィードに抜け出したソン・フンミンがボックス左からシュート。これがGKエムボリの股を射抜いてネットに突き刺さり、韓国が1点を返すことに成功した。
▽このゴールで勢いに乗る韓国は、57分にパク・チュヨンを下げて196cmの大型ストライカーであるキム・シンウクを投入。得点を奪いにいく姿勢を見せると、59分にボックス手前からキ・ソンヨンが強烈なミドルシュートを放つ。しかし、これはGKエムボリの好セーブに阻止された。
▽韓国に圧され始めたアルジェリアだが、すかさず4点目を奪う。62分、ボックス手前でボールを受けたブライミがフェグリとのワンツーで簡単にボックス左へと侵入。ブライミは冷静にシュートを流し込んでスコアを4-1とした。
▽再び3点差とされた韓国は、直後にイ・チョンヨンに代えて初戦でゴールを挙げたイ・グノを投入。2トップにはせず、右サイドに置いた。パワープレーを仕掛ける韓国は72分、キム・シンウクを狙ったアーリークロスからボックス左のこぼれ球を拾ったイ・グノの折り返しをゴール前のク・ジャチョルが押し込んで2点目を奪った。
▽2点差とした韓国は、パワープレーを続けてアルジェリアゴールに迫る。しかし、これ以上点差を詰めることができずに試合は終了。韓国を粉砕したアルジェリアがワールドカップで32年ぶりの勝利を掴み、グループHの2位に躍り出た。一方の韓国は最終節、勝ち抜けを決めたベルギーから勝利を奪うことがグループ突破のための最低条件となった。
▽初戦でロシア代表と1-1のドローに終わった韓国と、ベルギー代表に逆転負けを喫したアルジェリアの一戦。韓国が初戦と同じ11人を起用したのに対し、アルジェリアは初戦のスタメンから5人を変更した。
▽試合は、キックオフ直後からアルジェリアが韓国ゴールに迫った。1分に左サイドからジャブが入れたクロスをボックス内で収めたフェグリがシュートに持ち込めば、4分にはボックス内の混戦からフェグリがキム・ヨングォンに倒される。これはPKとはならなかったが、続く8分に右CKからファーサイドでフリーとなったスリマニがヘディングシュートを放ち、相手ゴールを脅かす。
▽一方、アルジェリアの攻勢に慌てる韓国は、カウンターで応戦。ソン・フンミンのドリブルからアルジェリアゴールを目指すも、相手のブゲラを中心とした守備陣に止められてシュートまで持ち込めなかった。
▽立ち上がりから積極性を維持するアルジェリアは、スリマニにボールを送ってチャンスを作る。すると26分、メジャニの縦へのフィードに抜け出したスリマニがキム・ヨングォンとホン・ジョンホの相手センターバック2人に囲まれながらもボックス内に侵入。スリマニはGKの位置を見てループシュートをゴールに流し込んだ。
▽先制に成功したアルジェリアは直後の28分、左CKをハリシェが打点の高いヘディングでゴールに突き刺してリードを広げる。さらに38分、相手のクリアボールをボックス左で拾ったスリマニが右足アウトサイドで中にパスを送ると、これをジャブがダイレクトでゴール右隅に流し込んだ。3点のリードを得たアルジェリアは、韓国の反撃を許さずにハーフタイムを迎えた。
▽3点のビハインドを追う韓国のホン・ミョンボ監督は、ハーフタイムで交代に踏み切らず、前半と同じ布陣で後半に入った。すると50分、後方からのフィードに抜け出したソン・フンミンがボックス左からシュート。これがGKエムボリの股を射抜いてネットに突き刺さり、韓国が1点を返すことに成功した。
▽このゴールで勢いに乗る韓国は、57分にパク・チュヨンを下げて196cmの大型ストライカーであるキム・シンウクを投入。得点を奪いにいく姿勢を見せると、59分にボックス手前からキ・ソンヨンが強烈なミドルシュートを放つ。しかし、これはGKエムボリの好セーブに阻止された。
▽韓国に圧され始めたアルジェリアだが、すかさず4点目を奪う。62分、ボックス手前でボールを受けたブライミがフェグリとのワンツーで簡単にボックス左へと侵入。ブライミは冷静にシュートを流し込んでスコアを4-1とした。
▽再び3点差とされた韓国は、直後にイ・チョンヨンに代えて初戦でゴールを挙げたイ・グノを投入。2トップにはせず、右サイドに置いた。パワープレーを仕掛ける韓国は72分、キム・シンウクを狙ったアーリークロスからボックス左のこぼれ球を拾ったイ・グノの折り返しをゴール前のク・ジャチョルが押し込んで2点目を奪った。
▽2点差とした韓国は、パワープレーを続けてアルジェリアゴールに迫る。しかし、これ以上点差を詰めることができずに試合は終了。韓国を粉砕したアルジェリアがワールドカップで32年ぶりの勝利を掴み、グループHの2位に躍り出た。一方の韓国は最終節、勝ち抜けを決めたベルギーから勝利を奪うことがグループ突破のための最低条件となった。
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