カメルーンで仲間割れ、チームメートに頭突き 監督も「理解できない」
2014.06.19 12:05 Thu
カメルーン代表は18日、ワールドカップ(W杯)・グループA第2節でクロアチア代表と対戦し、0-4と大敗した。フォルカー・フィンケ監督は、謝罪の言葉を述べるとともに、チームメート同士のいさかいについて「理解できない」と話している。
初戦で敗れ、勝利が必要だったカメルーン。だが、先制を許すと、前半終盤にはMFアレクサンドル・ソングがクロアチアFWマリオ・マンジュキッチの背中を殴って一発退場となり、数的不利に陥る。すると、後半立ち上がりに追加点を献上し、さらにマンジュキッチに2ゴールを許して敗れた。
2試合ノーゴールで連敗のカメルーンは、最終節を待たずして敗退が決定。試合後、フィンケ監督は次のように語った。イギリス『BBC』が伝えている。
「結果を謝罪する。本当につらい。我々は試合をコントロールできなかった。チームの振る舞いも気に入らなかったよ。我々は前を見なければならない。このチームには未来に向けた選手たちがいる」
カメルーンはソングの暴挙に加え、アディショナルタイムにも信じられない場面を見せてしまった。意見の食い違いからか、仲間割れしたDFブノワ・アスー=エコトがFWベンジャミン・ムカンジョに食ってかかり、頭突きを見舞ったのだ。
今大会でも開幕前にボーナスをめぐる出発拒否騒動など、絶えず内部トラブルが騒がれるカメルーン。アスー=エコトの頭突きも、その一例と言えるだろう。フィンケ監督はこの場面について、次のようにコメントしている。
「理解できない。それが起きたのを私は見た。何があったのかを正確に把握する必要がある。どうして2人がキレたのかをね。こういうことは見たくないよ。私が見せたかったカメルーンのイメージではない」
提供:goal.com
初戦で敗れ、勝利が必要だったカメルーン。だが、先制を許すと、前半終盤にはMFアレクサンドル・ソングがクロアチアFWマリオ・マンジュキッチの背中を殴って一発退場となり、数的不利に陥る。すると、後半立ち上がりに追加点を献上し、さらにマンジュキッチに2ゴールを許して敗れた。
2試合ノーゴールで連敗のカメルーンは、最終節を待たずして敗退が決定。試合後、フィンケ監督は次のように語った。イギリス『BBC』が伝えている。
「結果を謝罪する。本当につらい。我々は試合をコントロールできなかった。チームの振る舞いも気に入らなかったよ。我々は前を見なければならない。このチームには未来に向けた選手たちがいる」
カメルーンはソングの暴挙に加え、アディショナルタイムにも信じられない場面を見せてしまった。意見の食い違いからか、仲間割れしたDFブノワ・アスー=エコトがFWベンジャミン・ムカンジョに食ってかかり、頭突きを見舞ったのだ。
今大会でも開幕前にボーナスをめぐる出発拒否騒動など、絶えず内部トラブルが騒がれるカメルーン。アスー=エコトの頭突きも、その一例と言えるだろう。フィンケ監督はこの場面について、次のようにコメントしている。
「理解できない。それが起きたのを私は見た。何があったのかを正確に把握する必要がある。どうして2人がキレたのかをね。こういうことは見たくないよ。私が見せたかったカメルーンのイメージではない」
提供:goal.com
カメルーン代表の関連記事
ワールドカップの関連記事
|
カメルーン代表の人気記事ランキング
1
アフリカ・ネーションズカップの組み合わせ決定! 王者コートジボワールはカメルーンと、開催国モロッコはマリやザンビアと同居【2025AFCON】
27日、2025年のアフリカ・ネーションズカップ(AFCON)の組み合わせ抽選会を行った。 AFCONは2025年12月21日から2026年1月8日まで開催。2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)でベスト4入りを果たしたモロッコで開催されることが2024年6月に決定していた。 モロッコのラバトにあるモハメド5世国立劇場で行われた抽選会。開催国のモロッコ代表は、マリ代表、ザンビア代表、コモロ代表とグループステージで同居することが決定した。 2024年1月から2月にかけて行われたAFCON2023で優勝したコートジボワール代表は、カメルーン代表、ガボン代表、モザンビーク代表と同居。準優勝のナイジェリア代表は、チュニジア代表、ウガンダ代表、タンザニア代表と同居した。 前々回大会王者のセネガル代表は、コンゴ民主共和国代表、ベナン代表、ボツワナ代表と同居。7度の優勝を誇るエジプト代表は、南アフリカ代表、アンゴラ代表、ジンバブエ代表と同居することとなった。 ◆グループA モロッコ代表 マリ代表 ザンビア代表 コモロ代表 ◆グループB エジプト代表 南アフリカ代表 アンゴラ代表 ジンバブエ代表 ◆グループC ナイジェリア代表 チュニジア代表 ウガンダ代表 タンザニア代表 ◆グループD セネガル代表 DRコンゴ代表 ベナン代表 ボツワナ代表 ◆グループE アルジェリア代表 ブルキナファソ代表 赤道ギニア代表 スーダン代表 ◆グループF コートジボワール代表 カメルーン代表 ガボン代表 モザンビーク代表 2025.01.28 13:47 Tue2
イングランドがカメルーンに3発完勝で2大会連続の8強進出を決める!《女子W杯》
女子ワールドカップ(W杯)2019決勝トーナメント1回戦のイングランド女子代表vsカメルーン女子代表が23日に行われ、3-0でイングランドが勝利した。 なでしこジャパンらが同居したグループDを首位で突破したイングランドと、オランダ女子代表らが同居したグループEを3位で突破したカメルーンの一戦。 試合が動いたのは12分、イングランドはスルーパスでボックス右深くまで抜け出したホワイトの折り返しを供給すると、守備に戻ったエジャンゲの足に当たったボールをGKヌゴ・ヌドエがキャッチ。主審がこれをバックパスと判定しイングランドに間接FKが与えられると、ゴールエリア手前からの間接FKをホートンがゴール右隅にシュートを突き刺した。 先制したイングランドは、前半アディショナルタイムに再び決定機を迎える。49分、敵陣でボールをカットしたブロンズがボックス手前まで持ち上がりラストパスを供給。これをボックス中央で受けたホワイトが反転から左隅にシュートを流し込み、追加点を奪った。 迎えた後半、先にチャンスを迎えたのはカメルーン。48分、GKバースリーのロングキックを中盤でエンガナムートが弾き返すと、このボールに反応したオングエネがボックス左まで侵入。マイナスの折り返しを供給すると、走り込んだヌクートがダイレクトシュートをゴールに流し込んだ。 このゴールで1点を返したかに思われたカメルーンだが、オングエネが左サイドを抜け出した際にオフサイドがあり、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)検証の結果、このゴールは取り消された。 ピンチを凌いだイングランドは、58分に反撃。左CKからドュガンがグラウンダーのボールを供給すると、中央に走り込んだグリーンウッドがゴール右隅にシュートを突き刺した。 一矢報いたいカメルーンだったが、最後までイングランドのゴールネットを揺らすことはできず。試合は3-0のままタイムアップ。カメルーンに完勝し2大会連続のベスト8進出を決めたイングランドは、準々決勝でノルウェー女子代表と対戦する。 2019.06.24 02:35 Mon3
カメルーン代表の正守護神・オナナが新型コロナウイルス感染者の1人、日本代表戦を欠場
9日に日本代表と対戦するカメルーン代表。オランダ入国後に2選手が新型コロナウイルス(COVID-19)の陽性反応を示し、チームを離脱したと発表された。 試合前日の公式会見で、チームのチーフメディカルオフィサーのウィリアム・エンガシュ氏がこの事実を報告。陽性反応の選手2名と濃厚接触の1名がチームを離脱し、帰国したと発表していた。 トニ・コンセイソン監督は感染した選手に関して、発表する権限がないと公表していなかったが、カメルーンサッカー協会(FECAFOOT)は、エンガシュ氏による状況報告を発表。陽性反応の2名はGKアンドレ・オナナ(アヤックス)とMFピエール・クンデ・マロン(マインツ)の2選手と発表した。 オナナはアヤックスでも正守護神を務め、カメルーン代表でも正守護神と務めており、今回の日本戦に出場できないことはカメルーンにとっても大きな痛手となる。 『Cameroon-info.net』によれば、濃厚接触者については、クンデと同じ部屋で過ごしていたであるDFジョイスキム・ダワ(ヴァルミエラ/ラトビア)とのこと。2人と同様に隔離措置が取られることとなる。 なお、ケガ人として監督も報告していたのはFWイグニアティウス・ガナゴ(RCランス/フランス)、FWジャン=ピエール・エンサメ(ヤング・ボーイズ/スイス)、DFジェローム・オンゲネ(ザルツブルク/オーストリア)とのこと。 2020.10.09 13:25 Fri4
アフリカ王者を決める大会が開幕! 開催国カメルーンがアブバカル2発で逆転白星《アフリカ・ネーションズカップ》
アフリカ・ネーションズカップが9日にカメルーンで開幕した。 今大会は24カ国が参戦。グループステージは6つの組に分けられ、各組の上位2カ国と3位の上位4カ国が決勝トーナメントに進出する。その初日はグループAの2試合が開催。開催国のカメルーン代表はオープニングゲームでもある第1節でブルキナファソ代表と対戦した。 開催国として良いスタートを切りたいカメルーンだが、先制したのは序盤から攻めの姿勢を打ち出したブルキナファソ。24分、敵陣右サイドからクロスが上がると、ボックス中央の混戦を抜けたボールにファーサイドでフリーのサンガレが左足で合わせ、ネットを揺らす。 リードを許してしまったカメルーンだが、40分に左CKの流れからボックス内でルーズボールに反応したザンボ・アンギサが相手選手のタックルを受けてPKのチャンスをゲット。キャプテンマークを巻くアブバカルが相手GKの逆を突く右足シュートを右下に決め、追いつく。 前半のうちにイーブンスコアに戻したカメルーンは続く前半アディショナルタイム3分にもボックス左に仕掛けていったトロが相手選手の深いタックルを受けてPKのチャンスを獲得。再びキッカーを務めたアブバカルが右足でボールを正面に蹴り込み、勝ち越してみせる。 2つのPKチャンスをいずれもゴールに結びつけ、1点リードで試合を折り返したカメルーンは後半にブルキナファソの反撃を受けたが、GKオナナを中心に粘りの守りを披露。攻撃陣は3点目こそ奪い切れなかったが、そのまま勝ち切り、見事に白星スタートを切っている。 また、グループAのもう1試合ではエチオピア代表とカーボベルデ代表が激突。前半アディショナルタイム1分にタヴァレスのゴールで先制したカーボベルデが1-0の勝利を収めている。 ◆各グループ第1節結果&日程 ▽1/9 ・グループA カメルーン代表 2-1 ブルキナファソ代表 エチオピア代表 0-1 カーボベルデ代表 ▽1/10 ・グループB セネガル代表 vs ジンバブエ代表 ギニア代表 vs マラウィ代表 ・グループC モロッコ代表 vs ガーナ代表 コモロ代表 vs ガボン代表 ▽1/11 ・グループD ナイジェリア代表 vs エジプト代表 スーダン代表 vs ギニアビサウ代表 ・グループE アルジェリア代表 vs シエラレオネ代表 ▽1/12 ・グループE 赤道ギニア vs コートジボワール代表 ・グループF チュニジア代表 vs マリ代表 モーリタニア代表 vs ガンビア代表 2022.01.10 11:30 Mon5