スーパーゴールもW杯に別れ ケイヒルは「オーストラリアを誇る」

2014.06.19 08:08 Thu
オーストラリア代表は18日、ワールドカップ・グループB第2節でオランダ代表と対戦し、2-3と敗れた。見事なゴールを決めたMFティム・ケイヒルは、オーストラリアの戦いぶりを誇っている。

初戦でチリに敗れたオーストラリアは、積極的な入りを見せながらも先制を許した。だが直後、ロングクロスにケイヒルが見事な左足ボレーを合わせ、同点に追いつく。さらに後半には、PKで逆転に成功した。

しかし、その後2失点し、終わってみれば連敗。グループB第2節の結果、オーストラリアは大会敗退が決まった。さらに、この日の試合でイエローカードをもらったケイヒルは、累積警告による出場停止でスペインとの最終節に出られない。

それでも、ケイヒルは次のように話している。『シドニー・モーニング・ヘラルド』が伝えた。

「(次節出場停止について)悲しくはない。僕は明日じゃなく、今日のためにプレーするんだ。カードを避けようとするなら、ここにいるべきじゃない。これで僕のワールドカップは終わりだ。でも、僕はこの選手たちの一人ひとりを誇りに思う」

「すごく誇らしいよ。開幕から、チームは恐れを抱かず、決して退かなかった。先制されたけど、最初は僕らが試合を支配していると感じたよ。僕はこのチームを誇りに思う。おそらくは、僕が加わってからオーストラリア代表の最高のパフォーマンスの一つだ」

左足での見事なボレーシュートが、今大会のベストゴールの一つになることは確かだろう。

「ボールが飛んできたときに、普通ならヘディングすると思うだろう。でも、すごくきれいに飛んできたから、シュートを打った。そして入ったんだ。それがサッカーだよ。サッカーの王国ブラジルで、これ以上はないね」

34歳のケイヒルにとって、2018年のロシア・ワールドカップに出場するのは難しいだろう。だが、当面は代表でのプレーを続けるようだ。

「もちろん、(来年の)アジアカップには出場したい。監督のプランを知りたいね。そして自分が出られるように、ベストフォームを維持できるように戦っていく。今はこの大会をしっかり終えることだ。僕は次の試合に出られないけど、ピッチの外で大きな影響を与えたい」


提供:goal.com

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