ベンゼマ躍動のフランス、初優勝1998年大会以来の白星発進 新型GLTも大活躍《ブラジル・ワールドカップ》
2014.06.16 05:58 Mon
▽ブラジル・ワールドカップのグループE第1節、フランス代表vsホンジュラス代表が15日にエスタディオ・ベイラ・リオで行われ、3-0でフランスが勝利した。
▽自国で開催した1998年大会以来2度目となるワールドカップ制覇を狙うフランスが、2大会連続3度目の出場を果たしたホンジュラスと相まみえた一戦。大黒柱のMFリベリが負傷で大会欠場を余儀なくされているフランスは、[4-3-3]の布陣で、前線に右からヴァルブエナ、ベンゼマ、グリーズマンを配した。
▽両者ともにハイプレスを仕掛けなかった試合の序盤は、地力に勝るフランスがポゼッションを高めてホンジュラスを押し込む。右サイドからの攻撃を軸に攻め込むフランスは、15分に最初の決定機を演出。ヴァルブエナがゴール前に入れたFKから、最後はゴール正面のマテュイディが枠内にシュートを飛ばす。しかし、ボールはGKバジャダレスに弾かれてバーに直撃し、先制とはならない。
▽前半の半ばにかけても、フランスが攻勢に出続ける。“4-4"の2ラインディフェンスでリトリートする相手に圧力をかけていくフランスは23分、エブラのクロスからゴール前のグリーズマンがヘディングシュート。しかし、これもバーに嫌われ、試合の均衡を破ることができない。
▽完全に一方的な試合としたフランスは、前半終了間際の45分に先制した。ボックス内で浮き球ボールに反応したポグバがW・パラシオスに後方から押し倒されてPKを獲得。このプレーで2枚目のイエローカードを受けたW・パラシオスはピッチを去ることになり、フランスが数的有利を得る。そして、フランスはPKをベンゼマがしっかりと沈め、1点のリードで試合を折り返した。
▽ [4-4-1]で数的不利に対応するホンジュラスを相手に仕掛けていくフランスは迎えた後半、早々に追加点を得る。50分、キャバイエからの鋭いパスに反応したベンゼマがボックス左でダイレクトシュート。これが右ポストに直撃し、内側に跳ね返ったボールがGKバジャダレスに当たる。ゴールラインを越したか越していないかというところでGKバジャダレスはボールをかき出したが、最新型GLT(ゴールラインテクノロジー)の判定によってゴールが認められ、フランスが相手のオウンゴールによりスコアを2-0とした。
▽その後も主導権を掌握し続けるフランスは72分、ヴァルブエナのサインプレーからドビュッシーがミドルシュートを放つと、DFに当たったボールがボックス右にこぼれる。このルーズボールにいち早く反応したベンゼマが、厳しいポジションながらも右足を一閃。強烈なシュートがニアサイドに突き刺さり、フランスがリードを3点とした。
▽その後、途中出場のマブバのパスさばきやジルーのポストプレーを活用しながら楽に試合を進めたフランスは、そのまま逃げ切りに成功。自国開催で優勝した1998年大会以来となる白星スタートをきった。
▽自国で開催した1998年大会以来2度目となるワールドカップ制覇を狙うフランスが、2大会連続3度目の出場を果たしたホンジュラスと相まみえた一戦。大黒柱のMFリベリが負傷で大会欠場を余儀なくされているフランスは、[4-3-3]の布陣で、前線に右からヴァルブエナ、ベンゼマ、グリーズマンを配した。
▽両者ともにハイプレスを仕掛けなかった試合の序盤は、地力に勝るフランスがポゼッションを高めてホンジュラスを押し込む。右サイドからの攻撃を軸に攻め込むフランスは、15分に最初の決定機を演出。ヴァルブエナがゴール前に入れたFKから、最後はゴール正面のマテュイディが枠内にシュートを飛ばす。しかし、ボールはGKバジャダレスに弾かれてバーに直撃し、先制とはならない。
▽前半の半ばにかけても、フランスが攻勢に出続ける。“4-4"の2ラインディフェンスでリトリートする相手に圧力をかけていくフランスは23分、エブラのクロスからゴール前のグリーズマンがヘディングシュート。しかし、これもバーに嫌われ、試合の均衡を破ることができない。
▽完全に一方的な試合としたフランスは、前半終了間際の45分に先制した。ボックス内で浮き球ボールに反応したポグバがW・パラシオスに後方から押し倒されてPKを獲得。このプレーで2枚目のイエローカードを受けたW・パラシオスはピッチを去ることになり、フランスが数的有利を得る。そして、フランスはPKをベンゼマがしっかりと沈め、1点のリードで試合を折り返した。
▽ [4-4-1]で数的不利に対応するホンジュラスを相手に仕掛けていくフランスは迎えた後半、早々に追加点を得る。50分、キャバイエからの鋭いパスに反応したベンゼマがボックス左でダイレクトシュート。これが右ポストに直撃し、内側に跳ね返ったボールがGKバジャダレスに当たる。ゴールラインを越したか越していないかというところでGKバジャダレスはボールをかき出したが、最新型GLT(ゴールラインテクノロジー)の判定によってゴールが認められ、フランスが相手のオウンゴールによりスコアを2-0とした。
▽その後も主導権を掌握し続けるフランスは72分、ヴァルブエナのサインプレーからドビュッシーがミドルシュートを放つと、DFに当たったボールがボックス右にこぼれる。このルーズボールにいち早く反応したベンゼマが、厳しいポジションながらも右足を一閃。強烈なシュートがニアサイドに突き刺さり、フランスがリードを3点とした。
▽その後、途中出場のマブバのパスさばきやジルーのポストプレーを活用しながら楽に試合を進めたフランスは、そのまま逃げ切りに成功。自国開催で優勝した1998年大会以来となる白星スタートをきった。
|
関連ニュース