ザックジャパン初戦の相手、コートジボワールはボスニアに敗戦《国際親善試合》
2014.05.31 11:51 Sat
▽国際親善試合のボスニア・ヘルツェゴビナ代表vsコートジボワール代表が、31日にアメリカのセントルイスで行われ、ボスニア・ヘルツェゴビナが2-1で勝利した。
▽ブラジル・ワールドカップに臨む日本代表がグループC初戦で対戦するコートジボワールは、マラリアに感染しているDFコロ・トゥーレや負傷中のMFヤヤ・トゥーレがこの試合を欠場。さらに、エースストライカーであるFWドログバらほとんどの主力を温存し、控えメンバー中心の布陣でこの一戦に臨んだ。
▽一方、ワールドカップ初出場となるボスニア・ヘルツェゴビナは、この試合に向けて[4-2-3-1]の布陣を採用。マンチェスター・シティFWゼコやローマMFピャニッチら主力を起用し、今回のフレンドリーマッチを戦った。
▽ピャニッチとミシモビッチといったゲームメイカーを中盤に配するボスニアが、序盤からボールポゼッションを高めて試合を進めていく。対するコートジボワールは守備的な戦いを強いられるも、球際で強さを発揮して高い位置でボールを奪取し、左サイドを経由したカウンターで応戦する。
▽互いにチームスタイルを前面に出した試合は17分に動く。右サイドバックのヴランジェが前線へフィードを送ると、この対応に入った相手DFアキャプロが胸トラップでGKグボウオにバックパス。このパスがル-ズになったのを見逃さなかったヴィシュチャのプレッシングが相手GKのクリアミスを誘発させると、最後はボックス手前のゼコが冷静に無人のゴールへシュートを決めた。
▽最終ラインの軽率なプレーから失点を喫したコートジボワール。しかし、失点後は、203cmという長身の持ち主であるFWラシナ・トラオレを狙ったロングボールを軸に攻撃を組み立てて、ボスニアを押し込む時間を増やしていった。
▽それでも、ゴール前でのプレーに正確性を欠くコートジボワールはシュートを外し続け、得点機をモノにできない。すると、前半終了間際には、ここまで守勢を強いられていたボスニアが反撃を開始。42分と43分に立て続けてエースのゼコに得点機が巡ってきたものの、相手の身体を張ったディフェンスに阻まれるなど、追加点を奪うことはできなかった。
▽迎えた後半も、流れは大きく変わらない。ポゼッションを高めるボスニアに対し、コートジボワールは個々の推進力を生かした攻撃で応戦していく。だが、互いに球際で強さを見せる中で迎えた53分、ゴールネットを揺らしたのはまたしてもボスニアだった。
▽高い位置でボール奪取したピャニッチがボックス手前でフリーとなっていたゼコにパスを送る。これを受けたゼコが右足を振りぬくと、ボールは相手GKの左下を貫き、ゴールネットを揺らした。
▽後半の立ち上がりに再びゼコにゴールを許し、出鼻を挫かれたコートジボワール。失点直後には前線で機能していなかったラシナ・トラオレとグラデルを下げて、ドログバとドゥンビアを投入し、攻撃陣の活性化を図る。
▽すると、主力が続々とピッチに登場したコートジボワールの攻撃に迫力が増していく。引いて守りを固めるボスニアを押し込み、シュートを浴びせていった。後半アディショナルタイムにはエースのドログバが直接FKを沈めて1点差に詰め寄るも、試合はそのまま終了。主力不在でボスニアに敗れたコートジボワールは今後、6月4日にアメリカのフリスコでエルサルバドルとの親善試合を予定している。
▽ブラジル・ワールドカップに臨む日本代表がグループC初戦で対戦するコートジボワールは、マラリアに感染しているDFコロ・トゥーレや負傷中のMFヤヤ・トゥーレがこの試合を欠場。さらに、エースストライカーであるFWドログバらほとんどの主力を温存し、控えメンバー中心の布陣でこの一戦に臨んだ。
▽一方、ワールドカップ初出場となるボスニア・ヘルツェゴビナは、この試合に向けて[4-2-3-1]の布陣を採用。マンチェスター・シティFWゼコやローマMFピャニッチら主力を起用し、今回のフレンドリーマッチを戦った。
▽ピャニッチとミシモビッチといったゲームメイカーを中盤に配するボスニアが、序盤からボールポゼッションを高めて試合を進めていく。対するコートジボワールは守備的な戦いを強いられるも、球際で強さを発揮して高い位置でボールを奪取し、左サイドを経由したカウンターで応戦する。
▽互いにチームスタイルを前面に出した試合は17分に動く。右サイドバックのヴランジェが前線へフィードを送ると、この対応に入った相手DFアキャプロが胸トラップでGKグボウオにバックパス。このパスがル-ズになったのを見逃さなかったヴィシュチャのプレッシングが相手GKのクリアミスを誘発させると、最後はボックス手前のゼコが冷静に無人のゴールへシュートを決めた。
▽最終ラインの軽率なプレーから失点を喫したコートジボワール。しかし、失点後は、203cmという長身の持ち主であるFWラシナ・トラオレを狙ったロングボールを軸に攻撃を組み立てて、ボスニアを押し込む時間を増やしていった。
▽それでも、ゴール前でのプレーに正確性を欠くコートジボワールはシュートを外し続け、得点機をモノにできない。すると、前半終了間際には、ここまで守勢を強いられていたボスニアが反撃を開始。42分と43分に立て続けてエースのゼコに得点機が巡ってきたものの、相手の身体を張ったディフェンスに阻まれるなど、追加点を奪うことはできなかった。
▽迎えた後半も、流れは大きく変わらない。ポゼッションを高めるボスニアに対し、コートジボワールは個々の推進力を生かした攻撃で応戦していく。だが、互いに球際で強さを見せる中で迎えた53分、ゴールネットを揺らしたのはまたしてもボスニアだった。
▽高い位置でボール奪取したピャニッチがボックス手前でフリーとなっていたゼコにパスを送る。これを受けたゼコが右足を振りぬくと、ボールは相手GKの左下を貫き、ゴールネットを揺らした。
▽後半の立ち上がりに再びゼコにゴールを許し、出鼻を挫かれたコートジボワール。失点直後には前線で機能していなかったラシナ・トラオレとグラデルを下げて、ドログバとドゥンビアを投入し、攻撃陣の活性化を図る。
▽すると、主力が続々とピッチに登場したコートジボワールの攻撃に迫力が増していく。引いて守りを固めるボスニアを押し込み、シュートを浴びせていった。後半アディショナルタイムにはエースのドログバが直接FKを沈めて1点差に詰め寄るも、試合はそのまま終了。主力不在でボスニアに敗れたコートジボワールは今後、6月4日にアメリカのフリスコでエルサルバドルとの親善試合を予定している。
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