名古屋が大会5連覇を達成!!《オーシャンアリーナカップ2014》

2014.05.25 19:15 Sun
▽25日に小田原アリーナでFリーグオーシャンアリーナカップ2014の決勝戦が行われた。

▽大阪との打ち合いを制して7大会連続となる決勝に進出した名古屋と、湘南に快勝した町田が優勝をかけて激突した。試合はキックオフの流れから左サイドを突破した出浦がシュートを放つなど、町田が積極性を見せた。しかし、スコアを動かしたのは、最初のチャンスをモノにした名古屋だった。2分、左サイドのシンビーニャが入れたシュートパスに、セグンドでフリーとなった北原亘が楽々と押し込んでネットを揺らした。

▽失点を喫した町田だが、気落ちすることなく果敢に攻め立てる。すると12分、相手陣内でインターセプトした中井健介がそのままドリブルで持ち上がってシュートを流し込み、町田が同点とする。追いつかれた名古屋だったが14分、カウンターから森岡が吉川とのワンツーで抜け出してシュートを沈め、名古屋が2-1とリードする。

▽町田はすぐさま反撃に出ると、失点から20秒後に得点機。左CKの流れから右サイドの篠崎が豪快なボレーシュートを突き刺して再び同点に追いついた。勢いに乗りたい町田だったが14分、4秒ルールによりゴール正面で名古屋に間接FKを与えてしまう。名古屋はすかさずタイムアウトを取り、最後はこのセットプレーから白方がネットを揺らして3-2と勝ち越し。前半はそのまま名古屋が1点リードして終えた。

▽後半も町田が先に仕掛ける。ところが23分に相手のシュートをブロックした大地がハンドの判定を取られて2枚目のイエローカードを受けて退場処分となってしまう。数的不利の町田はイゴールを中心として2分間を耐え凌いだ。しかし28分、吉川智貴のインターセプトから名古屋がカウンターを開始すると、最後は渡邉智晃がシュートを決めて名古屋がリードを広げる。

▽2点差とされた町田だが、29分にゴールチャンスが到来。後呂が右サイドから強烈なシュートを放つと、ゴール前の永島が触ってコースを変えてゴールを決める。1点差に詰め寄った町田はその後もチャンスを作り出すが、ゴールが遠い。残り1分53秒から篠崎隆樹をGKとしてパワープレーに出るが、そのまま試合終了のホイッスル。粘りをみせた町田を振り切って名古屋が大会5連覇を達成した。
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