バルサ、2戦連続ドローもセーフ アトレティコとの最終頂上決戦へ《リーガエスパニョーラ》
2014.05.12 04:06 Mon
▽リーガエスパニョーラ第37節が11日に行われ、2位のバルセロナは敵地で14位のエルチェと対戦し、0-0で引き分けた。
▽前節のヘタフェ戦でドローに終わったバルセロナだったが、首位のアトレティコ・マドリーが同節で敗戦。レアル・マドリーも引き分けに終わった。したがって、一時は連覇が絶望視されていたバルセロナに自力優勝の可能性という “千載一遇のチャンス”が舞い込んできた。ラッキーな形で首位との勝ち点差を“3”に縮めたバルセロナとしては、最終節にアトレティコとの直接対決を控えているだけに、今節をきっちりと勝利で飾りたいところだった。
▽試合は立ち上がりからアウェイのバルセロナが真骨頂のポゼッションサッカーで試合の主導権を握りにかかる。バイタルエリア付近まで容易に持ち込むと、ボールホルダーを次々と味方が追い越す動きでDFをかく乱し、エルチェの守備網を崩していく。
▽そのバルセロナは、13分にメッシの右CKの流れから得点機を迎える。だが、ボックス手前からイニエスタが右足で放った渾身のボレーシュートは、GKマヌの伸ばした手を掻い潜ってゴールに向かっていったものの、クロスバーに直撃。惜しくもゴールとはならなかった。
▽その後も 、メッシにボールを多く集めて攻勢を強めるバルセロナ。しかし、ゴール前での崩しの部分でコンビネーションを欠いた攻撃は、自陣深い位置に引いて守りを固める相手の守備ブロックの牙城を破れない。
▽そんな中、セットプレーからゴールに迫ったバルセロナは、37分にメッシのクロスボールがエルチェゴールに迫る。だが、中央の混戦をすり抜けてゴールマウスに向かっていったクロスボールは、わずかにゴール左に逸れてしまった。前半終了間際まで相手を圧倒的に押し込み続けたバルセロナだったが、ゴールレスで試合を折り返した。
▽迎えた後半もバルセロナが試合のイニシアチブを握り続ける。すると開始3分に得点機。ボックス右に出されたスルーパスに反応したメッシがそのままディフェンスラインを突破。相手DFを冷静に中へ交わしてシュートを放つが、GKマヌの身体を張ったブロックに阻止された。
▽60分以降も、バルセロナが試合のペースを掌握。しかし、不用意なボールロストを連発する守備陣にリズムを崩されたチームは、徐々に攻撃の勢いを失っていった。ブスケッツやマスチェラーノで固めるセンターラインで守備の脆さを露呈し、カウンターを次々と浴びてしまう。だが、ゴール前でエルチェが精彩を欠いたこともあり、バルセロナは難を逃れる。
▽その後、再び試合をコントロールしたバルセロナは、先制ゴールを目指してエルチェゴールに迫っていく。63分にはメッシに決定機が訪れるも、中央でフリーの状態から繰り出されたヘディングシュートは、不運にも相手DFにディフレクトし、ゴールとはならなかった。
▽試合終盤を迎えても、リーガ制覇へこれ以上勝ち点を取りこぼすわけにはいかないバルセロナのペースで進む。88分には左サイドから半ば強引に蹴り出されたアドリアーノのミドルシュートでゴールに迫るも、ボールはカーブがかかりきらずにゴール右へと流れていった。
▽試合終盤には再びコントロールしたバルセロナがペースを持ち直す。しかし、再三訪れたゴールチャンスを決めきれずにそのまま試合終了。2戦連続ドローに終わったバルセロナだったが、同日に今節を戦ったアトレティコも引き分けたため、リーガ優勝の可能性を辛うじて残した。バルセロナは最終節、カンプ・ノウでのアトレティコ戦を勝利すれば、2シーズン連続23度目のリーグ優勝を決めることが可能だ。
▽前節のヘタフェ戦でドローに終わったバルセロナだったが、首位のアトレティコ・マドリーが同節で敗戦。レアル・マドリーも引き分けに終わった。したがって、一時は連覇が絶望視されていたバルセロナに自力優勝の可能性という “千載一遇のチャンス”が舞い込んできた。ラッキーな形で首位との勝ち点差を“3”に縮めたバルセロナとしては、最終節にアトレティコとの直接対決を控えているだけに、今節をきっちりと勝利で飾りたいところだった。
▽試合は立ち上がりからアウェイのバルセロナが真骨頂のポゼッションサッカーで試合の主導権を握りにかかる。バイタルエリア付近まで容易に持ち込むと、ボールホルダーを次々と味方が追い越す動きでDFをかく乱し、エルチェの守備網を崩していく。
▽そのバルセロナは、13分にメッシの右CKの流れから得点機を迎える。だが、ボックス手前からイニエスタが右足で放った渾身のボレーシュートは、GKマヌの伸ばした手を掻い潜ってゴールに向かっていったものの、クロスバーに直撃。惜しくもゴールとはならなかった。
▽その後も 、メッシにボールを多く集めて攻勢を強めるバルセロナ。しかし、ゴール前での崩しの部分でコンビネーションを欠いた攻撃は、自陣深い位置に引いて守りを固める相手の守備ブロックの牙城を破れない。
▽そんな中、セットプレーからゴールに迫ったバルセロナは、37分にメッシのクロスボールがエルチェゴールに迫る。だが、中央の混戦をすり抜けてゴールマウスに向かっていったクロスボールは、わずかにゴール左に逸れてしまった。前半終了間際まで相手を圧倒的に押し込み続けたバルセロナだったが、ゴールレスで試合を折り返した。
▽迎えた後半もバルセロナが試合のイニシアチブを握り続ける。すると開始3分に得点機。ボックス右に出されたスルーパスに反応したメッシがそのままディフェンスラインを突破。相手DFを冷静に中へ交わしてシュートを放つが、GKマヌの身体を張ったブロックに阻止された。
▽60分以降も、バルセロナが試合のペースを掌握。しかし、不用意なボールロストを連発する守備陣にリズムを崩されたチームは、徐々に攻撃の勢いを失っていった。ブスケッツやマスチェラーノで固めるセンターラインで守備の脆さを露呈し、カウンターを次々と浴びてしまう。だが、ゴール前でエルチェが精彩を欠いたこともあり、バルセロナは難を逃れる。
▽その後、再び試合をコントロールしたバルセロナは、先制ゴールを目指してエルチェゴールに迫っていく。63分にはメッシに決定機が訪れるも、中央でフリーの状態から繰り出されたヘディングシュートは、不運にも相手DFにディフレクトし、ゴールとはならなかった。
▽試合終盤を迎えても、リーガ制覇へこれ以上勝ち点を取りこぼすわけにはいかないバルセロナのペースで進む。88分には左サイドから半ば強引に蹴り出されたアドリアーノのミドルシュートでゴールに迫るも、ボールはカーブがかかりきらずにゴール右へと流れていった。
▽試合終盤には再びコントロールしたバルセロナがペースを持ち直す。しかし、再三訪れたゴールチャンスを決めきれずにそのまま試合終了。2戦連続ドローに終わったバルセロナだったが、同日に今節を戦ったアトレティコも引き分けたため、リーガ優勝の可能性を辛うじて残した。バルセロナは最終節、カンプ・ノウでのアトレティコ戦を勝利すれば、2シーズン連続23度目のリーグ優勝を決めることが可能だ。
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