HSV、レバークーゼン下して残留に一歩前進

2014.04.05 06:23 Sat
4日に行われたブンデスリーガ第29節、ハンブルガーSV(HSV)対レバークーゼンの一戦は、2-1でホームのHSVが勝利した。

上位と下位の対決になったが、優位に立ったのはホームのHSV。調子を落としているレバークーゼンを相手にわずか4分で先制する。チャルハノールのミドルシュートが決まり、幸先良くリードした。

残留争いを制するために勝ち点が欲しいHSVは、レバークーゼンに同点弾を与えない。22分にはキースリンクをゴール前でフリーにしてしまったが、ヘディングシュートは枠外だった。

HSVは前半終了間際、再びチャルハノールがホームのサポーターを沸かせる。相手GKレノがわずかに前に出ていた隙を見逃さず頭上を狙ってシュートを放った。しかし、これはレノが何とか弾いてCKに。アディショナルタイムはHSVが追加点に迫ったが、1点差のまま折り返した。

後半に入って55分、HSVはズアがペナルティーエリア内でエムレ・カンに倒されるようなシーンがあったが、主審は笛を吹かない。

すると、58分にレバークーゼンが追いついた。ブラントの遠めからシュートは、GKの正面だったが、アドラーがファンブル。そのままゴールに入り、レバークーゼンが幸運な形で1-1とした。

それでも、残留を目指すHSVの気迫が上回った。82分、右サイドからディークマイアーがクロスを入れると、ヴェスターマンが右足でダイレクトボレー。強烈なシュートを突き刺して、勝ち越しに成功する。

アディショナルタイムにはピンチを迎えたが、同点弾を与えてしまったアドラーがファインセーブを見せ、HSVは逃げ切りに成功。17位から暫定15位に浮上した。まだまだ危険な状態は続くが、貴重な勝ち点3を手にしている。

提供:goal.com

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