PUMA CUP 2014 決勝トーナメントが開幕!! 準々決勝の注目選手は!?

2014.03.14 10:00 Fri
▽3月14日(金)〜16日(日)にかけて、フットサルチームの日本一を決めるPUMA CUP 2014(第19回全日本フットサル選手権大会)決勝トーナメントが、東京・国立代々木競技場第一体育館で行われる。

▽3月7日(金)から行われていた1次ラウンドでは、前回大会の準優勝チームであり、地域チャンピオンズリーグ(地域リーグに所属するフットサルチームの大会)で5連覇中のフウガすみだが敗退。決勝トーナメントにはFリーグの7チームに加え、地域代表チームとして唯一、バルドラール浦安セグンド(関東第2代表)が進出した。そこで大会開催に先駆けて、各チームの注目選手を紹介していく。

◆FP 水上玄太(エスポラーダ北海道/Fリーグ)
▽Fリーグで通算100ゴールをマークした生粋のゴールゲッター。ポジション取りにセンスがあり、ゴール前で力を発揮する。またボディバランスも良いため、難しい体勢からのシュートでもしっかりと枠に飛ばすことが可能だ。昨季の27ゴールを下回る17ゴールに留まるなど、物足りなさが残るシーズンとなったが、一発勝負のカップ戦では水上の得点能力が必要となるだろう。

◆FP星翔太(バルドラール浦安/Fリーグ)
▽戦術理解度が高く、試合の流れを読んだゲーム運びができる浦安の頭脳。かつてはスペインリーグでもプレーし、日本代表のピヴォ(FW)としても活躍する。高い得点能力を持ち合わせたフィニッシャーとしてだけでなく、フィジカルを生かしたボールキープからチャンスメークも可能だ。キャプテンとして臨んだ今季のリーグ戦は、負傷によりチームを離脱することが多く、不本意なシーズンとなった。浦安に6年ぶりとなるPUMA CUPのタイトルをもたらし、有終の美を飾りたい。

◆GKイゴール(ペスカドーラ町田/Fリーグ)
▽今季から町田に加入したFリーグNO.1ゴレイロ(GK)。昨季の町田は1試合平均3.3失点を喫していたが、今季は2.2失点にまで減らすなど、新天地でも高い能力を遺憾なく発揮している。187cmと恵まれた体格のイゴールが立ちはだかるゴールは、シュートコースは皆無。さらに反射神経も良いため、コンビネーションで崩してもゴールを奪うことは難しい。攻撃面でも、キックやスローの技術が高く、最後尾ながら起点にもなれる選手だ。

◆FP森岡薫(名古屋オーシャンズ/Fリーグ)
▽Fリーグで3年連続得点王に輝いた、日本を代表するゴールハンター。強靭なフィジカルを生かしたポストプレーからの反転シュートや、サイドからカットインしてのシュートを得意とする。さらに左右の足から繰り出されるシュートはどちらも強烈で、ゴールネットを突き破らん勢いだ。リーグ7連覇中の名古屋に初のPUMA CUP連覇をもたらすことができるのか。森岡の活躍に期待がかかる。

◆FPヴィニシウス(シュライカー大阪/Fリーグ)
▽幼少の頃に好んで食べていたことから“バナナ”の愛称で親しまれる大阪の点取り屋。今季のリーグ戦では相次ぐ負傷に悩まされたが、それでもシーズン26ゴールを奪って得点ランキング3位の成績を残した。カットインからのシュートに自信を持っており、足裏を巧みに使ったドリブルで切り込んでいく。1次ラウンドではチームトップとなる6ゴール(3試合)を奪うなど調子を上げている。大阪にとって3度目となるPUMA CUP制覇は“バナナ”が鍵を握る。

◆FP 西谷良介(デウソン神戸/Fリーグ)
▽神戸を支えるゲームメーカー。豊富な運動量に加えて足元の技術も高く、ワンタッチでボールを捌きながらチームのリズムを作る。また、機を見た攻め上がりも得意としており、チャンスの場面ではアグレッシブに攻め込む。今季はキャプテンを務めたが、リーグ戦ではプレーオフ出場を逃すなど悔しい成績に終わっているだけに、PUMA CUPでその雪辱を晴らしたい。

◆FP 小曽戸允哉(バサジィ大分/Fリーグ)
▽大分の躍進を支えた天才ドリブラー。テクニカルな彼のドリブルは、一度勢いに乗ると誰にも止められない。リーグ戦のプレーオフFinal Roundではそのドリブルから絶対王者・名古屋を相手にハットトリックを達成するなど、今季は17ゴールをマーク。大分の2位に大きく貢献した。堅守速攻の大分にとって、小曽戸の切れ味鋭いドリブルは重要な武器だ。またゴールを決めた際に見せる渾身のガッツポーズも必見。

◆FP 加藤竜馬(バルドラール浦安セグンド/関東地域第2代表)
▽トップチームでも活躍した浦安セグンドのスピードスター。今季は特別指定選手としてトップチームに昇格すると、14試合に出場して2ゴールをマーク。ポゼッションスタイルを志向するチームに、スピードと言う新たな武器をもたらした。今回のPUMA CUPでは浦安セグンドの選手として出場しており、1次ラウンドの大阪戦ではハットトリックを達成するなど、決勝トーナメント進出の立役者となった。トップチームで戦ってきた経験を生かし、チームを牽引する存在としての活躍に期待がかかる。

【対戦カード】
◆準々決勝
▽3/14(金)
浦安vs大分(12:30)―1
町田vs大阪(14:45)―2
浦安セグンドvs名古屋(17:00)―3
北海道vs神戸(19:30)―4

◆準決勝
▽3/15(土)
1の勝者vs3の勝者(14:00)―5
2の勝者vs4の勝者(16:30)―6

◆3位決定戦
▽3/16(日)
5の敗者vs6の敗者(12:00)

◆決勝
▽3/16(日)
5の勝者vs6の勝者(15:00)

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