王者の意地を見せた名古屋が大分相手に完封!前人未到のリーグ戦7連覇達成《Fリーグ2013/2014》

▽2日にFリーグ2013/2014powered by ウィダー in ゼリー プレーオフFinal Round第2戦の名古屋vs大分が行われ、名古屋が7-0で勝利した。この結果、名古屋がリーグ戦で7連覇を達成した。

▽試合は、前日の試合で敗れている名古屋が前線からプレスをかけて大分の自由を奪い、主導権を握る。すると1分にラファエルサカイが放った強烈なミドルシュートがネットに収まり、名古屋が先制に成功する。さらに4分、左サイドからカットインしたラファエルサカイが再びゴールを奪ってリードを広げた。6分には右サイドを突破した吉川智貴がゴール前に入れたシュート性のボールを、左サイドに陣取った渡邉知晃が押し込んで、名古屋がリードを3点に広げる。

▽3点のリードを得ても名古屋の勢いは止まらず、16分には右CKの流れからゴール前の星龍太がネットを揺らす。さらに18分には前鈍内マティアスエルナンにもゴール生まれて、スコアは5-0となった。名古屋のプレスの前に攻撃の形を作れない大分は、前半残り1分40秒から小曽戸允哉をGKとしてパワープレーを開始するも、ゴールを奪えずに前半を終えた。

▽迎えた後半、あとがない大分が勝負に出る。21分から再び小曽戸をGKとしてパワープレーを開始。しかし、名古屋のブロックを崩すことができないまま時間が経過していった。すると28分からは小曽戸に変えて仁部屋和弘がGKとしてパワープレーを行うも、30分にその仁部屋が2枚目のイエローカードを受けて退場してしまう。

▽なかなかゴールを奪えずに、さらに前がかりとなる大分に対して名古屋が反撃に出る。33分に小曽戸からボールを奪った吉川がパワープレー返しを決めて6点目を奪取。さらにその10秒後には左サイドの吉川がゴール前に入れたボールを、星が胸で押し込んで名古屋が7-0と大分を突き放す。

▽バランスを崩した攻撃が目立った大分は、失点直後からパワープレーをやめて攻撃を展開。しかし最後までゴールを奪うことはできずに試合終了。前日の敗戦を払拭する大勝を飾った名古屋が、リーグ戦7連覇を達成した。