アネルカ、差別的ジェスチャーで5試合の出場停止
2014.02.28 12:09 Fri
イングランドサッカー協会(FA)は27日、WBAのFWニコラ・アネルカに5試合の出場停止処分を科すと発表した。
アネルカは12月28日に行われたプレミアリーグ第19節のウェストハム戦で、得点を決めた際に「クネル」と言われる反ユダヤ主義とみなされるジェスチャーをし、議論を呼んだ。
アネルカは「クネル」が友人であるフランスのコメディアン、デュドネ氏へのオマージュだとして、差別意図はないと主張。だが、ユダヤ系の人々を中心に批判の声が上がり、ユダヤ系ビジネスマンが共同オーナーを務める会社が、WBAのスポンサー撤退を決める事態にまでなっている。
FAは27日、アネルカに差別的な意図はなかったとしながらも、ジェスチャーそのものは「倫理・人種・宗教的に関連して侮辱的・不適切」だったとして、5試合の出場停止と8万ポンド(約1360万円)の罰金を科すことに決定した。また、アネルカはFAの2日間の必須コースを修了しなければいけない。
これを受け、WBAは同日、FAにおける処分手続きとクラブ内部での調査が終わるまで、アネルカを停止処分にしたことを発表。クラブは、FAがアネルカに差別意図がなかったとしたことに触れつつ、同選手の行動が「特にユダヤ系コミュニティー対し、クラブの評価を損ないかねないものだったことも無視できない」としている。
アネルカは通知を受けてから7日間、異議を申し立てることができる。
提供:goal.com
アネルカは12月28日に行われたプレミアリーグ第19節のウェストハム戦で、得点を決めた際に「クネル」と言われる反ユダヤ主義とみなされるジェスチャーをし、議論を呼んだ。
アネルカは「クネル」が友人であるフランスのコメディアン、デュドネ氏へのオマージュだとして、差別意図はないと主張。だが、ユダヤ系の人々を中心に批判の声が上がり、ユダヤ系ビジネスマンが共同オーナーを務める会社が、WBAのスポンサー撤退を決める事態にまでなっている。
FAは27日、アネルカに差別的な意図はなかったとしながらも、ジェスチャーそのものは「倫理・人種・宗教的に関連して侮辱的・不適切」だったとして、5試合の出場停止と8万ポンド(約1360万円)の罰金を科すことに決定した。また、アネルカはFAの2日間の必須コースを修了しなければいけない。
これを受け、WBAは同日、FAにおける処分手続きとクラブ内部での調査が終わるまで、アネルカを停止処分にしたことを発表。クラブは、FAがアネルカに差別意図がなかったとしたことに触れつつ、同選手の行動が「特にユダヤ系コミュニティー対し、クラブの評価を損ないかねないものだったことも無視できない」としている。
アネルカは通知を受けてから7日間、異議を申し立てることができる。
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