クロップ「ゼニトの試合はチェックしてきた」

2014.02.25 13:06 Tue
ボルシア・ドルトムントは25日、チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦1stレグで、ゼニト・サンクトペテルブルクと対戦する。ユルゲン・クロップ監督はゼニトへの警戒を示した。

“死のグループ”と言われたアーセナル、ナポリ、マルセイユとのグループステージを制し、ベスト16に駒を進めたドルトムント。クロップ監督は前日会見で、ゼニトの試合をしっかりチェックしてきたと話している。

「イスラエルでのトレーニングキャンプの試合、CLグループステージの試合はすべて見ている。我々のグループも難しかったが、彼らもそうだった。勝ち点6で突破したのは運があったかもしれないが、CL優勝候補とも言えるアトレティコ・マドリーに対し、彼らはホームで良い試合を見せた」

今季のドルトムントは負傷者続出に悩まされている。先日もMFスベン・ベンダーが離脱したばかりだ。ロシアメディアから負傷者の影響について問われると、クロップ監督はこう答えている。

「もちろん、多くの選手が負傷しているのは、我々にとって不運な状況だ。負傷について分析したが、ほとんどはチームとして我々にかかっている負担によるものではないんだよ。でも、人生ではよくあることだ。洗濯機が故障した次の日に乾燥機が壊れ、ついでにテレビも壊れたりするだろう」

また、クロップ監督はDFマッツ・フンメルス、FWロベルト・レヴァンドフスキが出場できるかどうかについて、次のように話している。

「移動中にマッツと話したが、トレーニングが終わってから決めることになる。ロベルトは風邪を引いていたが、日曜日はゆっくりと休み、練習に参加するよ。試合には出場できる」

昨季、バイエルン・ミュンヘンとともにファイナルに進出したドルトムント。ブンデスリーガは欧州最強のリーグかと問われると、クロップ監督はこのように述べた。

「私にとっては、どこが最強かは重要じゃない。スペインかもしれないし、イングランドかもしれない。でも、ブンデスはファンタスティックなリーグだ。2位以下はとてもエキサイティングだね(笑)」

「しかし、世界一のチームが、もしかしたら世界一かもしれない監督とともにブンデスにいるとなると、ほかのチームにとってはあまり良いことだと言えないね」


提供:goal.com

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