黒星のレヤ、PKキッカーをめぐって怒り

2014.02.21 12:09 Fri
ラツィオは20日、EL決勝トーナメント1回戦1stレグでルドゴレツと対戦し、ホームで0-1と敗れた。エディ・レヤ監督は落胆するとともに、PKキッカーをめぐって怒りを表している。

序盤にPKを献上したものの、GKエトリト・ベリシャがこれを防ぎ、ピンチを免れたラツィオ。だが、前半終了間際にロマン・ベジャクのミドルシュートで先制を許してしまう。後半立ち上がり、MFフェリペ・アンデルソンがPKを獲得したが、自ら蹴ったPKは決まらず。同点のチャンスを逃す。

その後、相手が退場者を出し、ラツィオは数的アドバンテージを手にしたが、約20分後にDFルイス・ペドロ・カヴァンダの退場で10人対10人に。結局、最後まで得点を挙げられず、ホームで黒星とベスト16進出に黄信号がともっている。

レヤ監督は試合後、次のように語った。イタリア『コッリエレ・デッロ・スポルト』が伝えている。

「我々は少し優柔不断なスタートだった。彼らはリスペクトに値するチームだ。スピードがあり、よく組織されている。我々はカウンターがうまくいかなかった。それに彼らがポゼッションで上回った」

「後半の我々はPKを含めて何度かチャンスをつくった。それを生かせなかったんだ。そして負けた。残念だよ。しかし、まだ彼らのホームで90分間の試合がある」

また、レヤ監督はF・アンデルソンがPKを外したことについて、次のように話した。

「彼はPKを獲得して高揚し、PKを蹴りに行った。だが、PKキッカーは(ルーカス・)ビリアだったんだ。彼じゃなければ(ミロスラフ・)クローゼだった。ビリアに怒ったよ。自分がキッカーだと主張しなければいけなかった」


提供:goal.com

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