大阪が逆転で最後のPO出場権を獲得!!《Fリーグ2013/2014》

2014.02.17 02:00 Mon
▽16日に大分県・べっぷアリーナでFリーグ2013/2014 powered by ウィダー in ゼリー最終節が行われた。今季最後のセントラル開催となった今節、第1試合の北海道vs神戸は、神戸が7-6で北海道を下している。第2試合の町田vs浜松は、6-4で浜松が後期2勝目を挙げる。第3試合の府中vs大阪は4-2で大阪が勝利し、第4試合の浦安vs大分は3-2で浦安が勝利した。第5試合の名古屋vs湘南は、2-1で名古屋が勝利。この結果、大阪がプレーオフ出場権を獲得している。最終節の結果は以下の通り。

◆北海道(7位)vs神戸(4位)
▽べっぷセントラル第1試合は、プレーオフ出場に可能性を残す神戸が大量得点を目指して開始37秒から西谷良介をGKとしてパワープレーを行う。すると2分に原田浩平、4分、7分に西谷がゴールを奪い、10分には渡井博之のゴールで、4-0とした。一方の北海道はここから反撃を見せると、10分に鎌塚聖哉、12分にGK関口優志、13分に神敬治が連取して1点差に詰め寄った。その後も両チームは得点を重ね、神戸は渡井が、北海道は鎌塚がハットトリックを達成するなど、前半は5-6と神戸が1点リードで終えた。迎えた後半も神戸がパワープレーを続けるが、34分に神のパワープレー返しが決まってスコアは6-6となる。しかし試合終了直前、神戸がPKを獲得すると西谷がこれをきっちりと決めてハットトリックを達成。試合はそのまま終了のホイッスルが吹かれ神戸が7-6で勝利するも、望んだ大量得点は得られなかった。

◆町田(3位)vs浜松(10位)
▽べっぷセントラル2日目の第2試合は、勝てばプレーオフ進出が決まる町田と今季3勝目を目指す浜松の一戦。試合は、立ち上がりの46秒に曽根田盛将がボレーを沈め、浜松が先制する。さらに浜松は、16分からパワープレーを開始すると、直後に曽根田のゴールでリードを2点に広げる。勢いに乗る浜松は19分にも松本行令がゴールを奪い、3点差として前半を終えた。迎えた後半の23分、金山友紀のゴールで町田が1点を返す。さらに29分には、永島俊が決めて町田が1点差に詰め寄った。そして迎えた33分、本田真琉虎洲のキープから最後は篠崎隆樹が蹴り込み、町田がついに同点に追いつくことに成功。その後は互いにパワープレーを開始して勝ち越しを目指した。すると38分、右サイドでボールを持った剣持貴充が右足を一閃。強烈なミドルシュートがゴール右上に突き刺さり、浜松が勝ち越した。追い込まれた町田は残り55秒で6つ目のファウル。第2PKを献上し万事休すかと思われたが、キッカーの蓮池紳吾が外して事なきを得る。すると40分、横江怜のミドルシュートが決まって再び同点に。そのまま逆転を目指したが、浜松が残り18秒で松浦勇武に値千金のゴール。さらに、終了間際には田中充彦がパワープレー返しを沈めて試合終了。土壇場でゴールを奪った浜松が今季通算3勝目を挙げた。

◆府中(6位)vs大阪(9位)
▽べっぷセントラル2日目の第3試合は、前日の試合で名古屋に勝利しプレーオフ出場の可能性を残した大阪と、神戸に敗れた府中の対戦。試合は、立ち上がりから府中がアグレッシブに攻め込む展開となった。押される大阪だったが、前日同様に集中した守備を見せて失点を防いでいく。すると15分、ゴール前でボールを受けた永井義文が反転シュートを叩き込んで大阪が先制した。追加点を目指した大阪だが、18分に一瞬の隙を突かれて江口学にゴールを許し同点とされた。それでも前半終了16秒前に林浩平が入れた左CKが相手に当たって入り、大阪が2-1と勝ち越して試合を折り返した。迎えた後半、大阪は清家大葵に代えて宮竹晴紀がゴールマウスを守る。キックオフから攻め込んだ大阪はこの流れから林がネットを揺らしてリードを2点とした。2点のビハインドを追う府中は29分、山田ラファエルユウゴがシュートを叩き込み、1点差に詰め寄る。勢いを増す府中だったが、36分に江口学が2枚目のイエローカードを受けて退場となる。すると数的優位の大阪は37分、瀬戸彬仁のゴールが決まってスコアを4-2とした。このリードを守りきった大阪が勝利を収めている。

◆浦安(5位)vs大分(2位)
▽べっぷセントラル2日目の第4試合は、プレーオフ進出を決めている両チームの対戦となった。試合は序盤から浦安が積極的に前に出る。すると3分、星翔太のゴールで浦安が先制した。リードを得た浦安は大分の反撃を凌ぐと、14分に荒牧太郎のゴールで追加点を挙げる。地元大分でのセントラル開催で勝利を収めたい大分は、後半の開始からGKを村山竜三から定永久男に交代。浦安を追撃に出るが、25分に稲葉洸太郎に3点目を奪われてしまう。3点差を追う状況となった大分は31分、森村孝志の強烈なミドルシュートがゴールに突き刺さり、1点を返す。これで勢いに乗った大分は33分、仁部屋和弘のゴールで1点差に迫る。そのまま同点に追い付きたい大分だが、36分に6つ目のファウルを犯して第2PKを献上。これはGK定永がセーブして難を逃れた。その後は互いに攻めに出るが、スコアは動かず。大分は計3つの第2PKを浦安に与えたが、GK定永の踏ん張りなど阻止。それでも、1点が遠く3-2のまま試合終了。大分は地元開催のセントラルで勝利を収めることができなかった。

◆名古屋(1位)vs湘南(8位)
▽今季の最終試合となった名古屋vs湘南は、立ち上がりから名古屋が攻勢に出る。しかし、徐々に湘南が主導権を握ると、11分にクロモトが攻撃参加。最後は金井智之が豪快に蹴り込んで湘南が先制した。追いかける名古屋だが、15分にシンビーニャが一発退場。数的不利の名古屋はなんとか2分を凌ぎきるも、湘南の守備を崩せないまま前半を終えた。迎えた後半、立ち上がりから名古屋がギアを上げて攻勢に出る。すると21分、白方秀和のゴールで名古屋が同点に追いついた。その後は一進一退の攻防が繰り広げられる。互いにチャンスを生み出すが、決めきることができない。それでも35分、GKクロモトを上げてパワープレーを仕掛けた湘南からボールを奪った北原亘が自陣から無人のゴールに流し込んで名古屋が逆転に成功した。湘南は再びGKクロモトを上げてパワープレーを開始するも、同点とすることができずに試合は終了。名古屋が湘南に逆転勝利を収めた。

《後期順位表》
[第36節終了時点]
1位 名古屋 勝点43(+47)
2位 大分 勝点35(+19)
3位 神戸 勝点35(+7)
4位 町田 勝点32(+13)
5位 浦安 勝点28(+2)
6位 府中 勝点24(+1)
7位 北海道 勝点21(1)
8位 大阪 勝点16(-17)
9位 湘南 勝点13(-18)
10位 浜松 勝点6(-55)

《ポイントランキング》
[第36節終了時点]
合計(前期/後期)
◎名古屋 20(10/10)
◎大分 15(6/9)
◎浦安 14(8/6)
◎大阪 12(9/3)
────────────
町田 11(4/7)
神戸 10(2/8)
府中 10(5/5)
湘南 9(7/2)
北海道 7(3/4)
浜松 2(1/1)

◎はプレーオフ出場決定チーム

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