フィオレンティーナ、逆転でコッパ・イタリア決勝進出《コッパ・イタリア》

11日に行われたコッパ・イタリア準決勝2ndレグ、フィオレンティーナvsウディネーゼは、2-0でホームのフィオレンティーナが勝利した。フィオレンティーナは2試合合計3-2と逆転で決勝進出を決めている。

敵地での1stレグで1-2と敗れていたフィオレンティーナ。だが16分、ピサーロのフィードをホアキンが頭で落とすと、パスクアルが見事なボレーを見せて先制に成功する。さらに後半に入って61分、カウンターからクアドラードがペナルティーエリア外から強烈なシュートを叩き込み、合計スコアで逆転した。

1点を奪えば延長戦に持ち込めるウディネーゼも反撃したが、最後までゴールを奪うことはできず。審判への抗議でベンチのバドゥ、キャプテンマークを巻いていたドミッツィが退場となったウディネーゼは、ファイナルと欧州カップ戦への道を絶たれた。

準決勝のもう1カードでは、ホームでの初戦を3-2と制したローマが、12日に敵地でナポリと対戦する。なお、リーグで上位を争うチームたちが決勝に進むことになったため、セリエAの6位チームにもEL出場権が与えられるようになる可能性が高い。

フィオレンティーナにとって唯一残念なのは、ゴールを決めたクアドラードがこの日の試合でイエローカードをもらったことだ。これにより、クアドラードは累積警告による出場停止で、ローマで行われるファイナルに出場できなくなってしまった。

試合後、クアドラードは次のように話している。

「とても大きな喜びだ。この街はこんな喜びに値するんだよ。ゴールを決めることができて、とてもうれしいね。ただ、僕はファイナルに出られない。もちろん、すごく出たかった。自分が累積警告リーチなのも分かっていなかったんだ」

「今夜からは、次の土曜の試合のことを考えなければいけない。僕らにはインテルとのすごく難しい試合が待っているのだからね」

な試合になるだろう。より優れたチームが勝つだろうね」

提供:goal.com