湘南・久光重が復帰!! 名古屋は後期1位を決め、浦安はPO進出!!《Fリーグ2013/2014》

2014.02.11 22:15 Tue
▽2月9日と11日に、全国各地でFリーグ2013/2014 powered by ウィダー in ゼリー第34節が行われた。首位・名古屋と2位・大分の上位対決は5-2で名古屋が勝利し、後期1位を決めている。小田原アリーナでは浜松と湘南の共同開催が行われ、第1試合の浜松vs浦安は3-1で浦安が勝利した。第2試合の湘南vs府中では、右上葉肺腺癌と宣告された久光重貴が復帰を果たした。試合は、1-5で府中が勝利している。舞洲アリーナで行われた、神戸と大阪の共同開催第一試合は、神戸が3-1で町田を下した。第二試合の大阪vs北海道は2-2の引き分けに終わっている。第34節の結果を受けて、浦安がプレーオフ出場権を獲得。残り1枠は来週から行われるべっぷセントラルで決定することになった。第34節の結果は以下の通り。

◆名古屋(1位)vs大分(2位)
▽首位の名古屋がホームに2位の大分を迎えた一戦。試合は3分に、白方秀和のゴールで幕を開ける。その後は両者譲らない拮抗した展開となり、前半を終える。迎えた25分、渡邉知晃がネットを揺らし、名古屋が追加点を奪った。大分も反撃に出ると、36分に小曽戸允哉のシュートがゴールネットに収まり、1点差に詰め寄る。しかし38分にシンビーニャがゴールを奪い、名古屋が再びリードを2点とする。大分は残り2分30秒から小曽戸をGKとしてパワープレーを開始するが、39分に森岡薫にパワープレー返しからゴールを奪われる。その18秒後には名古屋が6つ目のファウルを犯し、大分が第2PKを獲得。これを小曽戸が冷静に決めて追いすがるも、試合終了間際にシンビーニャにこの日2点目を決められて試合は終了。大分との2連戦を制した名古屋が、後期1位を決めた。

◆浜松(10位)vs浦安(5位)
▽小田原アリーナで行われた浜松、湘南の共同開催第1試合。浜松がアグレッシブな守備で主導権を握ろうとするも、5分にカウンターから高橋健介がゴールを奪い浦安が先制する。その後スコアは動かずに後半を迎えるが、23分にゴール前の混戦から高橋が押し込んで浦安がリードを広げる。さらに33分、小倉勇のシュートパスにゴール前で高橋が合わせてハットトリックを達成。追いかける浜松は35分から曽根田盛将をGKとしてパワープレーを開始すると、試合終了5秒前に小池良平が決めて1点を返す。しかし、浜松の反撃もむなしく終了のホイッスル。浦安が高橋のハットトリックで浜松に快勝した。

◆湘南(8位)vs府中(6位)
▽小田原アリーナで行われた浜松、湘南の共同開催第2試合。湘南は先日選手登録された久光重貴が復帰し、スターティングファイブとしてピッチに立った。その久光重は懸命な守備を見せると、攻撃でもシュートを放つなど約1分半プレーし、弟の久光邦明と交代した。試合が動いたのは11分、カウンターからソロカーバのシュートが決まって府中が先制。前半はそのまま府中が1点リードして終えている。迎えた後半、立ち上がりから久光重が久光邦と共にピッチに立ち、前半同様に1分半のプレーで交代した。試合は24分、カウンターから上福元俊哉のゴールで府中がリードを広げる。負けられない湘南は30分に、安藤良平がゴールを奪い、1点差に詰め寄った。一進一退の攻防となった試合は36分、ソロカーバの技ありループシュートで府中が湘南を突き放す。すると湘南は、37分から今井翔をGKとしてパワープレーを開始。ところが、40分に上福元、皆本晃に連続でゴールを許して試合は終了。湘南はホーム最終戦、そして久光重の復帰戦を勝利で飾ることはできなかった。

◆神戸(4位)vs町田(3位)
▽舞洲アリーナで行われた神戸、大阪の共同開催第1試合。試合は前節と同様に神戸が先にスコアを動かす。6分、原田浩平からのパスを受けた須藤慎一がネットを揺らす。対する町田は18分、永島俊が相手守備のズレたところへシュートを流し込む。前半は町田が1-1と同点に追いついて終了した。後半に入り、先にチャンスを迎えたのは神戸だった。21分、相井忍が角度のない位置から放ったシュートが相手選手に当たりオウンゴールに。神戸がラッキーな追加点でリードを奪う。その後はスコアが動かないまま時間が経過していく。35分が経過したタイミングで、町田は滝田学をGKの位置に入れパワープレーを遂行。積極的にシュートを放つもポストに嫌われ追加点にはならず。迎えた38分、GK冨金原徹のロングスローに岡崎チアゴが右足のアウトサイドで合わせる技ありシュート決めた。結局試合はこのまま終了し、前節敗れた神戸が町田に快勝した。

◆大阪(9位)vs北海道(7位)
▽舞洲アリーナで行われた神戸、大阪の共同開催第2試合は開始早々に動きを見せる。2分に上貝修のゴールで北海道が先制すると、大阪も10分にパス回しから村上哲哉のシュートが決まって同点に追いつく。さらに12分には、ゴール前の混戦から一村怜文が加点し、大阪がリードを奪う。ところが15分にカウンターから堀米将太がネットを揺らし、北海道が同点に追いついて試合を折り返した。迎えた後半は拮抗した展開となる。すると大阪はGKを清家大葵から宮竹晴紀に代え、その宮竹を相手陣内にまで上げたパワープレーを開始。しかし、北海道の守備ブロックを崩せない。一方の北海道はカウンターから決定機を作り出すも、大阪の体を張ったブロックの前に加点できずに試合は終了。大阪はホーム最終戦で引き分けに終わった。

《後期順位表》
[第34節終了時点]
1位 名古屋 勝点43(+48)
2位 大分 勝点34(+20)
3位 町田 勝点29(+12)
4位 神戸 勝点29(+4)
5位 浦安 勝点25(+4)
6位 府中 勝点24(+5)
7位 北海道 勝点18(0)
8位 湘南 勝点15(-17)
9位 大阪 勝点10(-21)
10位 浜松 勝点3(-55)

《ポイントランキング》
[第34節終了時点]
合計(前期/後期)
◎名古屋 20(10/10)
◎大分 15(6/9)
◎浦安 14(8/6)
町田 12(4/8)
――――――――
大阪 11(9/2)
府中 10(5/5)
湘南 10(7/3)
神戸 9(2/7)
北海道 7(3/4)
浜松 2(1/1)

◎はプレーオフ出場決定チーム

PR

Fリーグ ディビジョン1の関連記事

10日にサッカー元日本代表MF松井大輔(40)とサッカーミャンマー代表GKピエリアン・アウン(26)との契約締結を発表したY.S.C.C.横浜フットサル。クラブは14日、両選手の入団記者会見を行った。 今回、選手ごとに2部制で行われたこの会見。1部ではピエリアン・アウンが登場し、2部で松井がお披露目。今回がプロフ 2021.09.14 20:20 Tue
▽DUARIG Fリーグは17日、元ブラジル代表DFロベルト・カルロス氏(45)の試合出場を発表した。 ▽ロベルト・カルロス氏は、9月7~9日に丸善インテックアリーナ大阪で行われる6クラブの共同開催大阪ラウンド(第12節、第13節)にて、23歳以下の選手で構成されるFリーグ選抜の選手としてヴォスクオーレ仙台戦(9 2018.08.17 15:30 Fri
▽元ブラジル代表DFのロベルト・カルロス氏(45)が日本最高峰のフットサルリーグに降臨する。 ▽DUARIG Fリーグは17日、ロベルト・カルロス氏の試合出場を発表。9月7〜9日に丸善インテックアリーナ大阪で行われる6クラブの共同開催大阪ラウンド(第12節、第13節)にて、23歳以下の選手で構成されるFリーグ選抜 2018.08.17 14:00 Fri
thumb ▽16日に東京・駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場でDUARIG Fリーグ2018/2019が開幕した。 ◆ヴォスクオーレ仙台 vs バサジィ大分 ▽昨シーズン9位で終わった仙台と、最下位と苦しいシーズンを送った大分の一戦。試合は2分、デウソン神戸から加入したFP森洸のゴールで大分が先制する。さらに8分、 2018.06.16 22:31 Sat
▽Fリーグのバサジィ大分は9日、フットサル日本代表FP仁部屋和弘(30)の活動休止を発表した。 ▽クラブの発表によると、休止理由は家庭の事情とのこと。休止期間については未定となっている。 ▽大分県出身の仁部屋は、2006年にバサジィ大分に入団。2008年2月にはフットサル日本代表候補に初選出され、2014年 2018.05.09 23:00 Wed

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly