すみだセントラル2日目!! “東京ダービー”を町田が制す!!《Fリーグ2013/2014》

2014.01.05 23:44 Sun
すみだセントラル2日目!! “東京ダービー”を町田が制す!!《Fリーグ2013/2014》
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▽5日に墨田区総合体育館で、Fリーグ2013/2014 powered by ウィダー in ゼリー第29節のすみだセントラル第2日目が行われた。首位の名古屋は6位の浦安と対戦。激闘の末3-3のドローに終わり、10連勝とはならなかった。2位の大分は7位の北海道と対戦し、2-2のドロー。4位の町田と3位の府中による“東京ダービー”は3-2で町田が勝利を収めた。また、5位の神戸と8位の大阪の“関西ダービー”は、3-2で神戸の勝利。10位の浜松は、クラブ史上初となる2連勝を目指して9位の湘南と対戦したが、3-4の逆転負けを喫した。第29節の結果は以下の通り。

◆神戸(5位)vs大阪(8位)
▽すみだセントラル2日目の第1試合に行われた“関西ダービー”は、互いに前日の敗戦を払拭すべく立ち上がりから積極的なプレーを見せる。試合が動いたのは6分。カウンターから岡崎が蹴り込み、神戸が先制する。先制を許した大阪だが、7分にゴール前のこぼれ球を永井が蹴り込み同点に追いつく。その後は、互いに攻め込むもゴールを奪うことができず、こう着状態が続く。それでも神戸は19分、冨金原のスローから最後は須藤が押し込んで勝ち越して前半を終える。後半に入ってもこう着状態が続いたが、32分に相井のゴールで神戸がリードを2点に広げた。リードを広げられた大阪は33分からパワープレーを開始。すると34分、村上のシュートが突き刺さり1点差に詰め寄る。その後も大阪はパワープレーを継続するが、神戸の堅い守備を崩しきることができずに敗戦。“関西ダービー”は神戸に軍配が上がった。

◆大分(2位)vs北海道(7位)
▽第2試合は、ともに新年最初の試合で勝利を収めた大分と北海道の一戦。試合は7分、左サイドで得たFKからこぼれ球を田村が押し込んで大分が先制した。先制後、試合をうまくコントロールする大分は、追加点を奪いに敵陣へと攻め込んでいく。このまま大分リードでハーフタイムを迎えるかと思われたが、北海道は前半終了間際に阿部のゴールで同点に追い付いた。後半に入ると試合はオープンな展開となる。その中で勝ち越しゴールを奪ったのは北海道。33分、高山が素早い反転からシュートを突き刺す。しかし、大分もこのまま黙ってはいない。36分、左サイドでFKを獲得すると、これをディドゥダが弾丸シュートでゴールに突き刺し、大分が同点に追い付いて試合終了。互いに粘りを見せた好ゲームは、勝ち点1を分け合う結果となった。

◆浜松(10位)vs湘南(9位)
▽第3試合は、今季2勝目を挙げた浜松と浦安に敗れた湘南が対戦。試合は2分に湘南がビッグチャンスを得る。浜松陣内で相手のキックインを奪った安藤がシュートを放ったが、ここはGK赤窄にセーブされる。それでも湘南は12分、右CKの流れから市原が叩き込んで先制した。失点を喫した浜松は19分、右サイドからのシュートパスに松本が押し込んで同点に追いついた。後半に入り浜松がチャンスを作り出すと、23分にFKを江藤が直接沈めて浜松が勝ち越しに成功する。さらに浜松は29分、右サイドの江藤がカットインからシュートを沈めて、スコアを3-1とした。劣勢の湘南だったが、35分に左サイドからのシュートパスをゴール前に走り込んだ今井が蹴り込んで1点差に詰め寄る。さらに36分には、ボラのゴールで3-3の同点とした。勝利を目指す湘南は、再びクロモトを上げてパワープレーを開始すると、38分に久光邦がシュートを叩き込んで、ついに勝ち越しに成功。その後、浜松の猛攻を凌いで試合は終了。打ち合いとなった一戦は湘南が逆転勝利を収めた。

◆浦安(6位)vs名古屋(1位)
▽第4試合は、開始から浦安がパワープレーを敢行して奇襲を仕掛けた。しかし、3分に名古屋は相手のパワープレーを突いた北原のゴールが決まり先制。それでも浦安は、直後に鳥丸がネットを揺らしてすかさず同点に追いついた。立ち上がりからスコアが動く白熱した試合となったが、名古屋は13分、加藤の突破を止めたGK篠田が一発退場。これで2分間の数的優位を得た浦安だが、この間に得点を奪うことができず。それでも前半終了間際、カウンターから稲葉が押し込み、浦安が逆転して前半を終える。後半に入り、名古屋はなかなか得点を奪えずにいたが、30分にラファエルサカイが強烈なシュートがネットに突き刺さり、同点に追いついた。その後は互いにチャンスを生み出していくもスコアは動かず。それでも、勝ち越したのは浦安だった。38分、シュートのこぼれ球に反応した鳥丸がシュートを突き刺した。しかし、王者はここで終わらない。直後にシンビーニャのゴールで同点に追いつく。その後は、互いにパワープレーを仕掛けて勝利を目指すも、得点には至らずに試合終了。壮絶なシーソーゲームはドローに終わった。

◆町田(4位)vs府中(3位)
▽すみだセントラル最終試合は、町田と府中の“東京ダービー”となった。試合は7分、左サイドでセットプレーのチャンスを得た府中は、司令塔・皆本のスルーパスに右サイドの小檜山が合わせて先取点を奪った。先制された町田は17分、左CKの流れからゴール前の本田が押し込んで同点とする。1-1のまま迎えた後半、町田は本田が負傷交代を余儀なくされる。嫌な流れの町田だったが、25分に金山のゴールで勝ち越しに成功。すると、府中もすぐに反撃を開始し、26分に上福元がGKイゴールと一対一を迎えてシュート。一度はセーブされるもこぼれ球を自ら押し込んで同点とした。その後は町田が猛攻を見せると36分に第2PKを獲得。これを横江が決めて勝ち越しに成功した。後がない府中は38分からパワープレーを開始し、町田ゴールに襲いかかるも、ゴールネットを揺らす事ができずに試合は終了。この結果、町田が今季のリーグ戦で行われた“東京ダービー”で4戦全勝を達成した。
《後期順位表》
[第29節終了時点]
1位 名古屋 勝点28(+34)
2位 大分 勝点25(+19)
3位 町田 勝点20(+10)
4位 神戸 勝点19(0)
5位 府中 勝点18(+4)
6位 浦安 勝点13(-4)
7位 北海道 勝点11(-4)
8位 湘南 勝点11(-12)
9位 大阪 勝点9(-8)
10位 浜松 勝点3(-39)

《ポイントランキング》
[第29節終了時点]
合計(前期/後期)
名古屋 20(10/10)
大分 15(6/9)
浦安 13(8/5)
町田 12(4/8)
府中 11(5/6)
大阪 11(9/2)
湘南 10(7/3)
神戸 9(2/7)
北海道 7(3/4)
浜松 2(1/1)

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