すみだセントラルで新年スタート!! 名古屋が9連勝達成!!《Fリーグ2013/2014》

2014.01.04 22:22 Sat
▽4日に墨田区総合体育館で、Fリーグ2013/2014 powered by ウィダー in ゼリー第28節のすみだセントラル第1日目が行われた。2014年最初の一戦。首位の名古屋は4位の町田と対戦し、3-1で勝利して9連勝を飾った。5位の神戸vs2位の大分は4-1で大分が逆転勝利。3位の府中は9位の北海道に逃げ切られ1-2で敗れた。8位の湘南と対戦した6位の浦安は、勝ち切って6試合ぶりの勝ち星を手に入れた。最下位の浜松は7位の大阪に4-3で逆転勝ちし、後期初勝利を飾った。第27節の結果は以下の通り。

◆神戸(5位)vs大分(2位)
▽墨田区総合体育館で開催されたすみだセントラル1日目の第1試合、神戸vs大分は開始4分に神戸が先制点を奪う。右サイドを突破した西谷の折り返しから渡井がシュートをゴール左隅に突き刺した。1点を追う大分は、10分過ぎから攻勢をかけ始める。すると14分、ボックス左に抜け出した小曽戸が柔らかいタッチでシュートを流し込み、大分が同点に追いついた。1-1のまま迎えた後半、両者ともにチャンスを生みだすが、両GKの好セーブによって勝ち越すことができない。それでも、36分に大分が均衡を破る。左サイドでボールを受けた中村の折り返しを仁部屋が流し込んで、大分が勝ち越しに成功した。リードを奪われた神戸は、直後にパワープレーを敢行したが、相手の守備を攻略できず。さらに試合終了間際の40分、小曽戸とディドゥダにゴールを奪われて試合終了。2014年最初の試合で逆転勝利を収めた大分が、2位の座を堅持した。

◆大阪(7位)vs浜松(10位)
▽すみだセントラル1日目の第2試合は、大阪と浜松の一戦となった。序盤から互いに攻勢をかけるも、なかなかゴールを奪えない。そのままスコアレスで前半が終わるかと思われた20分、左サイドを突破した松宮の折り返しを村上が詰め、大阪が先制する。迎えた後半も大阪が主導権を握ると、24分に村上が豪快に蹴りこんで追加点を奪う。2点リードを奪われた浜松だったが29分、剣持がボレーシュートを叩き込んで1点差に詰め寄る。しかし32分、ヴィニシウスが蹴り込み、再び2点差に。しかし浜松がここから反撃に出ると、36分、松本のミドルシュートを萩原が触れて再び1点差とすると、38分にも萩原が決めて同点に追いつく。同点に追いつかれた大阪は松宮をGKに置いてパワープレー開始。しかし39分、小池がパワープレー返しを決め、浜松がついに逆転する。大阪は懸命にゴールを目指すもGK山本が立ちはだかりネットを揺らせず。そのまま試合は終了し、浜松が後期初勝利を挙げた。

◆府中(3位)vs北海道(9位)
▽すみだセントラル1日目第3試合の府中vs北海道は、立ち上がりから北海道がボールを回しながら攻撃を仕掛けていった。対する府中は、自陣に引いて守備を固めてカウンターで相手ゴールに迫る。すると9分、ボックス内でボールを収めた水上がシュートを丁寧に流し込んで北海道が先制した。リードを得た北海道はカウンターで追加点を奪いにいくが、決め切ることができず。迎えた後半も、北海道が試合を優位に進める。すると22分、左CKから鎌塚が巧みに合わせてネットを揺らし、北海道が追加点を奪うことに成功した。反撃に出たい府中だが、相手の守備を崩し切れず、攻めあぐねる展開が続く。それでも26分、ボックス手前からダンタスが強烈なシュートをゴール右隅に突き刺して1点を返す。点差を1点に詰め寄られた北海道は、34分から府中のパワープレーによる猛攻に晒されたものの、GK関口を中心に何とか凌いで逃げ切りに成功。北海道が2014年の初戦を勝利で飾った。一方、プレーオフ進出のために勝利がほしかった府中だが、悔しい敗戦となった。

◆名古屋(1位)vs町田(4位)
▽すみだセントラル1日目第4試合の名古屋vs町田は、序盤から激しい展開を見せた。名古屋は吉川や前鈍内、町田は本田が積極的にシュートを放つも、ゴールを奪うことができない。こう着状態が続く中、12分に町田がビッグチャンスを得る。キックインの流れから大地が落としたボールをフリーの横江がシュートするも、これは枠を捉えられない。すると名古屋は16分、カウンターに抜け出した吉川が一対一をしっかり沈め、ついに均衡を破った。迎えた23分、室田の技ありパスから最後は渡邉が落ち着いて沈めて名古屋がリードを2点とする。さらに名古屋25分、吉川のゴールで3-0とした。リードを3点に広げられた町田は、33分からパワープレーを開始。すると36分、名古屋が6つ目のファウルを犯して町田が第2PKを獲得する。これを横江がしっかりと沈め、町田が1点を返すも、その後は名古屋の堅い守備を崩せず。名古屋が連勝を9に伸ばした。

◆湘南(8位)vs浦安(6位)
▽すみだセントラル第1日目の最終試合、湘南vs浦安は立ち上がりから一進一退の攻防となる。拮抗した展開が続いたが、17分に湘南がPKを獲得。しかし、キッカーのボラが放ったシュートはGK藤原に読まれて防がれ、先制の絶好機を逸してしまった。後半は、湘南が攻勢をかけたもののゴールが遠い。決め切れないでいると25分、自陣でボールを受けたボラのバックパスを荒牧に突かれて浦安に先制を許した。先制に成功した浦安は、リードを守りながらカウンターで追加点を窺う。すると36分、右サイドに抜け出した加藤のシュートパスをセグンドに詰めた岩本が体ごと押し込んで、浦安が2点目を奪った。後がなくなった湘南は残り3分からボラをGKとしてパワープレーを開始。試合終了間際にそのボラが右サイドからシュートを沈めて1点差に詰め寄ったものの反撃もここまで。浦安が6試合ぶりの勝利を収めた。

《後期順位表》
[第28節終了時点]
1位 名古屋 勝点27(+34)
2位 大分 勝点24(+19)
3位 府中 勝点18(+5)
4位 町田 勝点17(+9)
5位 神戸 勝点16(-1)
6位 浦安 勝点12(-4)
7位 北海道 勝点10(-4)
8位 大阪 勝点9(-7)
9位 湘南 勝点8(-13)
10位 浜松 勝点3(-38)

《ポイントランキング》
[第28節終了時点]
合計(前期/後期)
名古屋 20(10/10)
大分 15(6/9)
府中 13(5/8)
浦安 13(8/5)
大阪 12(9/3)
町田 11(4/7)
湘南 9(7/2)
神戸 8(2/6)
北海道 7(3/4)
浜松 2(1/1)

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