海外組まとめ:岡崎大活躍、長友もダービーで躍動
2013.12.23 13:46 Mon
先週末に行われた欧州各国のリーグ戦での、日本人選手のプレーぶりを振り返ってみよう。ドイツやイタリアなど、今節の試合が年内最終戦となったリーグも多い。
イタリア・セリエAではインテル日本代表DF長友佑都がミランとのダービーマッチに左サイドハーフで先発フル出場。攻守に好プレーを見せて1-0の勝利に貢献した。特に後半途中からは攻撃に絡む頻度が増し、惜しいシュートやクロスを放ったりゴール前に飛び込んだりする場面が目立った。サネッティ、カンビアッソがベンチに下がると、82分からはキャプテンマークを引き継いでプレー。86分のパラシオの決勝点の場面ではサイドチェンジで起点になるとともに、自身も積極的にゴール前に飛び込んでいた。試合後にはトヒル会長も「リーダー」の一人として長友の名前を挙げて称賛している。
ブンデスリーガでは、前半戦の最終戦となる第17節の試合でマインツの日本代表FW岡崎慎司が大暴れ。2ゴール1アシストの活躍で、敵地でのハンブルガーSV戦の3-2の勝利の立役者となった。0-1で迎えた47分にはマリのスルーパスを受けてディフェンスラインの裏を取り、右足で冷静に蹴り込んで同点ゴール。その3分後には左サイドでボールを受けると、中央へグラウンダーのパスを送ってニクラス・ミュラーの逆転ゴールをアシストした。その後同点とされたマインツだが、82分には岡崎がリンコンのファウルを受けて相手を退場に追い込む。そしてアディショナルタイムの92分、ロングボールを受けた岡崎が頭でのコントロールから右足で蹴り込んで劇的な決勝ゴール。岡崎は前半戦だけでドイツでの自身のシーズン最多得点を更新する8ゴールを記録した。ドイツの各メディアなどもこぞって岡崎をこの試合のマン・オブ・ザ・マッチに選出し、『キッカー』では第17節のMVPにも選出されている。
ニュルンベルクvsシャルケの試合では日本代表MF長谷部誠、MF清武弘嗣、DF内田篤人の3人がそろって先発フル出場。トップ下の清武、上がり目の右ボランチの長谷部はチャンスメイクやシュートなど積極的にゴールを狙い続けたが、結局1点を奪うことができず0-0のドローに終わった。内田は守備に回ることが多かったが、特にミスもなく90分間を戦い抜いて無失点に貢献している。ニュルンベルクはこれで11分け6敗となり、未勝利のまま前半戦を終了。シャルケは7位につけている。
ヘルタ・ベルリンの日本代表MF細貝萌はアウェイでのドルトムント戦に先発フル出場。強豪相手にアウェイで2-1という大きな勝利に貢献した。今季2部から復帰したヘルタだが、6位の好位置で前半戦を折り返している。なお、ドルトムントはセレッソ大阪U-18からMF丸岡満を1年半のレンタルで獲得することを発表しており、まずはドルトムントU-23でプレーする見通しとなる。
ハノーファーの日本代表DF酒井宏樹は開幕からここまで16戦連続の先発を続けていたが、フライブルク戦では負傷から復帰したキャプテンのDFチェルンドロにポジションを譲る形でベンチスタート。そのまま出場せずに終わった。ハノーファーは1-2で敗れ、13位で前半戦を終えている。
フランクフルトMF乾貴士はホームのアウクスブルク戦(1-1)でベンチ入りしながらも出場なし。今季初めて2試合連続の不出場となった。
日本代表DF酒井高徳の所属するシュツットガルトは、今節の対戦相手バイエルンがクラブ・ワールドカップ出場のため試合なし。バイエルン戦はリーグ再開後の1月28日に行われる。
プレミアリーグではマンチェスター・ユナイテッドがウェストハムを3-1で下し、ホームでの連敗を2でストップ。日本代表MF香川真司はベンチ入りしたが出場せず、リーグ戦3戦連続の欠場となった。
サウサンプトンがトッテナムにホームで2-3の敗戦を喫した日曜日の試合では、日本代表DF吉田麻也がベンチ入りしたが出場せず。FW李忠成はベンチ入りしなかった。FW宮市亮の所属するアーセナルは月曜日にチェルシーとの大一番を迎える。
ベルギー1部リーグでは首位のスタンダール・リエージュがホームで昨季王者アンデルレヒトと激突。スタンダールGK川島永嗣はフル出場を果たした。17分にはゴール前にフリーで抜け出した相手に対して飛び出したが止めきれず失点。だが前半終了間際の決定的なピンチの場面では2本のシュートを立て続けに阻んで1点差を守ると、スタンダールは後半に追いついて1-1で試合を終えた。この結果、スタンダールは2位クラブ・ブリュージュとの差を2ポイントに詰められている。
オランダ・エールディビジでは、清水への移籍が発表されたユトレヒトMF高木善朗がゴー・アヘッド・イーグルス戦にベンチ入りしたが出場はせず。11試合出場で今季前半戦を終えて日本へ復帰することになった。
フィテッセFWハーフナー・マイクはPSV戦での危険なプレーにより3試合の出場停止処分となり、土曜日のヘラクレス戦を欠場。2点リードから追いつかれたフィテッセはリーグでの連勝が6でストップした。この結果アヤックスに得失点差で上回られてしまい、5試合守った首位を失ってウインターブレイクを迎えている。
ルーマニア1部リーグではアストラが昨季王者ステアウア・ブカレストと2連戦。木曜日にアウェイでの第19節、土曜日にホームで第2節順延分の試合を戦い、1分け1敗の結果となった。アストラMF瀬戸貴幸は1-3で敗れたアウェイゲームに68分から交代出場。ホームではベンチに入ったが出場しなかった。この結果首位で冬季中断を迎えたアストラだが、3ポイント差の3位ステアウアは2試合多く残している。
スペイン2部ではエルクレスMF杉田祐希也が通算2点目となる4試合ぶりのゴールを記録。アウェイのルーゴ戦で61分から交代出場した杉田は74分、味方の当たり損ねのシュートに素早く滑り込んで押し込み、チームの3点目を奪って3-1の勝利に貢献した。杉田の活躍もあってここ5試合で4勝1敗と好調なエルクレスは下位を脱しつつある。
サバデルMF田邉草民はアウェイでのテネリフェ戦に68分から交代出場。試合は3-0で快勝している。マジョルカMF家長昭博はホームのジローナ戦にベンチ入りしなかった。
ドイツ2部ではボーフムMF田坂祐介がディナモ・ドレスデン戦(0-0)に先発フル出場。アーレンFW阿部拓馬はグロイター・フュルト戦(0-1)に86分から交代出場した。エルツゲビルゲ・アウエMF石原卓はザントハウゼン戦(0-1)にベンチ入りしたが出場せず。なお、2部で現在首位のケルンは専修大MF長澤和輝を2016年までの契約で獲得したことを発表している。
オランダ2部・VVVのMF大津祐樹は前節の試合で右足アキレス腱断裂の重傷を負い、18日に手術を受けたことが発表された。今シーズン中の復帰は絶望的になると見られている。
ポルトガル2部ではポルティモネンセMF金崎夢生がアウェイでのファレンセ戦に先発フル出場。0-2で迎えた64分に今季6点目のゴールを記録したが、試合はそのまま1-2の敗戦に終わった。MF亀倉龍希はベンチ入りしたが出場せず。ポルティモネンセは敗れながらも首位を守っている。
提供:goal.com
イタリア・セリエAではインテル日本代表DF長友佑都がミランとのダービーマッチに左サイドハーフで先発フル出場。攻守に好プレーを見せて1-0の勝利に貢献した。特に後半途中からは攻撃に絡む頻度が増し、惜しいシュートやクロスを放ったりゴール前に飛び込んだりする場面が目立った。サネッティ、カンビアッソがベンチに下がると、82分からはキャプテンマークを引き継いでプレー。86分のパラシオの決勝点の場面ではサイドチェンジで起点になるとともに、自身も積極的にゴール前に飛び込んでいた。試合後にはトヒル会長も「リーダー」の一人として長友の名前を挙げて称賛している。
ブンデスリーガでは、前半戦の最終戦となる第17節の試合でマインツの日本代表FW岡崎慎司が大暴れ。2ゴール1アシストの活躍で、敵地でのハンブルガーSV戦の3-2の勝利の立役者となった。0-1で迎えた47分にはマリのスルーパスを受けてディフェンスラインの裏を取り、右足で冷静に蹴り込んで同点ゴール。その3分後には左サイドでボールを受けると、中央へグラウンダーのパスを送ってニクラス・ミュラーの逆転ゴールをアシストした。その後同点とされたマインツだが、82分には岡崎がリンコンのファウルを受けて相手を退場に追い込む。そしてアディショナルタイムの92分、ロングボールを受けた岡崎が頭でのコントロールから右足で蹴り込んで劇的な決勝ゴール。岡崎は前半戦だけでドイツでの自身のシーズン最多得点を更新する8ゴールを記録した。ドイツの各メディアなどもこぞって岡崎をこの試合のマン・オブ・ザ・マッチに選出し、『キッカー』では第17節のMVPにも選出されている。
ニュルンベルクvsシャルケの試合では日本代表MF長谷部誠、MF清武弘嗣、DF内田篤人の3人がそろって先発フル出場。トップ下の清武、上がり目の右ボランチの長谷部はチャンスメイクやシュートなど積極的にゴールを狙い続けたが、結局1点を奪うことができず0-0のドローに終わった。内田は守備に回ることが多かったが、特にミスもなく90分間を戦い抜いて無失点に貢献している。ニュルンベルクはこれで11分け6敗となり、未勝利のまま前半戦を終了。シャルケは7位につけている。
ヘルタ・ベルリンの日本代表MF細貝萌はアウェイでのドルトムント戦に先発フル出場。強豪相手にアウェイで2-1という大きな勝利に貢献した。今季2部から復帰したヘルタだが、6位の好位置で前半戦を折り返している。なお、ドルトムントはセレッソ大阪U-18からMF丸岡満を1年半のレンタルで獲得することを発表しており、まずはドルトムントU-23でプレーする見通しとなる。
ハノーファーの日本代表DF酒井宏樹は開幕からここまで16戦連続の先発を続けていたが、フライブルク戦では負傷から復帰したキャプテンのDFチェルンドロにポジションを譲る形でベンチスタート。そのまま出場せずに終わった。ハノーファーは1-2で敗れ、13位で前半戦を終えている。
フランクフルトMF乾貴士はホームのアウクスブルク戦(1-1)でベンチ入りしながらも出場なし。今季初めて2試合連続の不出場となった。
日本代表DF酒井高徳の所属するシュツットガルトは、今節の対戦相手バイエルンがクラブ・ワールドカップ出場のため試合なし。バイエルン戦はリーグ再開後の1月28日に行われる。
プレミアリーグではマンチェスター・ユナイテッドがウェストハムを3-1で下し、ホームでの連敗を2でストップ。日本代表MF香川真司はベンチ入りしたが出場せず、リーグ戦3戦連続の欠場となった。
サウサンプトンがトッテナムにホームで2-3の敗戦を喫した日曜日の試合では、日本代表DF吉田麻也がベンチ入りしたが出場せず。FW李忠成はベンチ入りしなかった。FW宮市亮の所属するアーセナルは月曜日にチェルシーとの大一番を迎える。
ベルギー1部リーグでは首位のスタンダール・リエージュがホームで昨季王者アンデルレヒトと激突。スタンダールGK川島永嗣はフル出場を果たした。17分にはゴール前にフリーで抜け出した相手に対して飛び出したが止めきれず失点。だが前半終了間際の決定的なピンチの場面では2本のシュートを立て続けに阻んで1点差を守ると、スタンダールは後半に追いついて1-1で試合を終えた。この結果、スタンダールは2位クラブ・ブリュージュとの差を2ポイントに詰められている。
オランダ・エールディビジでは、清水への移籍が発表されたユトレヒトMF高木善朗がゴー・アヘッド・イーグルス戦にベンチ入りしたが出場はせず。11試合出場で今季前半戦を終えて日本へ復帰することになった。
フィテッセFWハーフナー・マイクはPSV戦での危険なプレーにより3試合の出場停止処分となり、土曜日のヘラクレス戦を欠場。2点リードから追いつかれたフィテッセはリーグでの連勝が6でストップした。この結果アヤックスに得失点差で上回られてしまい、5試合守った首位を失ってウインターブレイクを迎えている。
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サバデルMF田邉草民はアウェイでのテネリフェ戦に68分から交代出場。試合は3-0で快勝している。マジョルカMF家長昭博はホームのジローナ戦にベンチ入りしなかった。
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