大分が湘南に大勝!! 名古屋も大阪に勝利し単独首位を維持!!《Fリーグ2013/2014》

2013.12.16 00:52 Mon
▽15日に全国各地で、Fリーグ2013/2014 powered by ウィダー in ゼリー第26節が行われた。首位の名古屋はホームで大阪と対戦し5-2と快勝。2位の大分は、アウェイで湘南と対戦し7-3と大勝した。町田市立総合体育館では、町田と府中の共同開催、“TOKYOセントラル"が行われ第1試合の府中vs神戸は府中が5-4と逆転勝利を収めた。第2試合の町田vs浦安は4-4の引き分けに終わっている。9位の北海道は、ホームで最下位の浜松と対戦し2-0で勝利した。第26節の結果は以下の通り。

◆府中(3位)vs神戸(5位)
▽“TOKYOセントラル"第1試合は、3位の府中と5位の神戸が激突した。試合は立ち上がりの3分、鈴村拓也の縦パスを受けた相井忍が反転シュートを沈めて神戸が先制する。先制を許した府中は12分、皆本晃とのパス交換から小檜山譲がゴールを奪って同点とした。しかしその40秒後、GK田中俊則のパスを奪った鈴村がそのままネットを揺らし、神戸が勝ち越しに成功する。16分には、カウンターから森洸がループシュートを沈め、神戸の2点リードで前半を終える。迎えた後半は府中が先にスコアを動かした。24分に小山剛史が右サイドからシュートを沈めて、1点差に詰め寄る。ところが27分、GKからのロングボールを稲田瑞穂が決め、神戸が4-2とした。またもリードを広げられた府中は、33分に小檜山のパスを田中惇史がセグンドに詰めて再度1点差に詰め寄る。このゴールで勢いに乗った府中は、34分に左サイドの皆本がカットインからシュートを叩き込み同点とすると、37分にも皆本がゴールを奪い5-4と、ついに逆転に成功。神戸はパワープレーを仕掛けるもゴールは奪えず、府中が逆転勝利を収めた。

◆北海道(9位)vs浜松(10位)
▽約1カ月ぶりのホーム開催となった北海道が、浜松を迎えた一戦。開始2分に神敬治がドリブルで持ち込んでそのままシュートを叩き込み、幸先良く北海道が先制する。その後も北海道が主導権を握るも追加点は奪えない。一方の浜松は17分に曽根田盛将が立て続けにシュートを放つも、得点に結びつけることはできず。前半は北海道の1点リードで終えた。後半の立ち上がりは、浜松が積極的に仕掛けていく。23分には松浦勇武、剣持貴充が北海道ゴールにシュートを浴びせていくも決めきれない。すると今度は北海道が主導権を握り返し、堀米将太や鎌塚聖哉がシュートを放っていった。互いにチャンスを作りながらもゴールを決めきれないで時間が経過していったが、39分、神の強烈なシュートが決まって北海道が2点目を奪い試合終了。北海道が後期開幕戦となった湘南戦以来7試合ぶりの勝利を収めた。

◆湘南(6位)vs大分(2位)
▽前節、終了間際に追いつき勝ち点1を得た湘南と、終了間際に逆転を許した大分の一戦。序盤から主導権を握ったのは、アウェイの大分だった。仁部屋和弘や小曽戸允哉といった日本代表コンビが立て続けにシュートを放っていく。主導権を握られた湘南は、9分にボラが左サイドから中央に切れ込んでシュートを放ち、徐々に盛り返してく。その後一進一退となったが前半にスコアは動かずハーフタイムを迎えた。すると22分、内村俊太が右サイドからシュートを沈めて、ホームの湘南が先制する。ところが23分、森脩がボックス内でハンドを取られ、レッドカードを受けてしまう。このプレーで大分はPKを獲得すると、これを仁部屋がきっちりと決めて同点とした。さらに29分には、カウンターから中村友亮が決めて大分が逆転する。直後にはCKの流れから森村孝志が追加点を奪うと、33分には田村龍太郎にもゴールが生まれ、4-1と湘南を突き放す。苦しい状況に追い込まれた湘南は33分からボラをGKとしてパワープレーを開始。すると34分に安藤良平がネットを揺らして1点返すことに成功する。しかし、直後の35分には仁部屋にパワープレー返しを決められ再び3点差に。38分にボラがゴールを決めるも、40分に田村、仁部屋と立て続けにゴールを奪われ、7-3で大分が大勝を収めた。

◆名古屋(1位)vs大阪(8位)
▽単独首位に立つ名古屋が8位の大阪をホームに迎えた一戦。立ち上がりから名古屋が主導権を握って試合を進めるも、大阪も粘りの守備で攻撃を跳ね返していく。なかなかゴールが決まらないままハーフタイムを迎えるかと思われた20分、松宮充義がゴールを奪って大阪が先制する。先に点を奪われた名古屋はすぐさま反撃に出ると、森岡薫がネットを揺らして、1-1のタイスコアで試合を折り返した。迎えた後半は名古屋が先にスコアを動かす。25分に前鈍内マテアスエルナンが放った右足のシュートがゴールに突き刺さった。追いつきたい大阪は35分からパワープレーを開始するも直後に森岡がゴールを奪う。38分にはペドロコスタにもゴールが生まれて名古屋が4-1と大阪を突き放した。一矢報いたい大阪は、38分に松宮がこの日2点目となるゴールを奪うも、40分には北原亘にゴールを許し試合は終了。名古屋が大阪を寄せ付けない試合運びで連勝を“7"に伸ばした。

◆町田(4位)vs浦安(7位)
▽“TOKYOセントラル"第2試合は、前節で3連勝を飾ったものの、GKイゴールを出場停止で欠く町田が、浦安とのホーム戦に臨んだ。先手を奪ったのは浦安。4分、GKへのバックパスを懸命に追いかけた岩本昌樹がスライディングで押し込んで先制点を奪った。さらに9分には、前線の星翔太に縦パスを送った荒牧太郎が、リターンを受けると、冷静にシュートをゴール左隅に流し込む。2点を追う町田は11分、左からのクロスが相手のオウンゴールを誘い、1点を返すことに成功。終盤の19分には本田真琉虎洲のゴールで同点に追いついた。しかし20分、左サイドで粘った小宮山友祐がシュートを沈め、浦安が勝ち越して前半を終える。迎えた後半は、一進一退の攻防が続く。その中で徐々にボールを保持して攻勢をかける町田は、本田や森谷優太がチャンスを迎えるも、決め切ることができない。それでも、攻勢をかけ続けた町田は36分に追いつく。ゴール前に送られたボールに反応した森谷が押し込んで、試合を振り出しに戻した。追いつかれた浦安は、38分からパワープレーを敢行。すると、39分に小宮山が勝ち越しゴールを奪う。それでも諦めなかった町田は、試合終了間際の40分、本田がこの日2点目を奪って試合終了。粘りを見せた町田が、辛うじて勝ち点1を獲得した。

《後期順位表》
[第26節終了時点]
1位 名古屋 勝点21(+25)
2位 大分 勝点18(+15)
3位 府中 勝点18(+9)
4位 町田 勝点14(+4)
5位 神戸 勝点13(+1)
6位 浦安 勝点9(-4)
7位 湘南 勝点8(-5)
8位 北海道 勝点7(-4)
9位 大阪 勝点6(-9)
10位 浜松 勝点0(-32)

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