ベンフィカ、PSGを下すも敗退 オリンピアコスが16強へ《CL》

2013.12.11 07:32 Wed
10日に行われたチャンピオンズリーグ・グループC最終節、ベンフィカvsパリ・サンジェルマン(PSG)は、2-1でホームのベンフィカが勝利を収めた。だが、ベンフィカはグループステージ敗退が決まっている。

勝ち点で並ぶオリンピアコスとベスト16の座を争うベンフィカに対し、すでに首位通過を決めているPSG。ブラン監督はイブラヒモビッチやチアゴ・シルバら主力を招集外にしたほか、メンバーを落としてこの日の一戦に臨んだ。

だが、先制したのはそのPSG。37分、ペナルティーエリア左からのクロスがファーまで流れると、メネーズがダイレクトで折り返す。中央に飛び込んだカバーニがこれに合わせ、ネットを揺らした。

しかし、負けられないベンフィカは前半のうちに追いつく。45分、浮き球に競ったシウビオがトラオレに倒されてPKを獲得。これをリマが決めて1-1とし、ハーフタイムを迎える。

すると、58分には逆転に成功。右サイドからクロスを入れると、これはGKシリグに弾かれたが、こぼれ球をガイタンが押し込み、試合をひっくり返す。ベンフィカはこのリードを逃げ切り、そのまま勝利を手にした。

だが、決勝トーナメントへの切符を手に入れたのは、アンデルレヒトを3-1と下したオリンピアコスだった。

ホームのオリンピアコスは33分、サビオラのゴールで先制。39分に追いつかれるも、後半立ち上がりにクヤテーのハンドでPKを獲得する。サビオラのPKは止められてしまったが、クヤテーの退場で数的アドバンテージを手にすると、58分に再びサビオラのゴールで勝ち越しに成功した。

71分のバイスのPKは決まらなかったオリンピアコスだが、終盤にさらに2人の退場者を出して8人となったアンデルレヒトを相手に、最後はアディショナルタイムにドミンゲスがPKを決め、3-1と勝利した。

この結果、オリンピアコスとベンフィカはともに勝ち点10で並んだが、直接対決の結果、オリンピアコスが2位でベスト16へ。ベンフィカはELに回ることとなった。


提供:goal.com

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