湘南が土壇場のゴールで大阪とドロー! 名古屋は快勝で首位キープ!《Fリーグ2013/2014》

2013.12.08 22:49 Sun
▽8日に全国各地で、Fリーグ2013/2014 powered by ウィダー in ゼリー第25節が行われた。首位の名古屋は3位の神戸とアウェイで対戦し、6-3と快勝した。2位の大分はホームに5位の町田を迎え3-4と逆転負け。4位の府中はアウェイで最下位の浜松と対戦し7-2と大勝した。6位の湘南はアウェイで8位の大阪と対戦して2-2と同点に追いついて勝ち点1を持ち帰っている。7位の浦安はホームで9位の北海道と対戦し3-3と引き分けた。第25節の結果は以下の通り。

◆大分(2位)vs町田(5位)
▽首位の名古屋を得失点差7で追いかける大分が、べっぷアリーナに町田を迎えた一戦。立ち上がりから大分が主導権を握ると、7分に小曽戸允哉のゴールで大分が先制に成功する。さらに8分には松山竜二のゴールで町田を突き放して前半を終えた。迎えた後半は、町田が先手を取る。26分に滝田学のゴールが決まって1点差に詰め寄った。しかし町田は27分に守護神・イゴールがレッドカードを提示されて一発退場となってしまう。さらに控えGKの鈴木紳一郎が負傷退場してしまい、GK不在となってしまい、藤井健太をGKとしてパワープレーを開始する。しかし28分にディドゥダにゴールを奪われ、再び2点差とされた。窮地に追い込まれた町田は、34分に金山友紀のゴールで1点差に詰め寄ると、35分に本田真琉虎洲のゴールで同点とする。さらに37分には金山がこの日2点目となるゴールを奪い、町田が逆転に成功した。追う立場となった大分は、その後攻勢に出るもゴールを奪うことはできずに試合は終了。GK不在の町田がアウェイで大きな逆転勝利を収めた。

◆浦安(7位)vs北海道(9位)
▽浦安市総合体育館では連敗を止めたい両チームの一戦が繰り広げられた。立ち上がりこそ攻守の入れ替わりが早い展開となったが、徐々に浦安が主導権を握る。すると13分にゴール正面からやや左の位置で浦安がFKを獲得。これを完山徹一が直接叩き込んで浦安が先制に成功する。その後も浦安がボールポゼッションを高め、北海道がカウンターを狙うが、前半は1-0と浦安がリードして終えた。迎えた後半は先に北海道が仕掛ける。23分にワンツーで抜け出した神敬治がシュートを突き刺して同点とする。ところが直後、星翔太が放った右サイドからのシュートがゴールマウスを捉えて浦安がすぐさま勝ち越す。その30秒後には、再び神がゴールネットを揺らし、北海道がまたもや同点に追いついた。1分間に3ゴール生まれる激しい展開となったが、その後はこう着状態となる。しかし33分、相手陣内でボールを受けた堀米将太がドリブルで浦安の守備陣を切り裂いてシュートを叩き込み、北海道がこの試合初めてのリードを奪う。追いかける浦安はチャンスを作るもフィニッシュの精度が低く得点に結びつかない。それでも37分、北海道の一瞬の気の緩みを見逃さなかった小宮山友祐がゴールを奪い、試合は三度タイスコアとなり、試合はそのまま終了のホイッスル。両チームとも勝ち点1を分け合い連敗を止めている。

◆大阪(8位)vs湘南(6位)
▽大阪市中央体育館では、前期上位に位置しながら後期で苦戦が続いている2チームの対戦が行われた。試合はホームの大阪が主導権を握って試合を進めていく。対する湘南はファウルをとられる回数が増え、12分には5ファウルとなってしまった。すると14分に湘南が6つ目のファウルを犯し、大阪が第2PKを獲得。これをエース・ヴィニシウスがきっちりと決めて大阪が先制した。追いかける湘南はGKクロモトが積極的に攻撃参加を見せる。すると20分、クロモトを入れたパワープレーの流れから最後は久光邦明がゴールを決めて、湘南が前半に追い付いた。迎えた後半は、ゴールが生まれないまま時間が経過する。すると大阪は35分に一木秀之をGKとしてパワープレーを開始。36分には村上哲哉が放ったシュートのこぼれ球を永井義文が押し込んで大阪が勝ち越しに成功する。リードを許した湘南はボラをGKとしたパワープレーを開始する。攻めあぐねる時間帯が続くが39分、小野の豪快なシュートが決まってスコアをタイにもどす。その後は得点が生まれずに試合は終了。湘南が土壇場で勝ち点1をもぎ取っている。

◆神戸(3位)vs名古屋(1位)
▽グリーンアリーナ神戸では上位対決が行われた。試合は開始直後から名古屋が攻勢に出る。すると6分にボックス付近で得たFKをペドロコスタが直接叩き込み、名古屋が先制に成功する。続く8分にはシンビーニャが放ったシュートのこぼれ球を、ペドロコスタが押し込んで2点目を奪い、15分には室田祐希のゴールが決まって、早くも3点目を奪った。連続失点を喫した神戸がここから反撃に出ると、18分に渡井博之が左サイドから強烈なシュートを突き刺して1点を返して前半を終えた。迎えた後半も名古屋が先にスコアを動かす。24分に神戸のミスを突いたシンビーニャがゴールを奪い、スコアは4-1となる。神戸は26分に西谷良介のゴールで点差を縮めるも、31分にはオウンゴールを献上してしまう。35分から西谷をGKとしてパワープレーを開始した神戸だったが、シンビーニャにパワープレー返しを決められてしまう。38分に江藤正博のゴールで3点差とした神戸だったが、反撃もここまで。名古屋が6連勝で首位をキープした。

◆浜松(10位)vs府中(4位)
▽浜松アリーナで行われた一戦は、立ち上がりからアウェイの府中が浜松を押し込んで試合を進める。すると9分に江口学の折り返したボールが向島佑介に当たってオウンゴールとなり、府中が先制する。その後も府中が一方的に主導権を握るも、追加点を奪うことなく試合を折り返した。後半は一転して立ち上がりから浜松がペースを握る。すると21分にCKの流れから曽根田盛将のダイレクトシュートを笠井健太が触って押し込み、浜松が同点に追いつく。24分には江口がシュートを沈めて府中が再びリードを手にするも31分に松浦勇武がゴールを決めて浜松が食い下がる。しかし34分に皆本晃のゴールが決まり府中が3度目のリードを手にすると30秒後には岡山洋介のゴールで4-2として浜松を突き放す。追いかける浜松は36分から曽根田をGKとしてパワープレーを敢行。ところが36分に田村研人にループシュートを決められると、38分には小山剛史に2ゴールを奪われて試合は終了。府中がゴールラッシュで勝ち点3を獲得している。

《後期順位表》
[第25節終了時点]
1位 名古屋 勝点18(+22)
2位 大分 勝点15(+11)
3位 府中 勝点15(+8)
4位 町田 勝点13(+4)
5位 神戸 勝点13(+2)
6位 湘南 勝点8(-1)
7位 浦安 勝点8(-4)
8位 大阪 勝点8(-6)
9位 北海道 勝点4(-6)
10位 浜松 勝点0(-30)

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