守護神・クロモトが2戦連発!名古屋は首位をキープ!《Fリーグ2013/2014》

2013.12.01 22:57 Sun
▽30日から1日にかけて、Fリーグ2013/2014 powered by ウィダー in ゼリー第24節が行われた。名古屋セントラルで首位に立った名古屋は、浦安をホームに迎えた一戦を4-0で勝利し首位をキープ。2位の大分はホームに北海道を迎え、2-0で勝利した。同日行われた湘南vs浜松は最年少Fリーガーの植松がホームデビュー。5-2で湘南が勝利した。また、30日には3位の神戸がアウェイで大阪との関西ダービーに臨み2-2のドロー。さらに4位の府中が町田を迎えた東京ダービーは町田が3-2で勝利した。第24節の結果は以下の通り。

◆大阪(8位)vs神戸(3位)
▽名古屋セントラルで連敗を喫した大阪が3位の神戸をホームに迎えた“関西ダービー”。序盤から攻め込んだ大阪がペースを握ったが、先制したのは神戸だった。6分、西谷のパスを受けた相井忍がネットを揺らして先制する。さらに13分、原田浩平がフリーの状態から逆サイドの相井へパス。相井がシュートを放つと、これがDFに当ってオウンゴールとなり神戸が追加点を奪う。2点を先行された大阪だったが17分、ゴール前でパスを受けた永井義文が反転シュート。これが相手のオウンゴールを誘って1点差に迫る。後半も神戸が攻勢をかけるが、なかなかゴールを奪うことができない。すると31分、セットプレーから最後はヴィニシウスがネットを揺らして大阪が同点に追いつく。その後は互いにゴールを奪えず、“関西ダービー”は2-2で勝ち点を分けあった。

◆府中(4位)vs町田(5位)
▽府中のホームで開催された“東京ダービー”。立ち上がりからペースを握ったのは町田。2分には滝田学のパスから本田真琉虎洲がシュートを放つも、GK田中俊則がセーブする。しかし11分、相手陣内でボールを拾った金山友紀からパスを受けた滝田がネットを揺らし、町田が先制する。さらに16分、金山のシュートのこぼれ球を拾った篠崎隆樹が豪快に決めて、町田がリードを2点に広げる。後半に入ると府中が反撃を開始。21分、ロドリゴの縦パスを受けた岡山洋介がシュートを突き刺し1点差に詰め寄る。その後は互いに相手ゴールへと迫るものの両守護神が好セーブを見せてこう着状態に。それでも33分、ダンタスのパスを田村研人が押し込んで府中が同点に追いつく。攻め込まれ同点に追いつかれた町田だったが38分、CKの流れから最後は本田がシュートを決めて勝ち越しに成功。そのまま逃げ切り、町田が“東京ダービー”を制した。

◆大分(2位)vs北海道(9位)
▽後期に入ってから好調を維持し、2連勝中の大分が4連敗中と苦しい状況に立たされている北海道をホームに迎えた一戦。前半から互いにフィニッシュまで持ち込むものの、なかなかゴールを割ることができない。大分はGK青柳佳祐が好セーブを連発し、ゴールを許さないまま前半を終える。迎えた後半はチーム状況の差が出たのか、大分が早々に先制する。23分、ディドゥダがネットを揺らし、均衡を破ることに成功した。北海道は高山剛寛、鈴木裕太郎が積極的にシュートを放っていくもゴールが遠く。終了間際にはディドゥダが試合を決定づける2点目を奪い試合終了。大分が完封で3連勝、北海道はまたしても無得点で5連敗となってしまった。

◆名古屋(1位)vs浦安(6位)
▽地元・名古屋セントラルで連勝を飾り、後期首位に立った名古屋が浦安を迎えた一戦。両チームとも気合が入った立ち上がりを見せたが先制したのは名古屋だった。11分、CKの流れから吉川智貴がネットを揺らす。浦安は加藤竜馬や小宮山友祐のカウンターで応戦。16分にはFKのチャンスを得るもゴールは奪えないまま前半を終える。後半に入っても両チームは攻勢を緩めず。しかし、互いに決定機を生かせずゴールは生まれない。それでも31分、森岡薫がネットを揺らし均衡状態を崩すと、32分にはシンビーニャのシュートから最後は北原亘が決めてリードを広げる。浦安は残り5分からパワープレーを開始するも、名古屋の堅守を崩すことができず。40分には森岡、シンビーニャと美しいパスを回し、最後はペドロコスタが決めて4-0。名古屋が決定機をしっかり生かし、首位の座をキープした。

◆湘南(7位)vs浜松(10位)
▽後期1勝の湘南と、未勝利の浜松が対決した一戦。序盤からペースを握ったのは、アウェイの浜松だった。3分、三輪修也、蓮池紳吾が続けてシュートを放つが、湘南の守護神・クロモトがセーブしてゴールを許さない。さらに10分には田中充彦、笠井健太が続けてシュート放つも。再びクロモトが阻んだ。 守護神の奮闘に応えたい湘南は12分、相手陣内でボールを奪った小野大輔がドリブルからシュート。これが左隅に決まり湘南が先制する。先制を許した浜松だったが18分、曽根田盛将がワンツーからネットを揺らし同点に。20分には、田中のシュートパスを松浦勇武がセグンドで合わせて浜松が逆転する。しかしその12秒後、湘南はボラのゴールで同点に追いつき前半を終える。後半に入ると湘南が徐々にペースを掴む。28分には蓮池が2度目の警告で退場となると、数滴有利を活かした湘南はボラのゴールで逆転に成功。34分には金井智之、37分にはパワープレー返しからクロモトが2戦連発となるゴールを決め勝負あり。湘南が後期2勝目を挙げて6位に浮上した。

《後期順位表》
[第24節終了時点]
1位 名古屋 勝点15(+19)
2位 大分 勝点15(+12)
3位 神戸 勝点13(+5)
4位 府中 勝点12(+3)
5位 町田 勝点10(+3)
6位 湘南 勝点7(-1)
7位 浦安 勝点7(-4)
8位 大阪 勝点5(-6)
9位 北海道 勝点3(-6)
10位 浜松 勝点0(-25)

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