最終節で浦安が3位に浮上!!《Fリーグ2013/2014》

2013.10.14 21:35 Mon
▽Fリーグ2013/2014 powers by ウイダーinゼリーの第18節が11日から14日にかけて全国各地で開催された。これまで一度も勝てていない浜松をホームに迎えた町田は5-0と快勝。4連勝中の府中はホームで大阪と対戦し、2度のリードを奪うも3-3の引き分けで試合を終えている。北海道vs神戸は2-4でアウェイの神戸が勝利。ホームに湘南を迎えた前期1位の名古屋は、7-3の大勝で前期を締めくくった。浦安vs大分は互いに攻め合う好ゲームとなるも、ゴールレスで試合を終えた。この結果前期の順位が確定。約3週間の中断期間を挟んで11月3日から後期がスタートする。第18節の結果は以下の通り。

◆町田(7位)vs浜松(10位)
▽プレーオフ進出に向けて少しでも順位を上げてポイントを稼いでおきたい町田が前期最終節で、これまで一度も勝てていない浜松をホームに迎えた。試合は2分、後呂康人のミドルシュートで幕を開け、そのまま町田が主導権を握る。すると10分、右サイドの藤井健太が対角にロングボールを送る。これを受けた金山友紀の落としから、最後は走り込んできた滝田学がダイレクトで合わてネットを揺らした。前半こそ1-0で終えたが、迎えた後半は町田がさらにゴールを重ねる。25分には、左サイドでボールを受けた森谷優太が豪快に蹴り込んで追加点を奪うと、33分にはカウンターから金山がゴールを決め3-0。さらに35分には右サイドを突破した藤井のシュートがネットに突き刺ささる。そして38分にはGKイゴールのゴールクリアランスを左サイドで受けた日根野谷建がキックフェイントからシュートを突き刺して5点目を奪った。結局試合はそのまま終了のホイッスルが吹かれ、町田が5発大勝で浜松からの初勝利を飾った。

◆府中(6位)vs大阪(2位)
▽現在4連勝中と好調の府中が、ここ3試合で2分1敗と結果を残せていないながら前期2位を確定させている大阪をホームに迎えた。開始1分、府中は三井健の落としから皆本晃がシュートを放つなど、積極的な試合への入りを見せた。しかし4分、左サイドの一木秀之が入れたシュートパスにセグンドで詰めた江口孝一が押し込んで大阪が先制する。追いかける府中は6分、ゴール前の混戦から最後は左サイドの岡山洋介が落ち着いて決めてすぐさま同点とする。12分には、上福元俊哉の右サイド突破から最後は山田ラファエルユウゴがミドルシュートを突き刺して府中が2-1と逆転して前半を終えた。迎えた後半も先にスコアを動かしたのは大阪だった。21分、瀬戸彬仁が入れたシュートパスを小林高之が押し込んで大阪が2-2の同点とする。26分にはカウンターから右サイドを突破したダンタスがそのままシュートをねじ込み、再び府中が勝ち越しに成功。ところが大阪が34分からGKを松宮充義に代えてパワープレーを開始すると、36分にそのパワープレーでのパス回しから、最後は松宮が決めて大阪がまたも同点として試合は終了。府中は2度のリードを守れず勝ち点1の獲得にとどまった。

◆北海道(8位)vs神戸(9位)
▽3連勝で少しでも順位を上げたい北海道が、9位が確定している神戸をホームに迎えた。立ち上がりから北海道が積極的な攻撃を見せると4分に、吉田順省のシュートが決まって先制に成功する。対する神戸は5分に森洸が同点弾を奪い試合を振り出しに戻した。その後はチャンスを活かせないまま後半を迎えると、28分に鈴村拓也のロングパスから西谷良介がゴールを決めて神戸が北海道を引き離した。さらに33分には、ゴール前で北海道ディフェンスの3人の間をするりと抜けた山蔦一弘がゴールを決めて、神戸がリードを2点に広げた。北海道は37分から仲村学をGKとしてパワープレーを開始すると38分にその仲村がネットを揺らして1点差に詰め寄る。しかし試合終了間際の40分、森にこの日2点目となるゴールを許して試合は終了。ホームで敗れた北海道は、前期8位が確定している。一方の神戸は、9位ながらも勝利で前期を終えた。

◆名古屋(1位)vs湘南(3位)
▽前期1位を確定させている名古屋が、3位で前期を終えたい湘南をホームに迎えた。試合が動きを見せたのは8分。前鈍内マティアスエルナンが起点となって得たチャンスを、ゴール前にいた渡邉知晃が押し込み、名古屋が先制点を奪う。続く9分にも、吉川智貴が右サイドから送り込んだボールをまたもやゴール前に走り込んでいた渡邉が押し込み、2点目を奪取。さらに11分には室田祐希のシュートのこぼれ球をシンビーニャが押し込んで3点目を奪った。名古屋の勢いは止まらず、13分にもシンビーニャがネットを揺らして、4点のリードを奪った。少しでも差を縮めて後半を迎えたい湘南は15分からパワープレーを開始。すると15分に岡野健のゴールで1点を返すも、追加点を奪えず後半を迎えた。24分には室田にゴールを決められて再び4点差とされた湘南は、早い時間帯からパワープレーで反撃を試みるも、30分にまたも室田にゴールを許しスコアは6-1に。それでも湘南は37分に中村猛、小野大輔が立て続けにゴールを決め、3点差まで追い上げる。しかし残り30秒で森岡薫にゴールを許して試合は終了。名古屋が前期最終節で大勝を飾った。

◆浦安(4位)vs大分(5位)
▽引き分け以上の結果で3位に浮上できる浦安が、勝てば3位に浮上する大分を迎えた一戦。この試合の勝敗によって大きく順位が変わるため、立ち上がりから両チームとも積極的な戦いを見せる。3分に右からのキックインを得た大分は、対角のクロスに左サイドの仁部屋和弘がボレーシュートで合わせると、ここから主導権を握って試合を進めていく。対する浦安も5分に右サイドから高橋健介がディドゥダを背負いながら強引にシュートに持っていくと、7分には稲葉洸太郎がドリブルで右サイドを突破しチャンスを作る。その後もチャンスを作り出す両チームだったが得点を奪えず後半を迎える。後半も同様にゴールに迫った両チームだったが、大分はGK青柳佳祐、浦安はGK藤原潤がファインセーブを見せて得点を許さない。試合終盤は、勝利への執念を見せる大分が浦安を押し込んで試合を進めるも、最後までゴールは生まれずに終了。勝ち点1を分け合った両チームは浦安が湘南をかわして3位に浮上し、大分は5位で前期を終えた。

《順位表》
[前期終了時点]
1位 名古屋 勝点43(+41)
2位 大阪 勝点34(+19)
3位 浦安 勝点28(-2)
4位 湘南 勝点27(2)
5位 大分 勝点26(+9)
6位 府中 勝点25(+12)
7位 町田 勝点25(0)
8位 北海道 勝点23(-21)
9位 神戸 勝点21(-5)
10位 浜松 勝点3(-55)

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