名古屋、2節を残して前期1位を確定させる!《Fリーグ2013/2014》

2013.09.29 22:22 Sun
名古屋、2節を残して前期1位を確定させる!《Fリーグ2013/2014》▽Fリーグ2013/2014 powers by ウイダーinゼリーの第16節が27日と29日に全国各地で開催された。首位の名古屋はホームに神戸を迎えた一戦。常に神戸に先行させる展開となるが、32分に森岡[写真]のゴールで勝ち越すと、その後も得点を重ねて5-3で勝利した。また同時刻に行われた3位・湘南と2位・大阪の一戦は後半に湘南が追いつきドロー。この結果、首位・名古屋と2位・大阪の勝ち点差が7に広がり、名古屋の前期1位が確定した。また、4位の浦安はアウェイで9位・北海道に、5位の大分は8位の町田に敗戦。27日金曜日に行われた府中vs浜松は府中が5得点を奪い、最下位・浜松に勝利した。全5試合の結果は以下の通り。

◆府中(6位)vs浜松(10位)
▽試合は立ち上がりから府中がペースを握るも、浜松が集中した守備を見せてゴールを許さない。それでもチャンスを作り続けた府中は19分、CKの流れから小山剛史が押し込んで先制する。さらに前半残り5秒には、小山の落としをロドリゴが決めて2点のリードを得て前半を終える。迎えた後半も府中ペースで試合は進むが、浜松は得点を許さない。浜松は28分に笠井健太が決定機を迎えるも枠を捉えられず。すると31分に三井健のボール奪取から最後は皆本晃が決めてリードを広げる。浜松は残り約3分から曽根田盛将をGKに置いてパワープレーを開始。しかし、終了間際に小山に連続でパワープレー返しを決められ勝負あり。府中が5-0で勝利を収めた。

◆北海道(9位)vs浦安(4位)
▽上位を確保したい浦安をホームに迎えた北海道。3分、星翔太がゴールを奪い浦安が幸先良く先制する。北海道は堀米将太、吉田順省がシュートを放つも、DFに阻まれてゴールとはいかない。さらにGK関口優志がハーフウェイラインまでボールを運びシュート。会場を沸かせるプレーを見せるが、得点は奪えない。それでも15分、鎌塚聖哉のゴールで北海道は同点に追いつくも、前半終了のブザーと同時に荒牧太郎がネットを揺らし浦安の1点リードで前半を終える。迎えた後半は北海道が攻勢に出ると、22分に鈴木裕太郎がゴールを奪い同点とする。さらに26分にはCKから阿部恭也が合わせると、相手オウンゴールを誘発し逆転に成功。27分には水上玄太にもゴールが生まれ、北海道がリードを2点に広げる。浦安は田中智基をGKに置いてパワープレーを仕掛けるも、ゴールは奪えず。北海道が後半の逆転劇で浦安を下した。

◆湘南(3位)vs大阪(2位)
▽2位・湘南と3位・大阪の対決となった一戦は、ホームの湘南が幸先良く先制する。開始37秒、右サイドに抜け出した内村俊太がゴールを奪う。先制を許した大阪だったが7分、左サイドでボールを受けた村上哲哉がシュートを決めて同点とすると、14分には村上のシュートを奥田亘が合わせて逆転に成功し、前半を終える。後半に入ると、湘南はFリーグ史上初のイタリア人プレーヤーとなったGKクロモトを起用。大阪にチャンスを作られるも、GKクロモトを中心とした集中した守備で追加点を許さない。すると迎えた34分、ボラがボールキープから相手のオウンゴールを誘発し湘南が同点に追いつく。逆転での前期1位を目指す負けられない大阪は、残り3分でパワープレーを開始。しかし、迎えた決定機も得点には繋げられず、そのまま引き分けに終わった。

◆名古屋(1位)vs神戸(7位)
▽勝てば前期1位が見えてくる名古屋だったが5分、カウンターから神戸の原田浩平にゴールを奪われ先制を許す。同点ゴールを目指す名古屋はシンビーニャが強烈なシュートを放つもゴールならず。その後も森岡薫、ペドロコスタがシュートを放つも、バーに嫌われるなど名古屋はゴールを奪えず。前半は神戸のリードで終える。後半に入っても名古屋のシュートはバーや神戸のGK冨金原徹に阻まれゴールにつながらない。それでも26分、シュートのこぼれ球をシンビーニャが詰めて、名古屋が同点に追いつく。しかし31分、西谷良介のパスに詰めた森洸がゴールを奪い再び神戸がリードする。しかし、32分に渡邉知晃がネットを揺らし再び同点とすると、34分には森岡にもゴールが生まれ名古屋がついに逆転に成功する。さらに、35分にはペドロコスタが、37分にはパワープレー返しから森岡がネットを揺らしスコアは5-2に。終了直前に原田が1点を返すもそのまま試合終了。5-3で勝利した名古屋は、2位の大阪が引き分けたために前期1位を確定させた。

◆町田(8位)vs大分(5位)
▽5位を争う両チームの対戦は、序盤から激しく攻守が切り替わる展開となる。町田は開始1分に後呂康人がシュートを放てば、直後には大分の小曽戸允哉がゴールマウスを強襲シュートを浴びせる。互いにゴールを奪えない展開が続くが14分、横江怜がゴールを奪い町田が先制する。1-0と町田がリードして迎えた後半は大分が攻勢に出る。22分、カウンターから小曽戸が同点ゴールを決めると、30秒後には北嶋佑一が移籍後初ゴールを決め、大分が逆転に成功する。リードを許した町田は35分から滝田をGKに置いてパワープレーを開始。すると、38分に本田真琉虎洲が大分のミスを突いて同点ゴールを挙げると、39分には横江怜が第2PKを沈め逆転に成功。大分もパワープレーを仕掛けるが、決死のディフェンスを見せる町田が守り切り、3-2で勝利した。

《順位表》
[第16節 終了時点]
1位 名古屋 勝点39(+37)
2位 大阪 勝点32(+19)
3位 湘南 勝点27(+7)
4位 浦安 勝点26(-2)
5位 大分 勝点22(+8)
6位 府中 勝点21(+11)
7位 町田 勝点21(-5)
8位 北海道 勝点20(-21)
9位 神戸 勝点18(-6)
10位 浜松 勝点3(-48)

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