ヴィニシウスが5得点の大暴れ!!《Fリーグ2013/2014》

2013.09.15 21:43 Sun
▽Fリーグ2013/2014 powers by ウイダーinゼリーの第14節が15日に北海きたえーるで一斉開催された。第1試合の大分はvs神戸は、大分が日本代表FP仁部屋の2ゴールなどで快勝。第2試合はヴィニシウスの5得点などで大阪が浜松を粉砕した。町田vs名古屋の第3試合は、元日本代表FP前田の移籍後初ゴールで引き分け、勝ち点25で並ぶ浦安と湘南の第4試合も引き分けに終わっている。北海道セントラル最後の試合は府中が地元・北海道に快勝した。全5試合の結果は以下の通り

◆大分(5位)vs神戸(7位)
▽北海道セントラル2日目第1試合は、前日に敗れたチーム同士の対戦となった。試合は序盤から神戸が主導権を握る展開となったが、この日大分のゴールマウスを守った青柳の牙城を崩すことはできない。すると16分、神戸の折り返しを受けた中村がゴールを奪って大分が先制に成功して試合を折り返した。迎えた後半も前半と同様に神戸ペースで試合が進んでいくが、35分にCKから仁部屋がダイレクトで合わせると、最後は蒲原が押し込み大分がリードを広げた。神戸は直後に江藤をGKとしてパワープレーを開始したものの、逆に38分、40分に仁部屋がパワープレー返しを決めて、4-0で試合は終了。大分が神戸に完封勝利した。

◆浜松(10位)vs大阪(2位)
▽第2試合は、前日にハットトリックの活躍を見せたヴィニシウスが違いを見せつける。開始26秒にヴィニシウスのゴールで先制した大阪は、その14秒後にもヴィニシウスがゴール。2分に江口にもゴールが生まれた大阪は、20秒後にまたもヴィニシウスがネットを揺らして、わずか1分19秒でハットトリックを達成した。その後立て続けに浜松にゴールを許し4-2とされた大阪だったが、10分に瀬戸、12分にはヴィニシウスのゴールが決まる。18分にも本田のゴールが決まり7-2と大きくリードした大阪は、19分にヴィニシウスがこの日5点目となるゴールを奪い前半を終えた。後半も大阪がさらに得点を重ねる。22分に片山がFリーグ初ゴールを奪い、スコアは9-2に。この失点から浜松はパワープレーを開始すると、30分に田中がネットを揺らして1点を返した。しかし、33分に江口、試合終了間際には松宮にゴールが生まれ、大阪が11-3と浜松を粉砕した。

◆町田(6位)vs名古屋(1位)
▽第3試合は、前日の試合で勝利を収めた2チームの対戦となった。アグレッシブなプレスを見せる町田が、名古屋の自由を奪い試合を優位に進めていく。しかし、時間の経過とともに名古屋が本領を発揮すると、攻守の切り替えが早いスピーディーな展開へと変わっていった。前半をスコアレスで終えた試合が動きを見せたのは23分、北原のパスをシンビーニャが折り返すと北原が蹴りこみ、名古屋が先制する。25分にはFKの流れから北原が押し込んで、名古屋がリードを2点に広げた。立て続けに失点を喫してしまった町田だが、攻撃の手を緩めない。すると34分、パスカットから永島がドリブルを仕掛けると、そのまま流し込み1点差に詰め寄った。35分には町田のファウルが5つ目となり、39分には6つ目のファウルを犯して名古屋が第二PKのチャンスを得る。しかし、キッカーの森岡はこれを決めきることができず、町田を引き離せない。パワープレーをする町田は、試合終了1.4秒前、キックインの流れから前田のミドルシュートが決まって同点で試合終了。町田が首位の名古屋から土壇場で勝ち点1をもぎ取った。

◆浦安(4位)vs湘南(3位)
▽第4試合は勝ち点25で並ぶ浦安と町田が対戦した。試合は上位対決らしく好守にアグレッシブな戦いとなった。しかし10分を過ぎたあたりから浦安が攻勢を強めると、攻める浦安と守る湘南の構図で試合が推移して行った。劣勢の時間が長かった湘南だが、浦安の攻撃を凌ぎきると18分に小野のパスを受けた市原が右サイドに流れながら放ったシュートがゴールマスを捉えて先制に成功。そのまま湘南の1点リードで試合を折り返した。迎えた後半は浦安が先手を奪う。27分に左CKの流れからゴール前の小宮山が押し込んで1-1に。しかし湘南もすぐさま反撃に出ると、29分にボラが個人技の突破からゴールを奪い、湘南がまたもリードする。攻め立てる浦安は、34分に田中の縦パスを右サイドで受けた星がヒールでゴール前に流すと、ファーサイドの高橋が押し込んで同点とした。勝ち点3獲得を目指す浦安は残り1分31秒からパワープレーを開始するも決勝ゴールは生まれず、上位対決は勝ち点1を分け合う結果に終わった。

◆北海道(7位)vs府中(9位)
▽北海道セントラルを締めくくるゲームとなった一戦は、序盤から府中のペースで試合が進む。3分にカウンターから三井がゴールを奪い府中が先制すると、7分には山田ラファエルユウゴのゴールでリードを広げた。スピーディーなカウンターを中心に攻め込む北海道だったが、18分に山田、19分にロドリゴ、20分に岡山と立て続けに3失点を喫して0-5で前半を終えた。後半に入ると、5点ビハインドの北海道がペースを握り、積極的にゴールに迫る。しかし、府中の守護神・田中の牙城を崩せない。残り8分半からパワープレーを開始した北海道だったが、32分、37分に小山のパワープレー返しにより失点を喫した。大歓声を受け、意地を見せたい北海道は38分にこぼれ球を拾った水上が一矢報いるも、さらなるゴールは生まれずに試合は終了。府中が7得点を奪い北海道に勝利している。

《順位表》
[第14節 終了時点]
1位 名古屋 勝点33(+26)
2位 大阪 勝点31(+20)
3位 湘南 勝点26(+9)
4位 浦安 勝点26(+1)
5位 大分 勝点19(+8)
6位 町田 勝点17(-5)
7位 北海道 勝点16(-23)
8位 府中 勝点15(+4)
9位 神戸 勝点15(-6)
10位 浜松 勝点3(-34)

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