名古屋の無敗記録がついに途絶える《Fリーグ2013/2014》
2013.09.08 23:43 Sun
▽Fリーグ2013/2014 powers by ウイダーinゼリーの第12節が、7日と8日に各地で行われた。2週間の中断期間を終えて再開したリーグ戦。首位の名古屋は6位の大分をホームに迎えるも逆転負けを喫して国内公式戦の無敗記録は「52」で途絶えた。2位の湘南は、ホームに府中を迎えて敗戦。名古屋との勝ち点差を詰めることはできなかった。3位の大阪は7位北海道に勝利して2位に浮上。4位の浦安もアウェイで浜松に勝利して名古屋を追走している。また、5位の神戸は8位の町田と勝ち点1を分け合った。全5試合の結果は以下の通り。
◆浜松(10位)vs浦安(4位)
▽ホームの浜松は守護神・山本が体調不良により欠場し、赤窄がリーグ初先発を飾った。試合は、浦安が実力の差を見せつけて主導権を握る。すると6分、浜松陣内右で得たFKから完山の浮き球のパスをファーサイドの高橋が胸で押し込んで、浦安が先制する。さらに9分には荒牧のボール奪取から小宮山がフィニッシュで追加点を奪った。対する浜松はセットプレーから曽根田がゴールを奪い、前半を1-2で終えた。後半も浦安のペースで試合が進んでいく。23分には大きなサイドチェンジから小倉がネットを揺らした。さらに32分にはカウンターから深津がゴールを奪い、4点目を奪った。浜松は残り7分から曽根田をGKとしてパワープレーを開始すると35分に田中が1点を返す。しかし、39分には小宮山がこの日2点目のゴールを奪い、試合の大勢は決する。終了前に曽根田のゴールで意地を見せた浜松だったが、3-5で浦安が勝利している。
◆名古屋(1位)vs大分(6位)
▽AFCフットサルクラブ選手権で3位となった名古屋が、ホームに6位の大分を迎えた。試合は、立ち上がりから名古屋が主導権を握る。2分にはCKの流れから渡邉がゴールを決めて先制。さらに6分には白方が古巣からゴールを奪うなど、序盤で2点のリードを奪った。すると8分には新加入のシンビーニャを投入するなど余裕を見せた。ところが15分、カウンターから森村にゴールを許して前半は2-1で終えた。後半は、大分が次々にチャンスを作り出していく。22分に森村がこの日2点目となるゴールを奪うと、25分には仁部屋が豪快なシュートを突き刺して、2-3と大分が逆転に成功する。さらに38分には小曽戸がFKを沈めて名古屋を突き放した。すると名古屋は残り3分からパワープレーを開始。残り55秒で北原がゴールを奪い1点差に詰め寄った名古屋だったが、試合終了間際に中村のパワープレー返しが決まり、試合は終了。名古屋が大分に3-5で敗れ、昨季から続く国内公式戦無敗記録は「52」で途絶えた。
◆神戸(5位)vs町田(8位)
▽大阪市中央体育館で大阪と神戸の共同開催が行われた。第一試合の神戸vs町田は立ち上がりから町田がチャンスを作り出すも決めきることができない。時間の経過とともに神戸が主導権を握ると、16分に稲田のシュートがGKの脇を抜けてネットに収まり、神戸が先制した。しかし、町田も直後森谷のロングシュートが決まって前半は1-1で終えた。迎えた後半も拮抗した展開となり、時間だけが経過して行く。すると36分、神戸は須藤をGKとしてパワープレーを開始し、町田ゴールをこじ開けに行く。それでも町田の守備を崩すことはできずに試合は終了。勝ち点1を分け合う結果となった。
◆大阪(3位)vs北海道(7位)
▽大阪中央体育館で行われた大阪、神戸の共同開催第二試合。立ち上がりからホームの大阪が積極的な攻撃を見せる。すると8分にヴィニシウスの強烈なシュートが決まって、大阪が勢いのままに先制した。さらに19分、瀬戸のキックインを江口がダイレクトで叩き込み、大阪が2点のリードを奪って試合を折り返した。後半も先手を奪ったのは大阪だった。24分に一木が直接FKを叩き込むと、33分には江口がこの日2点目となるゴールを奪い4-0と北海道を突き離す。しかし35分に大阪の林が2枚目のイエローカードで退場すると流れは北海道へ。数的優位となった北海道は、林の退場直後に鈴木のゴールで1点を返すと、1分後には仲村をGKとしてパワープレーを開始。37分に堀米のシュートが決まって2点差に詰め寄った北海道だったが、終了間際にヴィニシウスのゴールが決まり、5-3で試合は終了。勝ち点3を手にした大阪が2位に浮上している。
◆湘南(2位)vs府中(9位)
▽首位名古屋の取りこぼしを突きたい湘南だったが、4分に今井のパスミスから山田ラファエルユウゴにゴールを奪われて、開始早々に失点を喫してしまう。さらに7分にはカウンターから岡山、15分にはCKのこぼれ球を山田、16分にはディフェンスの裏に抜け出された上福元にゴールを奪われて4点のビハインドを負ってしまう。少しでも点差を詰めて試合を折り返した湘南は、前半終了4分前からパワープレーを開始。すると今井がゴールを奪って、湘南が3点差に縮めて前半を終えた。迎えた後半、府中が攻撃の形を作り出してはいたが、ゴールを奪ったのは湘南だった。25分に右サイドでボールを奪った刈込の縦パスを受けた小野が、中央でフリーとなっていたボラにパス。ボラはこれを落ち着いて決めて湘南が2点差に詰め寄った。勢いに乗りたい湘南だったが、27分には山田にハットトリックとなるゴールを奪われてしまう。後がなくなった湘南は32分から前半に引き続きパワープレーを開始する。すると34分に刈込が入れたクロスをファーサイドに詰めていた中村が頭で押し込んで3-5とする。その後、36分に田村にゴールを許した湘南は、20秒後のボラがゴールを決めて追いすがるも、39分に小山のパワープレー返しが決まり点差が広がって試合は終了。打ち合いとなった一戦は、5-3で府中が湘南を下している。なお、この試合では湘南のトップチームに昇格した現役高校生の植松(15)がベンチ入りを果たしたものの、出場機会は訪れなかった。
《順位表》
[第12節 終了時点]
1位 名古屋 勝点29(+24)
2位 大阪 勝点25(+10)
3位 浦安 勝点25(+3)
4位 湘南 勝点22(+9)
5位 大分 勝点16(+7)
6位 神戸 勝点15(0)
7位 町田 勝点13(-8)
8位 北海道 勝点13(-20)
9位 府中 勝点12(+1)
10位 浜松 勝点3(-25)
◆浜松(10位)vs浦安(4位)
▽ホームの浜松は守護神・山本が体調不良により欠場し、赤窄がリーグ初先発を飾った。試合は、浦安が実力の差を見せつけて主導権を握る。すると6分、浜松陣内右で得たFKから完山の浮き球のパスをファーサイドの高橋が胸で押し込んで、浦安が先制する。さらに9分には荒牧のボール奪取から小宮山がフィニッシュで追加点を奪った。対する浜松はセットプレーから曽根田がゴールを奪い、前半を1-2で終えた。後半も浦安のペースで試合が進んでいく。23分には大きなサイドチェンジから小倉がネットを揺らした。さらに32分にはカウンターから深津がゴールを奪い、4点目を奪った。浜松は残り7分から曽根田をGKとしてパワープレーを開始すると35分に田中が1点を返す。しかし、39分には小宮山がこの日2点目のゴールを奪い、試合の大勢は決する。終了前に曽根田のゴールで意地を見せた浜松だったが、3-5で浦安が勝利している。
◆名古屋(1位)vs大分(6位)
▽AFCフットサルクラブ選手権で3位となった名古屋が、ホームに6位の大分を迎えた。試合は、立ち上がりから名古屋が主導権を握る。2分にはCKの流れから渡邉がゴールを決めて先制。さらに6分には白方が古巣からゴールを奪うなど、序盤で2点のリードを奪った。すると8分には新加入のシンビーニャを投入するなど余裕を見せた。ところが15分、カウンターから森村にゴールを許して前半は2-1で終えた。後半は、大分が次々にチャンスを作り出していく。22分に森村がこの日2点目となるゴールを奪うと、25分には仁部屋が豪快なシュートを突き刺して、2-3と大分が逆転に成功する。さらに38分には小曽戸がFKを沈めて名古屋を突き放した。すると名古屋は残り3分からパワープレーを開始。残り55秒で北原がゴールを奪い1点差に詰め寄った名古屋だったが、試合終了間際に中村のパワープレー返しが決まり、試合は終了。名古屋が大分に3-5で敗れ、昨季から続く国内公式戦無敗記録は「52」で途絶えた。
◆神戸(5位)vs町田(8位)
▽大阪市中央体育館で大阪と神戸の共同開催が行われた。第一試合の神戸vs町田は立ち上がりから町田がチャンスを作り出すも決めきることができない。時間の経過とともに神戸が主導権を握ると、16分に稲田のシュートがGKの脇を抜けてネットに収まり、神戸が先制した。しかし、町田も直後森谷のロングシュートが決まって前半は1-1で終えた。迎えた後半も拮抗した展開となり、時間だけが経過して行く。すると36分、神戸は須藤をGKとしてパワープレーを開始し、町田ゴールをこじ開けに行く。それでも町田の守備を崩すことはできずに試合は終了。勝ち点1を分け合う結果となった。
◆大阪(3位)vs北海道(7位)
▽大阪中央体育館で行われた大阪、神戸の共同開催第二試合。立ち上がりからホームの大阪が積極的な攻撃を見せる。すると8分にヴィニシウスの強烈なシュートが決まって、大阪が勢いのままに先制した。さらに19分、瀬戸のキックインを江口がダイレクトで叩き込み、大阪が2点のリードを奪って試合を折り返した。後半も先手を奪ったのは大阪だった。24分に一木が直接FKを叩き込むと、33分には江口がこの日2点目となるゴールを奪い4-0と北海道を突き離す。しかし35分に大阪の林が2枚目のイエローカードで退場すると流れは北海道へ。数的優位となった北海道は、林の退場直後に鈴木のゴールで1点を返すと、1分後には仲村をGKとしてパワープレーを開始。37分に堀米のシュートが決まって2点差に詰め寄った北海道だったが、終了間際にヴィニシウスのゴールが決まり、5-3で試合は終了。勝ち点3を手にした大阪が2位に浮上している。
◆湘南(2位)vs府中(9位)
▽首位名古屋の取りこぼしを突きたい湘南だったが、4分に今井のパスミスから山田ラファエルユウゴにゴールを奪われて、開始早々に失点を喫してしまう。さらに7分にはカウンターから岡山、15分にはCKのこぼれ球を山田、16分にはディフェンスの裏に抜け出された上福元にゴールを奪われて4点のビハインドを負ってしまう。少しでも点差を詰めて試合を折り返した湘南は、前半終了4分前からパワープレーを開始。すると今井がゴールを奪って、湘南が3点差に縮めて前半を終えた。迎えた後半、府中が攻撃の形を作り出してはいたが、ゴールを奪ったのは湘南だった。25分に右サイドでボールを奪った刈込の縦パスを受けた小野が、中央でフリーとなっていたボラにパス。ボラはこれを落ち着いて決めて湘南が2点差に詰め寄った。勢いに乗りたい湘南だったが、27分には山田にハットトリックとなるゴールを奪われてしまう。後がなくなった湘南は32分から前半に引き続きパワープレーを開始する。すると34分に刈込が入れたクロスをファーサイドに詰めていた中村が頭で押し込んで3-5とする。その後、36分に田村にゴールを許した湘南は、20秒後のボラがゴールを決めて追いすがるも、39分に小山のパワープレー返しが決まり点差が広がって試合は終了。打ち合いとなった一戦は、5-3で府中が湘南を下している。なお、この試合では湘南のトップチームに昇格した現役高校生の植松(15)がベンチ入りを果たしたものの、出場機会は訪れなかった。
《順位表》
[第12節 終了時点]
1位 名古屋 勝点29(+24)
2位 大阪 勝点25(+10)
3位 浦安 勝点25(+3)
4位 湘南 勝点22(+9)
5位 大分 勝点16(+7)
6位 神戸 勝点15(0)
7位 町田 勝点13(-8)
8位 北海道 勝点13(-20)
9位 府中 勝点12(+1)
10位 浜松 勝点3(-25)
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