湘南がゴールラッシュで境川決戦を制する!!《Fリーグ2013/2014》

2013.08.04 21:35 Sun
▽Fリーグ2013/2014 powers by ウイダーinゼリーの第10節が2~4日にかけて各地で行われた。首位・名古屋はホームに北海道を迎え、苦戦の末に逆転勝利を収めている。前節、2位に浮上した大阪は浦安との上位対決に破れ3位に後退。4位の湘南は町田との境川決戦で圧勝を収めて2位に浮上した。最下位の浜松と対戦した神戸は逆転勝利を収め。大分も府中に逆転で勝利を飾った。全5試合の結果は以下の通り。

◆府中(8位)vs大分(9位)
▽共に2連敗中と苦しい状況の両チームが第二クール初戦で激突。試合は、ホームの府中がボールを支配し、大分が堅い守備からのカウンターで攻める構図で進んでいく。両チーム共にシュートまではもって行くも、互いの好守もありゴールを奪えずに試合を折り返した。すると21分、府中がカウンターからゴールを奪う。中央の岡山から右の山田ラファエルユウゴへとつなぎ、そのままシュートを放つとこれがネットに突き刺さった。先手を奪われた大分だったが、26分にロドリゴからボールを奪った中村のパスを田村が冷静に押し込んで同点とする。さらにその30秒後には右サイドを突破した神戸の強烈なシュートがGK田中の手を弾きながらネットに収まり、大分が逆転に成功する。追いつきたい府中だったが攻め込みながらもゴールを奪えず、逆に33分には小曽戸とのパス交換から抜け出した中村にゴールを決められて、リードを2点に広げられた。後がなくなった府中は37分から宮田をGKとしてパワープレーを開始。しかし、ゴールを奪うことはできずに試合は1-3で終了。連敗を止めた大分が府中をかわして8位に浮上した。一方の府中は苦しい3連敗となった。

◆大阪(2位)vs浦安(4位)
▽グリーンアリーナ神戸で行なわれた大阪と神戸の共同開催第一試合は、首位・名古屋に離されないためにも勝利が欲しい2位・大阪と4位・浦安が対戦。序盤から主導権を握るホームの大阪は16分に一木のパスを受けた瀬戸が冷静にシュートを決め、大阪が先制して試合を折り返した。迎えた後半は一転して浦安が主導権を握る。すると21分、CKの流れから荒牧のダイレクトシュートがネットに突き刺さって浦安が同点とした。勢いに乗る浦安は、同点から1分後に小宮山のパスを受けた稲葉がゴールを奪い、逆転に成功。36分からは大阪が松宮をGKとしてパワープレーを開始したが、スコアが動くことなく試合は終了。浦安が2-1と逆転勝利し、大阪に勝ち点で並んだ。

◆神戸(7位)vs浜松(10位)
▽グリーンアリーナで行なわれた大阪と神戸の共同開催第二試合は、下位に沈む神戸と浜松が激突。試合は今季2勝目を目指す浜松がアグレッシブな試合への入りを見せる。すると8分、CKから笠井がシュートを沈めて、浜松が勢いのままに先制した。先に得点を許した神戸だったが、12分にエース・原田がゴールを奪って同点とすると、16分には岡崎チアゴがネットを揺らして前半のうちに逆転する。後半も勢いに乗る神戸は、27分に山蔦がインターセプトから持ち上がってゴールを奪い、神戸がリードを2点とする。さらに、30分には江藤が体制を崩しながらもシュートを放ちゴールを奪った。失点を重ねた浜松は30分から曽根田をGKとしてパワープレーを敢行。しかし、34分に清水にダメ押し弾を奪われ、スコアは5-1に。結局試合はそのまま終了し、神戸が逆転勝利を収めた。

◆名古屋(1位)vs北海道(5位)
▽前節、浦安に勝利し首位を快走する名古屋がテバオーシャンアリーナに北海道を迎えた。試合は序盤から激しい打ち合いとなる。10分に仲村のゴールで北海道が先制するも、16分にラファエルサカイ、17分に室田がネットを揺らして名古屋が逆転して試合を折り返す。迎えた後半も22分に吉田がゴールを奪い、北海道が先にスコアを動かした。24分に吉川のゴールで再びリードした名古屋だったが、ここから北海道のゴールラッシュとなる。27分に上貝、29分に穴田、32分に安藤がゴールを重ねて、北海道が逆転しスコアは3-5に。それでも名古屋は、33分に吉川がこの日2点目のゴールで1点差に詰め寄ると、34分には森岡のゴールで同点とした。逃げ切りに失敗した北海道にアクシデントが発生する。39分にキャプテンの高山が2枚目のイエローカードを受けて退場。数的優位に立った名古屋は40分、森岡がこの日2点目のゴールを決めて勝ち越しに成功。そのまま試合は終了し、名古屋が逆転勝利を収めている。

◆湘南(4位)vs町田(6位)
▽今季2度目の“境川決戦"は小田原アリーナで行われた。先手を奪ったのは町田。2分、甲斐のキックインを大地がダイレクトで合わせて先制する。先手を奪われた湘南だったが、7分に刈込が流し込んで同点とすると、10分には内村にもゴールが生まれて逆転に成功。さらに31分には市原がネットを揺らし、湘南が2点リードで前半を終える。後半に入っても湘南の勢いは止まらず。25分にボラが追加点を挙げると、32分には鍛代も続き、スコアを5-1とする。リードを4点に広げられた町田は、ここから滝田をGKに置いてパワープレーを開始。しかし37分に小野[写真]が立て続けに2点を奪うと、40分にも小野が無人のゴールを陥れてハットトリックを達成。さらに、ボラにもゴールを生まれ、結局9-1と大差を付けて湘南が勝利。約1年ぶりのホーム戦白星を逆転勝利で飾り、2位に浮上した。

《順位表》
[第10節 終了時点]
1位 名古屋 勝点26(+25)
2位 湘南 勝点19(+6)
3位 大阪 勝点19(5)
4位 浦安 勝点19(-3)
5位 神戸 勝点14(4)
6位 北海道 勝点12(-6)
7位 町田 勝点12(-6)
8位 大分 勝点10(+3)
9位 府中 勝点9(-1)
10位 浜松 勝点3(-21)

PR

Fリーグ ディビジョン1の関連記事

10日にサッカー元日本代表MF松井大輔(40)とサッカーミャンマー代表GKピエリアン・アウン(26)との契約締結を発表したY.S.C.C.横浜フットサル。クラブは14日、両選手の入団記者会見を行った。 今回、選手ごとに2部制で行われたこの会見。1部ではピエリアン・アウンが登場し、2部で松井がお披露目。今回がプロフ 2021.09.14 20:20 Tue
▽DUARIG Fリーグは17日、元ブラジル代表DFロベルト・カルロス氏(45)の試合出場を発表した。 ▽ロベルト・カルロス氏は、9月7~9日に丸善インテックアリーナ大阪で行われる6クラブの共同開催大阪ラウンド(第12節、第13節)にて、23歳以下の選手で構成されるFリーグ選抜の選手としてヴォスクオーレ仙台戦(9 2018.08.17 15:30 Fri
▽元ブラジル代表DFのロベルト・カルロス氏(45)が日本最高峰のフットサルリーグに降臨する。 ▽DUARIG Fリーグは17日、ロベルト・カルロス氏の試合出場を発表。9月7〜9日に丸善インテックアリーナ大阪で行われる6クラブの共同開催大阪ラウンド(第12節、第13節)にて、23歳以下の選手で構成されるFリーグ選抜 2018.08.17 14:00 Fri
thumb ▽16日に東京・駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場でDUARIG Fリーグ2018/2019が開幕した。 ◆ヴォスクオーレ仙台 vs バサジィ大分 ▽昨シーズン9位で終わった仙台と、最下位と苦しいシーズンを送った大分の一戦。試合は2分、デウソン神戸から加入したFP森洸のゴールで大分が先制する。さらに8分、 2018.06.16 22:31 Sat
▽Fリーグのバサジィ大分は9日、フットサル日本代表FP仁部屋和弘(30)の活動休止を発表した。 ▽クラブの発表によると、休止理由は家庭の事情とのこと。休止期間については未定となっている。 ▽大分県出身の仁部屋は、2006年にバサジィ大分に入団。2008年2月にはフットサル日本代表候補に初選出され、2014年 2018.05.09 23:00 Wed

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly