首位・名古屋が2位の浦安を一蹴!! 関西ダービーを制した大阪が再び2位浮上!《Fリーグ2013/2014》

2013.07.28 23:53 Sun
▽Fリーグ2013/2014 powers by ウイダーinゼリーの第9節が26〜28日にかけて各地で行われた。首位の名古屋は、2位の浦安のホームに乗り込んだ一戦で攻撃陣が爆発。8得点を奪い快勝を収め、首位をキープした。勝ち点で2位の浦安に並んでいた大阪は神戸との関西ダービーに臨み、打ち合いの結果4-6で勝利。浦安を抜いて再び2位に浮上している。4位の湘南は、前節初勝利を挙げた最下位・浜松とアウェイ対戦。かつて指揮を執った小野監督率いる浜松を完封し、3ゴールを奪って勝利した。また、北海道はホームに大分を迎え、1-0で勝利。町田は府中との東京ダービーを制している。全5試合の結果は 以下の通り。

◆北海道(6位)vs大分(9位)
▽最北南端対決となったこの一戦。試合は前半早々、ボール奪取から大分のFPディドゥダがシュートを放ち、大分が先にチャンスを作り出す。その後も攻勢を見せる大分は、ハーフライン付近で中盤を支配していくが、北海道のGK関口が守るゴールを割ることができない。すると12分、北海道のFP堀米が相手DFのマークを背負いながらも、シュートを放ち、先制点を奪う。先にゴールを奪った北海道は勢いに乗りたいところだったが、試合は均衡した展開に。結局1-0で前半を終えた。迎えた後半も、拮抗した展開で進むことになる。開始45秒に北海道が獲得したFKを、FP阿部がシュートに持ち込むが、大分の決死のディフェンスに遭い、追加点を奪えない。対する大分も27分にFP仁部屋、1分後にはFP森村がドリブルで持ち込んでシュートを試みるも、得点を奪えず。ゴールが遠い大分は第2PKという絶好のチャンスを得たものの、これをディドゥダが外してしまい万事休す。残り3分でパワープレーを開始するも、最後までゴールが遠く、北海道が1点を守り切って勝利した。

◆浦安(2位)vs名古屋(1位)
▽勝ち点差4ポイントの上位対決。試合は立ち上がりから名古屋が押し気味に進めていく。すると12分、FP森岡からの縦パスを受けた吉川が右に流れながらGK藤原の体勢を崩させてシュート。これがゴールとなり、名古屋が勢いのままに先制する。さらに14分にはFPペドロコスタが蹴って右CKをファーサイドで待ち構えていたFP渡邉[写真]がダイレクトで叩き込み、前半は名古屋が2点リードして終えた。食らいつきたい浦安だったが、後半は名古屋のゴールラッシュとなってしまう。23分にはFP前鈍内からのパスをゴール前で受けた渡邉が反転シュートを沈める。その20秒後にはFKのトリックプレーから先ほどのゴールをアシストした前鈍内がゴールを奪う。26分には先制点と同様に森岡からのパスをFP吉川が決めてスコアは0-5に。一方の浦安はこの失点後からパワープレーを行うも29分にFP白方と森岡にゴールを許す。試合終了間際の39分には前鈍内がこの日2点目となるゴールを沈めて試合は終了。名古屋が8発快勝を収め、首位で前期の前半戦を終えた。

◆神戸(5位)vs大阪(3位)
▽神戸がホームに大阪を迎えた今季初の関西ダービー。試合は開始早々に大阪がチャンスを迎えるも、GK冨金原の好セーブもあり先制できない。しかし9分、ファーでボールを受けたFP佐藤がゴールを決め、大阪が先制に成功する。対する神戸も、14分にパスをゴール前で受けたFP清水がネットを揺らし同点に追いつく。1-1で迎えた後半も、先にネットを揺らしたのは大阪だった。26分、大阪がFKを得るとFP一木の蹴ったボールが神戸の選手に当たりオウンゴールとなった。再びリードを奪われた神戸だったが直後の27分、FP仁藤がゴールを挙げて神戸がまたしても同点に追いつく。さらに31分、FP江藤のシュートが相手GKを強襲すると、そのこぼれ球を拾ったFP西谷が鋭いシュート決めて逆転に成功。しかし31分に、FPヴィニシウスのシュートがポストに当たって決まると、32分にはキックインから佐藤が決め、大阪がすぐさまで逆転に成功する。さらに33分にはFP松宮も続き、大阪があっというまにスコアを5-3とする。神戸は34分からFP渡井をGKの位置に入れ、パワープレーを敢行。直後の35分には、江藤の豪快なシュートが決まって神戸が1点差に迫るも、40分には神戸のファウルが重なり大阪が第2PKを得る。これを一木が決めて勝負あり。大阪が激闘の“関西ダービー”を制した。

◆浜松(10位)vs湘南(4位)
▽前節初白星を挙げた浜松が湘南を迎えた一戦。序盤は両チーム共に慎重にボールを回す展開に。しかし3分、FP刈込がシュート性のパスを供給すると、走り込んだFP中村がファーポストで合わせ、湘南が先制する。さらに5分、FPボラが右サイドから放ったシュートがポストに当たって跳ね返る。これを拾ったボラが再びシュートを放つと、ボールはファーサイド際に突き刺さり追加点を挙げる。反撃に出たい浜松は、10分にFP曽根田が相手の横パスをPA内で奪うが、GK遠藤との1対1を決められず。11分には、FP向島とのワンツーで抜け出したFP松浦が右からシュートを放つが枠を捉えられない。すると18分、湘南はペナルティエリア正面やや左で得たFKから、FP今井が得意の左足でゴール。湘南は3-0として前半を折り返す。後半は、立ち上がりから湘南がペースを握る。27分、湘南は遠藤からのパスを受けたFP鍛代が、DFとの駆け引きからうまく体を入れて前に突進。フリーのFP金井へラストパスを出すが、惜しくも合わない。浜松は残り6分半から曽根田をGKに据えたパワープレーを敢行。しかし、安全なパス回しに終始し、ゴールを脅かすことができず。そのまま湘南が逃げ切り連敗をストップさせた。

◆町田(8位)vs府中(7位)
▽東京に拠点を置く町田と府中の“東京ダービー”。序盤は互いにチャンスを作り出していくも、徐々にホームの町田が主導権を握っていく。すると13分、府中ディフェンスのギャップを突いてボールを受けたFP金山が鮮やかなループシュートを決めて町田が先制する。さらに18分には、FP出浦がドリブル突破から無人のゴールにシュートを放つ。しかし、ここはFP日永田にボールを掻きだされてしまい追加点を奪えずに試合を折り返した。迎えた後半もオープンな展開となったが、またも町田がスコアを動かす。26分、左CKを獲得した町田はFP甲斐が蹴ったボールにファーサイドの出浦がダイレクトボレーで合わせ、ネットに突き刺しリードを広げた。追いかける府中はFP山田ラファエルユウゴやFPロドリゴの個人技からゴールに迫ったが、GKイゴールを中心とする町田のディフェンスをこじ開けることはできずに試合終了。町田が“東京ダービー”を制して、ホーム初白星を挙げた。

《順位表》
[第9節 終了時点]
1位 名古屋 勝点23(+24)
2位 大阪 勝点19(+6)
3位 湘南 勝点16(-2)
4位 浦安 勝点16(-4)
5位 北海道 勝点13(-11)
6位 町田 勝点12(+2)
7位 神戸 勝点11(0)
8位 府中 勝点9(+1)
9位 大分 勝点7(+1)
10位 浜松 勝点3(-17)

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