浜松が今季初白星!名古屋は唯一のセントラル2連勝!《Fリーグ2013/2014》

2013.07.22 13:48 Mon
▽Fリーグ2013/2014 powers by ウイダーinゼリーの第8節が21日、名古屋セントラルとしてテバオーシャンアリーナで行われた。首位の名古屋は今季好調を維持している湘南と最終試合で対戦。壮絶な打ち合いとなったが、最後は名古屋が地力で勝り4-8で勝利した。また、前日に敗戦した上位の浦安、大阪はそれぞれ大分、府中に勝利。神戸は効果的にゴールを重ね、北海道を4-0で退けている。また、今季未勝利の最下位・浜松は昨季も勝利している町田と対戦。前半は1-1で折り返すも、後半に貴重な追加点を奪い、今季初白星を挙げた。全5試合の結果は 以下の通り。

◆大分(9位) 3-5 浦安(3位)
▽名古屋セントラル2日目の第一試合。前日に湘南に勝利した大分が序盤から試合を動かす。2分、FP仁部屋の仕掛けから最後はFP蒲原が詰めて先制する。優勝争いから脱落しないためにも連敗は避けたい浦安は11分、FP田中の縦パスに反応したFP高橋が飛び出したGKの脇を抜けるシュートを沈め同点に追いつく。勢いに乗った浦安は、13分にFP稲葉のパスをFP鳥丸が合わせて逆転に成功するも、前半終了間際の19分、FPディドゥダにFKを豪快に沈められ同点で試合を折り返す。追いつかれた浦安だったが、25分、稲葉が巧みなドリブル突破からネットを揺らし勝ち越しに成功。さらに31分には、稲葉が自ら得たFKを直接狙うと、高橋に当たり追加点を奪う。反撃したい大分だったが、36分に蒲原が2度目の警告を受けて退場となる。浦安はここで得た第2PKを稲葉が失敗。大分は残り2分でFP小曽戸をGKに置いてパワープレーにでると、直後に仁部屋がミドルシュートを突き刺し1点差に迫る。その後も大分がパワープレーを続けるが、40分、仁部屋のシュートをキャッチしたGK藤原がパントキック。これが無人のゴールに決まりダメ押しとなる。結局浦安が5得点を奪い、大分を退け連敗を免れた。

◆浜松(10位) 2-1 町田(7位)
▽連勝で上位を伺いたい町田と今季未勝利の最下位・浜松の対戦。試合はキックオフ直後に動く。開始8秒、ゴール正面で町田がFKを得ると、これをFP滝田が直接叩き込み先制に成功する。その後も浜松はファウルを重ねてしまい、8分の時点で5ファウルとなってしまう。町田は試合の主導権を終始握るものの、得点を奪うことがなかなかできない。すると16分、浜松が6つ目のファウルを犯し町田が第2PKを獲得。FP横江がゴールを狙うが、GK山本にセーブされてしまう。町田は18分にも第2PKを獲得するが、またしても横江が失敗。すると前半終了1秒前に浜松が第2PKを獲得。これをFP蓮池がしっかり沈め、前半を1-1で終える。後半に入っても試合は町田ペースで進むが、浜松の集中した守備の前にゴールを奪えない。すると27分、CKからFP松本がシュート。これがネットを揺らし、遂に浜松が逆転に成功する。負けられない町田は38分からパワープレーを開始。幾度となく浜松ゴールに襲いかかるも、GK山本を中心とした堅い守備の前に得点は奪えず試合終了。浜松が8試合目にして今季初勝利を挙げた。

◆神戸(8位) 4-0 北海道(5位)
▽勝ち点差2で迎えた両チームの対戦。序盤から互いに激しい攻勢を見せるも、なかなかゴールを奪うことができない。すると6分、北海道が左サイドを崩すと、最後は飛び込んだFP吉田が合わせる。しかし、これはFP江藤が間一髪クリアし、神戸は難を逃れる。北海道のアグレッシブな攻撃の前にチャンスを作れない神戸だったが、11分、FP稲田が左サイドを個人技で突破するとそのままシュート。しかし、GK関口の前にゴールとはならない。前半をスコアレスで終えた両チームだったが、後半も共に攻め合う展開で進む。それでもスコアが動かないこう着状態が続いていたが、26分、遂に均衡が破れる。左サイドでボールを持った稲田が逆サイドへパス。これをFP西谷がダイレクトで折り返すと、走り込んだFP清水が合わせ、神戸が先制する。勢いに乗る神戸は、29分にFP森が巧みなドリブルで相手をかわして追加点。さらに31分には、シュートのこぼれ球を稲田が詰めてリードを3点とする。ゴールが欲しい北海道は36分からパワープレーを開始。しかし、37分には西谷にパワープレー返しからゴールを奪われ万事休す。神戸が北海道相手に完封勝利を収めた。

◆大阪(2位) 1-0 府中(6位)
▽前日に名古屋相手に黒星を喫した大阪が府中と対戦。府中が前日の勢いをこの試合でも見せる。1分、右サイドからFP岡山がシュートを放てば、5分にはFP上福元が積極的にシュートを放つ。対する大阪は、徐々にポゼッションを高めていくと10分、GK宮竹からのロングボールを受けたFP永井が反転シュートを放つも、枠を捉えられない。共に相手ゴールへ迫るものの決定力を欠き、前半を0-0で終える。後半に入ると、すぐさまスコアが動く。22分、ゴール前で混戦となると、最後はFP江口が決めて大阪が先制する。同点に追いつきたい府中は24分にFP山田ラファエルユウゴ、25分に岡山がシュートを放つも、GK宮竹がセーブ。一方の大阪は、27分にFP佐藤、28分にFP本田が決定機を迎えるが、ゴールを挙げることができない。29分には、府中にビッグチャンスが訪れるも、FP宮田が放ったシュートはGK宮竹が顔面ブロック。その後も互いに攻め合ったがスコアは動かず。大阪が1点を守り切り勝利を収めた。

◆湘南(4位) 4-8 名古屋(1位)
▽名古屋セントラルを締めくくる一戦。先手を奪ったのは名古屋だった。8分、FP森岡のパスを受けたFP北原が押し込み先制。さらに12分には、森岡がシュートを叩き込み追加点を奪う。勢いに乗る名古屋は14分にFP室田がPKを沈めリードを3点に広げると、15分にも室田がネットを揺らし湘南を突き放す。意地を見せたい湘南は、16分、18分と立て続けにFPボラがゴールを奪い2点差に詰め寄る。しかし20分、北原がシュートのこぼれ球を自ら押し込み追加点。前半は名古屋の3点リードで終える。後半に入ると最初にスコアを動かしたのは湘南だった。21分、CKからFP安藤がボレーを叩き込み再び2点差に。このまま得点を重ねたい湘南だったが、22分にFP渡邉が豪快にネットを揺らし、名古屋が再びリードを広げる。さらに26分には森岡が強烈なミドルシュートを沈め、スコアは3-7となる。湘南は34分から湘南がパワープレーを開始すると、39分には第2PKのチャンスを得る。しかし、ボラのシュートはGK川原がセーブ。それでも直後にボラがミドルシュートを決めて3点差とする。湘南はその後もパワープレーを続けるが、40分には渡邉にゴールを許しタイムアップ。壮絶な打ち合いは、名古屋に軍配があがり、唯一のセントラル連勝を飾った。

《順位表》
[第8節 終了時点]
1位 名古屋 勝点20(+16)
2位 浦安 勝点16(+4)
3位 大阪 勝点16(+4)
4位 湘南 勝点13(-5)
5位 神戸 勝点11(+2)
6位 北海道 勝点10(-12)
7位 府中 勝点9(+3)
8位 町田 勝点9(0)
9位 大分 勝点7(+2)
10位 浜松 勝点3(-14)

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