湘南がクラブ史上初の単独首位!《Fリーグ2013/2014》

▽Fリーグ2013/2014 powers by ウイダーinゼリーの第3節が21日と23日に行われた。開幕シリーズとなった“代々木セントラル”で5チームが勝ち点4で並んでいたものの、今節は首位タイの町田、3位タイの大阪が白星を飾れず一歩後退した。全5試合の結果は 以下の通り。

◆府中(6位) 0-1 湘南(1位)
唯一の金曜開催となった一戦。台風の影響で開催が危ぶまれたものの、無事に行われた試合は梅雨の蒸し暑さを吹き飛ばすような激しい攻め合いを見せた。互いに積極的にシュートを放って始まった試合は11分、FP中村猛のパスをFP刈込真人[写真左]が府中のギャップを突いてネットを揺らして先制。その後は府中の猛攻を凌いだ湘南が勝利。クラブ史上初の単独首位に立った。

◆北海道(9位) 3-1 大阪(3位)
今季初勝利を目指す北海道がホーム開幕戦に大阪を迎えた一戦。開始4分、FP神敬治のゴールで先制し、試合の主導権を握る。しかし19分、大阪のFP松宮充義にゴールを決められ1-1で前半を終える。後半に入ると、互いに譲らない展開が続きスコアが動かないこう着状態が続くも、今季初白星が欲しいホームの北海道が終盤に勝ち越しゴールを奪う。38分、FP阿部恭也がネットを揺らすと、同38分にFP鈴木裕太郎も続き2点をリード。大阪は最後まで追加点を奪えず、北海道がホームで今季初勝利を飾った。

◆大分(7位) 2-3 名古屋(3位)
今季未勝利の大分がホームに名古屋を迎えた一戦。前節、神戸とのシーソーゲームをドローで終えている名古屋だったが、5分に日本代表FPの北原亘が幸先よく先制点を奪う。このゴールで名古屋が勢いに乗るかと思われたものの、17分に大分が第2PKのチャンスを得ると、FPディドゥダがしっかり沈めて同点に追いつき試合を折り返す。同点で迎えた後半も名古屋が先行。26分にFPラファエルサカイが追加点を奪うと、対する大分も28分に得たPKを日本代表FP仁部屋和弘が決めて再び同点に追いつく。それでも32分、名古屋が勝ち越しに成功。昨シーズンまで大分に所属していたFP白方秀和がネットを揺らす。結局これが決勝点となり、名古屋が勝利を収めた。

◆浦安(5位) 3-2 浜松(10位)
1勝1分で“代々木セントラル”を終えた浦安が、2連敗中の浜松を迎えたこの試合。浦安は7分に日本代表FP星翔太がシュートのこぼれ球を押し込んで先制する。しかし、浜松も17分にFP松本行令がCKから豪快ボレーを叩き込んで同点とする。しかしホームの浦安は18分に日本代表FP稲葉洸太郎が勝ち越しゴール。22分には星がこの試合2点目を決めてリードを2点に広げる。粘る浜松は35分にFP曽根田盛将がネットを揺らし1点差に。しかし、その後はスコアが動かず試合終了。浦安が逃げ切り勝利を収めた。

◆町田(1位) 4-4 神戸(8位)
2試合を終え首位タイに並んだ町田が神戸を迎えた一戦。4分に前線でボールを奪ったFP金山友紀がネットを揺らし先制する。勢いに乗る町田は、18分に自陣で相手からボールを奪ったFP横江怜がドリブル突破からシュート。これが決まり2点のリードを奪って前半を終える。迎えた後半、24分にFP須藤慎一が強烈なミドルシュートを突き刺し神戸が1点差に詰め寄るも、30分にFP大地悟が落ち着いて沈め町田がリードを2点に広げる。しかし神戸はここから反撃を開始。パワープレーを仕掛けると、38分に須藤、39分にはFP渡井博之、そしてFP岡崎チアゴが決めて逆転に成功。この試合初めてリードを許した町田は、残り33秒にFP篠崎隆樹がネットを揺らし同点に。試合はそのまま終了し、終盤に大きく動いた試合は4-4の引き分けに終わった。

《順位表》
[第3節 終了時点]
1位 湘南 勝点7(+3)
2位 名古屋 勝点7(+2)*総得点8
3位 浦安 勝点7(+2)*総得点7
4位 町田 勝点5(+2)
5位 北海道 勝点4(±0)
6位 大阪 勝点4(-1)
7位 府中 勝点3(+1)
8位 神戸 勝点2(-1)*総得点5
9位 大分 勝点1(-2)
10位 浜松 勝点0(-5)
★順位決定方式
1.勝ち点 2.得失点 3.総得点