ライプツィヒが日本人3選手先発のセルティック撃破で初白星! 古橋亨梧が1アシストも最下位転落…《CL》
2022.10.06 03:49 Thu
チャンピオンズリーグ(CL)のグループF第3節、RBライプツィヒvsセルティックが5日にRBアレーナで行われ、ホームのライプツィヒが3-1で勝利した。
ライプツィヒは前節、マルコ・ローゼ新体制となったレアル・マドリー戦を0-2で落とし、グループリーグ連敗に。その後に行われたボルシアMG戦でも大敗を喫したが、インターナショナルマッチウィーク明けのボーフム戦で4-0の快勝を収めバウンスバックに成功。ローゼ監督はその試合と全く同じスタメンを採用した。
一方、セルティックは前節のシャフタール戦を1-1のドローで終え、ここまで1分け1敗の3位に位置。今季グループリーグ初白星を目指したこの一戦では2-1で競り勝ったマザーウェル戦と全く同じスタメンを採用。その試合でいずれもゴールを挙げた古橋亨梧、旗手怜央は前田大然と共にスタメンを飾った。
試合は立ち上がりからホームのライプツィヒが持ち味のダイナミズムを発揮し、キックオフ直後にエンクンクが続けて際どいフィニッシュの場面に絡んでいく。
以降はセルティックがすぐさま押し返して試合は拮抗した展開となるが、早い時間帯にアクシデントが発生。ビルドアップの際に古橋からのプレッシャーを回避し、味方にボールを繋ごうとしたGKグラーチがバランスを崩して右ヒザを負傷。担架に乗せられてピッチを後にした中、代わって31歳GKブラシュヴィッヒがCLデビューを飾ることになった。
一方、VARに救われて失点を免れたセルティックは、日本人トリオが魅せる。24分、右サイド深くに抜け出した前田から高精度のクロスが上がると、ニアに飛び込んだ古橋が頭で合わせる。これが枠の右へ向かうが、GKブラシュヴィッヒの好守に遭う。さらに、26分にはボックス中央で旗手からの鋭い縦パスを受けた古橋が今度は右足を振るが、DFにディフレクトしたボールはわずかに枠の左へ外れ、2度のビッグチャンスをモノにできない。
すると、ピンチの後にはチャンスあり。ライプツィヒは直後の27分にセルティックのセットプレーの流れでマクレガーからシュラーガーがボールを奪って高速カウンターを発動。アンドレ・シウバが左サイドを持ち上がってボックス内に走り込むエンクンクへラストパスを通すと、飛び出したGKを冷静にかわしたフランス代表MFが左足の丁寧なシュートを無人のゴールへ流し込んだ。
ミスから先手を奪われたセルティックは、その失点に絡んだ場面で足を痛めたマクレガーがプレー続行不可能となり、37分にアビルドガールがスクランブル投入され、こちらもキャプテンを失う形に。
前半終盤にかけてもオープンな攻防が続く中、セルティックは42分に左サイド深くでジョタが上げたクロスをゴール前の古橋が頭で合わすが、このシュートはわずかに枠の上に外れる。
互いに決定機の数は同程度もホームチームの1点リードで折り返した試合は、後半いきなり動く。47分、ハーフウェイライン付近でのボール奪取から旗手の縦パスに抜け出した古橋がボックス右でDFを引き付けて左を並走するジョタへプレゼントパス。これをジョタが難なく流し込んだ。
旗手と古橋のお膳立てから後半開始早々に追いついたセルティックだが、以降はホームチームに押し込まれる時間帯が続く。
ライプツィヒはボールの主導権を握って深い位置へ攻め込む中、ショボスライに2度のビッグチャンス。だが、1本目は左ポストに、2本目はゴールネットを揺らしたものの、オフサイドポジションの味方のプレー関与によってゴールが取り消しとなる。
しかし、VARでゴールが取り消された直後の64分にはGKハートのパスミスを高い位置でカットしたショボスライからのラストパスに抜け出したアンドレ・シウバが冷静にGKとの一対一を制して3度目の正直での勝ち越しゴールとした。
これで完全に流れを掴んだホームチームは前がかるセルティックに対して、前半同様に得意のカウンターが嵌る展開になると、77分に決定的な3点目まで奪う。相手陣内左サイドでの繋ぎからエンクンクの浮き球のパスに反応したシマカンがボックス右から丁寧なダイレクトクロスを供給。これをファーでうまく足元に収めたアンドレ・シウバが至近距離からのシュートを冷静に流し込んだ。
後半立ち上がり以降はなかなかチャンスを作れずにいたセルティックは、75分に前田、82分には古橋と旗手をベンチに下げてフォーレストやギアクマキス、マッカーシーといった選手をピッチへ送り込んでいく。
しかし、同じく積極的に交代カードを切ってプレー強度を維持するライプツィヒを相手に4失点目を防ぐのが、精いっぱいという苦しい戦いを強いられた。そして、試合はこのままタイムアップを迎え、今季グループリーグ初白星を挙げたライプツィヒがセルティックを抜き3位浮上で、来週のリターンレグを戦うことになった。
ライプツィヒは前節、マルコ・ローゼ新体制となったレアル・マドリー戦を0-2で落とし、グループリーグ連敗に。その後に行われたボルシアMG戦でも大敗を喫したが、インターナショナルマッチウィーク明けのボーフム戦で4-0の快勝を収めバウンスバックに成功。ローゼ監督はその試合と全く同じスタメンを採用した。
一方、セルティックは前節のシャフタール戦を1-1のドローで終え、ここまで1分け1敗の3位に位置。今季グループリーグ初白星を目指したこの一戦では2-1で競り勝ったマザーウェル戦と全く同じスタメンを採用。その試合でいずれもゴールを挙げた古橋亨梧、旗手怜央は前田大然と共にスタメンを飾った。
以降はセルティックがすぐさま押し返して試合は拮抗した展開となるが、早い時間帯にアクシデントが発生。ビルドアップの際に古橋からのプレッシャーを回避し、味方にボールを繋ごうとしたGKグラーチがバランスを崩して右ヒザを負傷。担架に乗せられてピッチを後にした中、代わって31歳GKブラシュヴィッヒがCLデビューを飾ることになった。
守護神にしてキャプテンの負傷離脱に見舞われたホームチームだが、直後には得意の高速カウンターからシマカンのラストパスに抜け出したエンクンクが絶妙なチップキックでGKとの一対一を制してゴールネットを揺らす。だが、これはVARのレビューの結果、オフサイド判定でゴールは認められず。
一方、VARに救われて失点を免れたセルティックは、日本人トリオが魅せる。24分、右サイド深くに抜け出した前田から高精度のクロスが上がると、ニアに飛び込んだ古橋が頭で合わせる。これが枠の右へ向かうが、GKブラシュヴィッヒの好守に遭う。さらに、26分にはボックス中央で旗手からの鋭い縦パスを受けた古橋が今度は右足を振るが、DFにディフレクトしたボールはわずかに枠の左へ外れ、2度のビッグチャンスをモノにできない。
すると、ピンチの後にはチャンスあり。ライプツィヒは直後の27分にセルティックのセットプレーの流れでマクレガーからシュラーガーがボールを奪って高速カウンターを発動。アンドレ・シウバが左サイドを持ち上がってボックス内に走り込むエンクンクへラストパスを通すと、飛び出したGKを冷静にかわしたフランス代表MFが左足の丁寧なシュートを無人のゴールへ流し込んだ。
ミスから先手を奪われたセルティックは、その失点に絡んだ場面で足を痛めたマクレガーがプレー続行不可能となり、37分にアビルドガールがスクランブル投入され、こちらもキャプテンを失う形に。
前半終盤にかけてもオープンな攻防が続く中、セルティックは42分に左サイド深くでジョタが上げたクロスをゴール前の古橋が頭で合わすが、このシュートはわずかに枠の上に外れる。
互いに決定機の数は同程度もホームチームの1点リードで折り返した試合は、後半いきなり動く。47分、ハーフウェイライン付近でのボール奪取から旗手の縦パスに抜け出した古橋がボックス右でDFを引き付けて左を並走するジョタへプレゼントパス。これをジョタが難なく流し込んだ。
旗手と古橋のお膳立てから後半開始早々に追いついたセルティックだが、以降はホームチームに押し込まれる時間帯が続く。
ライプツィヒはボールの主導権を握って深い位置へ攻め込む中、ショボスライに2度のビッグチャンス。だが、1本目は左ポストに、2本目はゴールネットを揺らしたものの、オフサイドポジションの味方のプレー関与によってゴールが取り消しとなる。
しかし、VARでゴールが取り消された直後の64分にはGKハートのパスミスを高い位置でカットしたショボスライからのラストパスに抜け出したアンドレ・シウバが冷静にGKとの一対一を制して3度目の正直での勝ち越しゴールとした。
これで完全に流れを掴んだホームチームは前がかるセルティックに対して、前半同様に得意のカウンターが嵌る展開になると、77分に決定的な3点目まで奪う。相手陣内左サイドでの繋ぎからエンクンクの浮き球のパスに反応したシマカンがボックス右から丁寧なダイレクトクロスを供給。これをファーでうまく足元に収めたアンドレ・シウバが至近距離からのシュートを冷静に流し込んだ。
後半立ち上がり以降はなかなかチャンスを作れずにいたセルティックは、75分に前田、82分には古橋と旗手をベンチに下げてフォーレストやギアクマキス、マッカーシーといった選手をピッチへ送り込んでいく。
しかし、同じく積極的に交代カードを切ってプレー強度を維持するライプツィヒを相手に4失点目を防ぐのが、精いっぱいという苦しい戦いを強いられた。そして、試合はこのままタイムアップを迎え、今季グループリーグ初白星を挙げたライプツィヒがセルティックを抜き3位浮上で、来週のリターンレグを戦うことになった。
RBライプツィヒの関連記事
UEFAチャンピオンズリーグの関連記事
|
|
RBライプツィヒの人気記事ランキング
1
敗戦翌日にRBライプツィヒがローゼ監督を即時解任…カップ戦優勝などタイトルも今季は現在6位「残りの試合で新たな推進力が必要だと確信」
RBライプツィヒは30日、マルコ・ローゼ監督(48)の解任を発表した。アシスタントコーチなどスタッフ陣も併せて解雇されている。 レッドブル・ザルツブルクやボルシアMG、ドルトムントで指揮をしたローゼ監督は、2022年9月に監督に就任した。 2022-23シーズンの序盤を苦しんだライプツィヒを率いると、再び成功に導くことに。2022-23シーズンはクラブ史上2度目となるDFBポカールを制すると、2023-24シーズンのスーパーカップも制していた。 ただ、3シーズン目を迎えた今シーズンは、ここまでブンデスリーガで27試合を戦い11勝9分け7敗で現在6位。チャンピオンズリーグでもリーグフェーズで1勝7敗と全く結果を残せずに32位で敗退となっていた。 安定した成績を残せないなか、中断前のドルトムント戦では2-0と勝利を収めていたが、29日に行われたボルシアMG戦は1-0で敗戦。クラブは即時解任を決定した。 マネージング・ディレクター(MD)を務めるマルセル・シェーファー氏は今回の決断についてコメントしている。 「我々は長い間、マルコと彼のチームとの連携を信じ、最後まで共に状況を好転させるために全力を尽くしてきた。しかし、現在の状況と結果のなさを考えると、シーズン目標を達成するためには、残りの試合で新たな推進力が必要だと確信している」 「過去2年半、マルコと彼のコーチングチームに、共に成功し、クラブに尽くしてくれたことに感謝したいと思う」 なお、シーズン終了までの指揮については、近日中に発表されるという。 2025.03.30 19:10 Sun2
ライプツィヒがバウムガルトナーを獲得…「タイトルを獲れるクラブに入りたいと思っていた」
RBライプツィヒは23日、ホッフェンハイムからオーストリア代表MFクリストフ・バウムガルトナー(23)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2028年6月30日までの5年となる。 なお、ドイツ『スカイ』などによると、移籍金は総額2700万ユーロ(約41億9000万円)前後となり、同クラブ史上でもトップクラスの獲得金額となったようだ。 去就が不透明なハンガリー代表MFドミニク・ショボスライの後釜候補とも報じられるオーストリア代表MFは、ライプツィヒでの新たな挑戦を心待ちにしている。 「とても興奮しているよ。(ライプツィヒ幹部の)マックス・エバール、ルーヴェン・シュレーダー、フェリックス・クルーガーは、クラブが本当に僕との契約を望んでいることを明らかにしていた。マルコ・ローゼ(監督)とのミーティングでも、RBライプツィヒへの移籍が僕にとって間違いなく正しいステップであることがはっきりした。クラブが提供してくれるチャンスは信じられないほど大きい」 「DFBポカール2連覇を達成したチームが証明しているように、僕はタイトルを獲れるクラブに入りたいと強く思っていた。チャンピオンズリーグでプレーするのも楽しみだね。RBライプツィヒはヨーロッパで最もエキサイティングなクラブのひとつだ。だから、ここでプレーできることが信じられないほど嬉しいし、誇りに思うよ」 2017年夏に母国のザンクト・ポルテンからホッフェンハイムに加入したバウムガルトナーは、2019年5月にファーストチームデビュー。2019-20シーズンから主力に定着すると、ここまで公式戦138試合に出場し、30ゴール22アシストの数字を残している。 今シーズンはチームが残留争いに巻き込まれながらも、ブンデスリーガ33試合に出場し、7ゴール7アシストの見事な数字を残した。 オーストリア代表でも主力を担う180cmの両利きのMFは、ゼロトップ起用を含め、中盤と前線のほぼ全ポジションをカバー。個での突破に加え、オフ・ザ・ボールの動きもスマートで、正確なシュートやパスを含め変幻自在のアタッカーだ。 2023.06.23 18:22 Fri3
バルサ移籍のダニ・オルモの後継者確保! ライプツィヒが19歳のノルウェー代表FWヌサをクラブ・ブルージュから完全移籍で獲得
RBライプツィヒは13日、クラブ・ブルージュのノルウェー代表FWアントニオ・ヌサ(19)を完全移籍で獲得したことを発表した。 契約期間は2029年夏までの5年間。背番号は「7」を着用する。ドイツ『スカイ・スポーツ』によれば、移籍金は2000〜2500万ユーロ(約32億2000万円〜40億2500万円)とのことだ。 ナイジェリアにもルーツを持つヌサは、ノルウェーのスターベクの下部組織で育ち、2021年5月にファーストチームに昇格。2021年8月にクラブ・ブルージュに完全移籍した。 3シーズンを過ごし、公式戦86試合で7ゴール6アシストを記録。右ウイングを主戦場に左サイドでもプレーが可能。今シーズンもすでにジュピラー・プロ・リーグで3試合に出場し1アシストを記録していた。 ダイナミックなプレーとスピード、テクニックに優れ、10番でもウイングでもプレー可能なヌサ。バルセロナへと移籍したスペイン代表MFダニ・オルモの後継者としての大きな期待がかけられている。 2024.08.13 22:35 Tue4
ライプツィヒが19歳の主力、ベルギー代表MFフェルメーレンの完全移籍を発表! アトレティコからの買取義務OP発動
RBライプツィヒは17日、アトレティコ・マドリーからレンタル移籍加入しているベルギー代表MFアーサー・フェルメーレン(19)の完全移籍加入を発表した。 なお、今回は特定の条件を満たしたことにより、レンタル加入時に定められていた買い取り義務オプションが発動。契約期間は2029年6月までとなる。 また、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍金は2000万ユーロ(約32億1000万円)となった。 フェルメーレンは2022-23シーズン途中から母国ベルギーのアントワープでレギュラーに定着。ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)優勝やチャンピオンズリーグ(CL)を経験した。 2024年1月にアトレティコへ完全移籍。しかし、ディエゴ・シメオネ監督からはほとんど起用されず、2024年8月にライプツィヒへ買い取りオプション義務付きのレンタル移籍を果たした。 ドイツでは立ち位置を確保し、ここまでブンデスリーガで15試合1アシストを記録。CLとDFBポカールも含め、公式戦22試合に出場している。 ライプツィヒに完全移籍することとなった19歳MFは、クラブを通じて喜びを語った。 「RBLに長くいられることをとても嬉しく思っている。ライプツィヒに来た初日から居心地の良さを感じていた。選手としての成長という観点では、夏の契約時にクラブが言っていた通りの展開になっている。試合にたくさん出てさらに成長し、ピッチでチームに貢献する機会を得られた」 「RBライプツィヒは大きな可能性を秘めたクラブとして評判が高い。若い選手が最高レベルで実力を証明し、自らの成長における次のステップに進むことができる。一緒に達成したいことがまだたくさんある。今後が本当に楽しみだ!」 2025.01.17 20:48 Fri5
