ファン・ダイク、シーズン打ち切られた古巣のシーズンチケットを購入…最終的には購入できないファンへ

2020.05.17 10:50 Sun
Getty Images
リバプールのオランダ代表DFヴィルヒル・ファン・ダイクが、古巣と古巣サポーターの救済に動いた。

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受け、世界中でサッカー活動が停止に。16日にはヨーロッパ5大リーグで先陣を切って、ブンデスリーガが再開に踏み切った。

一方で、ベルギー、オランダ、フランスではリーグ戦が打ち切りに。政府の大規模イベント開催に対する判断が影響したが、志半ばで今シーズンを終えることとなってしまった。

シーズン打ち切り、再開に関係なく、この新型コロナウイルるの蔓延により、大多数のクラブが財政的な問題を抱えることとなってしまった。
そんな中、ファン・ダイクは自身のツイッター()で古巣であるフローニンヘンを救済するための動きを見せた。

ファン・ダイクはヴィレムⅡの下部組織からフローニンヘンの下部組織へ入団。2011年7月にトップチームへ昇格すると能力の高さを見せつけ2013年7月にセルティックへ移籍。その後サウサンプトンを経て、2018年1月にリバプールへと加入した。
古巣のフローニンヘンはシーズンを途中で打ち切られてしまったが、ファン・ダイクは財政面で助けるために新シーズンに向けたシーズンチケットを購入したとのこと。また、それをサポーターに還元する意思を示した。

「これからのシーズンに向け、4つのシーズンチケット購入した。フローニンヘンの困難な時期に、サポートします。シーズンチケットは、最終的には購入できなかったファンの間で抽選されます」

今や世界最高のセンターバックの1人として数えられるファン・ダイク。古巣へ寄付という形ではなく、シーズンチケットの売り上げを確保するとともに、サポーターへの還元も同時に行う賢いやり方はあっぱれだ。

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