“フランスのメッシ”フェキルがリヨン時代に決めた相手GKの意表を突く一撃【ビューティフル・フリーキック】

2020.09.11 06:00 Fri
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サッカーにおいて、試合を決める大きな要素の一つであるフリーキック(FK)。流れの中ではなく、止まった状態から繰り出されるキックがそのままゴールネットを揺らせば、盛り上がりは一気に最高潮へと達する。この企画『Beautiful Free Kicks』(美しいフリーキック)では、これまでに生まれたFKの数々を紹介していく。

今回は、レアル・ベティスのフランス代表FWナビル・フェキルリヨン時代に決めたフリーキックだ。
◆フェキルがリヨン時代に決めた相手GKの意表を突く一撃

名門リヨンの下部組織で育ったフェキルは、2013年にファーストチームに昇格。その年の8月にプロデビューを飾った。さらに、翌年の4月にプロ初ゴールを決めると、2015年にはリーグ・アン年間最優秀若手賞を受賞。ビッグクラブからの関心もあった中、2019年夏にベティスへと加入している。

テクニックとスピードを兼ね備えたドリブルを一番の得意とするフェキルだが、2018年9月15日に行われたリーグ・アン第5節のカーン戦では、見事なFKも決めている。
ゴールレスで迎えた前半45分、リヨンはゴール正面右の好位置でFKを獲得する。キッカーのフェキルが独特のステップから左足を振り抜くと、壁の外側を通す低弾道のシュートを放った。壁を越えるシュートを予想していたGKは完全に逆を突かれ、全く反応できずにボールはネットを揺らした。

フェキルは2019-20シーズンも公式戦33試合7ゴール7アシストを記録。スペインの地でも結果を残している。

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【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.32“リヨン黄金期”ル・グエンのリヨン、完成形/リヨン[2004-05]

1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.32</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">2004-2005シーズン/リヨン 〜リヨン黄金期〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/2004-05lyon.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:ポール・ル・グエン(40) タイトル実績:リーグ・アン優勝 攻撃力7:★★★★★★★☆☆☆ 守備力8:★★★★★★★★☆☆ タレント7:★★★★★★★☆☆☆ 連係8:★★★★★★★★☆☆ 選手層6:★★★★★★☆☆☆☆ </p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ル・グエンのリヨン、完成形</div> リヨンは2000年代に黄金期を迎えた。2001-02シーズンにリーグ・アン初優勝を飾ると、そこから7連覇という偉業を達成。一気にフランスの強豪へと伸し上がった。とりわけ、7連覇を達成したチームの中で重要な存在となったのが、2002年にクラブの指揮官に就任したル・グエン監督だ。 ル・グエン監督は、2005年にクラブを退団するまでの3シーズンすべてでクラブをフランス王者に導いた。特に、2004-05シーズンは、ル・グエン監督が作り上げてきたチームの集大成と言っていいだろう。 開幕から安定した戦いを続けたリヨンは、第22節でリールに敗れるまで21試合無敗を継続する。第10節で首位に立って以降、ポジションを譲らず。最終的に、2位のリールに勝ち点12もの差をつけてリーグ4連覇を達成した。また、チャンピオンズリーグでも準々決勝に進むなど、欧州にその強さを印象づけることに成功した。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">圧倒的な中盤の構成力</div> 2004-05シーズンのリヨンは、チームの主力選手のほとんどが全盛期と言える状態だった。センターバックのカサーパとクリスは、個々の能力で見ると決してワールドクラスとは言えなかったものの、同じブラジル人同士だけに連携は抜群。徹底したチャレンジ&カバーで、中央ラインを守った。共に25歳のレベイエールとアビダルは豊富な運動量でサイドをアップダウンし、攻守に安定したパフォーマンスを続けた。 当時のリヨンにおける最大のストロングポイントは中盤だった。アンカーのマハマドゥ・ディアッラとセントラルMFのエッシェン、オフェンシブMFのジュニーニョの補完性は完璧。ディアッラは守備に集中し、エッシェンはボックス・トゥ・ボックスで働く。そして、ジュニーニョはショートパスとロングパスでリズムを形成。また、強烈な無回転FKは、相手GKを恐怖に陥れた。 攻撃の中心は、ヴィルトール、マルダ、ゴヴというスピード豊かなアタッカー3選手。センターフォワードでは、20歳のブラジル人FWニウマールも途中出場からしっかりと攻撃を活性化する力を備えていた。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">MFマイケル・エッシェン(22)</span> 10代の頃はサイドバックやセンターバックとしてプレーする機会が多かったが、2003-04シーズンにリヨンへ加入した後、セントラルMFにコンバートされて才能が開花。すぐさまチームの主力となり、2004-05シーズンはリーグ・アンの最優秀選手に選出された。エッシェンのパフォーマンスはすぐに欧州にスカウト陣の目を引き、2005年には3800万ポンドという高額移籍金でチェルシーに移籍。プレミアリーグでも素晴らしい活躍を続け、ワールドクラスのMFとしての地位を確固たるものにした。 2019.04.19 12:00 Fri
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ベンゼマ証言、PSGで飼い殺し状態の“あの選手”は「メッシ級の才能」

▽レアル・マドリーに所属する元フランス代表FWカリム・ベンゼマがパリ・サンジェルマン(PSG)で不遇を味わうあの選手のポテンシャルをバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシに匹敵するレベルと証言した。イギリス『ミラー』が報じた。 ▽あの選手とは、元フランス代表MFハテム・ベン・アルファだ。ベンゼマとベン・アルファは、1987年生まれの同学年で、リヨン下部組織時代から互いを知る仲。共に若くして将来を嘱望されてきたが、ベンゼマがレアル・マドリーで一定の成功を収める傍らで、数クラブを渡り歩くベン・アルファは安定した地位確保には至っていない。 ▽そのベン・アルファはニースでの活躍により、2016年夏にフランスのメガクラブであるPSG移籍のチャンスを手に。しかし、ウナイ・エメリ監督の信頼を勝ち取れず、今シーズンのここまで飼い殺し状態となっている。 ▽フランス『Canal+』でインタビューに応じたベンゼマは、少年時代から知るベン・アルファの才能や現状について、次のように言及した。 「ベン・アルファの才能はメッシ級さ」 「からかっているわけじゃない。彼のPSGで置かれた状況を見ると、心が痛むよ」 2017.11.14 20:15 Tue
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もはや両利き…!C・ロナウドが左足で決めた強烈ロングシュート【インクレディブル・ゴールズ】

サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。 今回はポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがユベントスで決めたゴールだ。 <div id="cws_ad">◆ロナウドが逆足で決めた豪快ロング<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJVbkltc2hnMSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> マンチェスター・ユナイテッドでの大ブレイクを経て、レアル・マドリーで史上最高レベルの選手に登り詰めたC・ロナウド。2018年夏からはユベントスに加入してからも、驚異的なペースで得点を量産している。 利き足の右足に加え、高い跳躍力を活かしたヘディングや利き足に遜色しない左足を持つなど、どのような形でも得点を決める力を持ったC・ロナウドだが、2020年8月7日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16、リヨンとの2ndレグでは逆足で豪快なゴールを決めている。 アウェイの1stレグで0-1と先勝され、2点差以上の勝利が必須となったユベントス。ホームの2ndレグでもリヨンに先制を許しながらC・ロナウドのPKで1-1と同点で前半を折り返した。 すると、勝利にはもう2点必要な場面で迎えた60分、ユベントスは右サイドから攻め上がり、ボックス右手前でC・ロナウドがボールを持つ。細かいタッチでシュートコースを作ったC・ロナウドは左足を一閃。逆足から放たれた強烈なシュートは、ニアポストのゴール右上を打ち抜き、見事なロングシュートが決まった。 これで2-1として2戦合計2-2としたユベントス。しかし反撃もここまでに終わり、アウェイゴール差により、無念の敗退を喫している。 2020.09.28 19:00 Mon

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